SUPER GT 第1戦（開幕戦）岡山 予選

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荒天に翻弄されLEXUS SC430は苦しい予選に。
WedsSport ADVAN SC430 19号車が2列目4番手スタート

　4月6日（土）の予選は、春の強い低気圧の影響を受け、大荒れの天候の下で行われた。
　午後2時から予定されていた予選セッションは、降雨のために10分スタートが順延。先に行われたGT300クラスのQ1でコースアウトやスピンによる赤旗中断が続発し、午後2時15分からの予定だったGT500クラスQ1は、午後3時からと大きく遅れて開始された。
　ヘビーウェットのコンディションながら、前半はコースオフなどもなくセッションは進んでいったが、徐々にコンディションが良くなっていき、各車Q2進出へ向けペースアップ。残り5分となったところで、6番手につけていた石浦宏明がドライブするDENSO KOBELCO SC430 39号車が1コーナーでコースアウト。赤旗中断となり、赤旗の原因を作ったとして39号車は無念のタイム抹消。最後尾スタートとなってしまった。

　残り5分でセッションが再開されると、各車ラストアタックでめまぐるしく順 位が入れ替わる展開に。SC430勢では荒聖治がアタックしたWedsSport ADVAN SC430 19号車が4番手につけたものの、他の車両はタイムを伸ばせず、10番手以降にKeePer TOM'S SC430 37号車、ENEOS SUSTINA SC430 6号車、ZENT CERUMO SC430 38号車、PETRONAS TOM'S SC430 36号車が続くこととなり、5台が無念のQ1敗退。
　その後、天候は更に悪化し、GT500クラスのQ2はキャンセルに。19号車は2列目4番手グリッドから7日（日）の決勝レースをスタートすることとなった。
　残る5台のSC430は後方グリッドからの厳しい戦いとなるが、6日（土）の午前中に行われた公式練習走行では、ウェットコンディションながら38号車と6号車が1-2のタイムをマークするなど速さを見せており、追い上げに期待がかかる。
　GT300クラスでは、Panasonic apr PRIUS GT 31号車が好走を見せたものの、アタックラップ中にコースアウト車両が発生し赤旗が振られてしまうという不運にも見舞われ、惜しくも一つ届かず、上位13台によるQ2進出はならず。14番手グリッドから決勝に挑む。

WedsSport ADVAN SC430 19号車 荒聖治：
悪天候のため、このまま予選を続けるのは危険で、Q2中止は妥当な判断だと思う。Q1は、限られた15分という時間の中で、自分たちで出来る限りのことをやれたと思っている。まだやりたい事はあるが、タイヤのパフォーマンスを引き出すことが出来、グリップも良く素晴らしかった。明日は4番手と良いポジションからスタートできるので、全力を尽くしたい。

WedsSport ADVAN SC430 19号車 アンドレ・クート：
天候が不安定で、自分のセッションは中止となり走ることは出来なかったが、我々にとって4番手というのは良い結果であり、チームが良い仕事をしてくれたおかげだ。明日はタイヤを武器に、レースを戦うのがとても楽しみだ。

SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット 予選結果：GT500

SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット 予選結果：GT300