SUPER GT 2014年 第3戦 オートポリス
予選

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オートポリス予選で立川／平手組LEXUS RC Fが3番手グリッドを獲得

5月31日（土）大分県のオートポリスでSUPER GT第3戦の予選が行われ、立川祐路／平手晃平組のZENT CERUMO RC F 1号車がLEXUS RC F勢最高位の3番手グリッド。伊藤大輔／アンドレア・カルダレッリ組のKeePer TOM'S RC F 37号車が5番手につけた。

予選日の31日（土）は好天。サーキット近郊の大分県日田市の市街地はこの日、今年国内最高となる35.1度を記録する暑さとなり、山間部に位置するオートポリスも、気温28度、路面温度38度というコンディションで熱い予選が戦われた。

午後2時からノックアウト方式で行われた予選、GT500クラスのQ1は、セッション後半に入って各車コースイン。全車が本格的なアタックを開始した終盤、残り1分10秒ほどのところで、国本雄資のENEOS SUSTINA RC F 6号車が第14コーナーでコースアウトしタイヤバリアにクラッシュ。赤旗中断となった。
セッションは残り3分で再開となり、全車一発アタック。めまぐるしくタイムが塗り替えられていく展開の中、関口雄飛のアタックするWedsSport ADVAN RC F 19号車がわずかにコースオフ。すぐにコースには復帰したが、この19号車に、同じくアタック中だった平川亮のPETRONAS TOM'S RC F 36号車が引っかかる形となり、共に痛恨のQ1敗退。36号車は11番手、最適なバランスを見出しきれずタイムを伸ばせなかったDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が12番手、19号車が14番手。赤旗中団の原因を作った6号車はタイム抹消により最後尾グリッドが確定した。一方で伊藤の37号車が3番手、平手の1号車が7番手につけ、2台のRC FがQ2進出を果たした。
このQ1で上位13台がこれまでのコースレコードを更新。新生SUPER GT車両の速さを改めて証明することとなった。

Q2も残り6分半を切って全車コースイン。30kgのウェイトハンデを積みながらも懸命な走りを見せた立川が3番手タイムをマーク。カルダレッリの37号車はその後方5番手グリッドから決勝へ臨むこととなった。

ZENT CERUMO RC F 1号車 立川祐路：
朝のフリー走行ではクルマのバランスが悪く、今週は厳しい戦いになるかもしれないと思ったのだが、エンジニアやメカニックが良い仕事をしてくれたおかげで、予選に間に合い、結果的に3番手につけることが出来た。フロントローの2台は速いが。タイヤメーカーも違うし、決勝レースの展開はどうなるかわからない。決勝ではなんとか逆転すべく、チームと共に頑張りたい。

ZENT CERUMO RC F 1号車 平手晃平：
今大会使用するローダウンフォース仕様でのオートポリスは、今朝の走行で初めて走ったのだが、これまでのデータが全く使えず、合わせ込むところから始めた。クルマのバランスが変わり、思い通りに曲がらない車両をセッティングしている間に時間がなくなり、まともに走る前に練習走行が終わってしまった。しかし、練習走行時のデータを見ながら、予選に向けセッティングを変更したことが、功を奏したと思う。アタックしているベストの周に赤旗が出て中断となったが、再開後のアタックでQ2進出を果たせて、自分の仕事はしたと思っている。明日は、前の2台がとても速いが、1台でも食う走りをしたい。

SUPER GT 2014年 第3戦 オートポリス 予選結果：GT500