SUPER GT 第5戦 鈴鹿1000km 予選

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猛暑の鈴鹿で熱い予選アタック合戦が展開
LEXUS SC430勢は3，4，5番手を確保し1000kmレースへ

ZENT CERUMO SC430 38号車 　17日（土）鈴鹿サーキットでSUPER GT第5戦の予選が行われた。好天に恵まれ、朝から30度を越える厳しい暑さとなったこの日、決勝レースのスターティンググリッドを決定する熱い予選アタック合戦が繰り広げられ、LEXUS SC430勢は3−4−5番手グリッドを獲得した。

　予選日ながら多くのモータースポーツファンが集まったこの日、路面温度は50度に達する猛烈な暑さの中で、午後2時より予選Q1がスタート。GT500はQ2へ進出出来る上位8台の座を巡りタイムアタックを繰り広げた。

ENEOS SUSTINA SC430 6号車 　15分間のセッションの前半は各車動きがなく、残り7分ほどになって各車コースイン。終盤、どんどんタイムが塗り替えられ、めまぐるしく順位が入れ替わる中、68kgと重いウェイトハンデを積むDENSO KOBELCO SC430 39号車は最後に逆転を許し、惜しくも10番手で敗退。WedsSport ADVAN SC430 19号車も12番手でQ2進出はならなかった。
　一方で、国本雄資がQ1を担当したENEOS SUSTINA SC430 6号車が、素晴らしい走りを見せ2番手。平手晃平のZENT CERUMO SC430 38号車が3番手、PETRONAS TOM'S SC430 36号車、KeePer TOM'S SC430 37号車のトムス勢が5，6番手でQ2進出を決めた。

　12分間のセッションで争われた予選Q2でも、序盤コースに出る車両はなく、3分ほどが過ぎてから徐々にコースイン。中嶋一貴がアタックを担当した36号車がLEXUS SC430勢最上位となる3番手。立川祐路の38号車が4番手、大嶋和也の6号車が5番手で続き、LEXUS SC430は3，4，5番手グリッドを確保。アンドレア・カルダレッリの37号車は7番手となった。

　GT300クラスでは、Panasonic apr PRIUS GT 31号車が午前中の公式練習走行でトラブルに見舞われたために、予選でのセッティングを詰め切れず、19番手からのスタートとなった。

PETRONAS TOM'S SC430 36号車 中嶋一貴：

PETRONAS TOM'S SC430 36号車の
ジェームス・ロシター、東條力エンジニア、中嶋一貴
決勝はLEXUS勢最上位の3番手スタートとなった 朝の練習走行での出だしはあまり良くなかったため、セットアップを変更した。チームが良い仕事をしてくれたおかげで、セッションの終わりには、ジェームス（ロシター）が乗り良いコンディションに出来た。練習走行で好調に仕上げられたので、予選は特に心配してなかったが、一発で決める事が出来、良い位置につけられたと思う。明日は、ミスなくレースを運べば、結果はついて来るはずだ。

PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ジェームス・ロシター：
朝の走行では、なかなか上位につけることが出来なかったが、最後の調整が上手く行き、それが予選の良い結果に繋がったと思う。自分が担当した予選Q1ではミスをしてしまい、5番手となったが、（中嶋）一貴が素晴らしいアタックで、3番手グリッドを獲得してくれた。明日は、初めての鈴鹿1000kmになるが、長いレースはWECやル・マン24時間レースで慣れているので、全く問題ない。

SUPER GT 第5戦 鈴鹿1000km 予選結果：GT500

SUPER GT 第5戦 鈴鹿1000km 予選結果：GT300