#120堀内選手が独走で今期初勝利!逆転チャンプへ望みをつなぐ!!
8月2日(土)と3日(日)の両日、関西シリーズ折り返しの第3戦が、それまでの鈴鹿サーキットから岡山国際サーキットに舞台を移して開催された。
初日に行われた予選。開始直前に降り始めた雨で、路面は見る見るうちにウエットコンディションに変化して予選がスタート。先頭でコースインしたシリーズポイントリーダー#108峯選手が、計測開始からトップタイムを記録。その後も自身のタイムを更新してポールポジションを獲得!2位に#33杉山選手、3位に#120堀内選手が続き、トップ3が2分18秒台を記録する結果となった。
翌日行われた決勝レース。好スタートを切ったのは杉山選手。1コーナーまでにトップ峯選手に並ぶもののオーバーテイク(※1)ならず。逆にその隙を突いて2コーナーで堀内選手が2位に浮上する。トップ峯選手が独走する展開かと思われた瞬間、まさかのコースアウト。さらに、スタート時にジャンプスタート(※2)だったことも発覚し、翌周にはドライブスルーペナルティ(※3)を受け、大きく順位を落としてしまう。一方、トップに立った堀内選手は、毎周2位以下を1秒以上引き離す快走をみせる。また、トップから離されてはいるものの2位杉山選手、3位の#888今井選手も安定した走りで周回を重ねる。
レースが進むにつれ雨の量が少なくなり、各車のラップタイムが上がり始めるが、その中でも峯選手が脅威の走りを見せる。毎周ファステストラップを塗り替えながら順位を上げ、ファイナルラップに入るストレートでは3位今井選手の背後につけ、その後オーバーテイク!結局レースは、堀内選手が15秒の大差をつけて優勝!峯選手のシリーズチャンプ獲得に待ったをかけた。2位に杉山選手、3位には峯選手がフィニッシュしてレースを終えた。
※1 オーバーテイク:追い抜く事
※2 ジャンプスタート:フライング
※3 ドライブスルーペナルティ:違反行為により、一旦ピットロードを走らなければならないペナルティ。