Lesson2 ラリーを準備しよう

2015.08.27 TRDラリーチャレンジ2015

ラリーの準備って何をすればいいの?

ラリーに参加したい!そう思っても、「何を準備したらいいのかわからない」そんな人が多いのではないでしょうか?やっぱり最初に気になるのが参戦する車。参戦しようとするラリーと、その中のクラスによって規定があることも知っておかなければなりませんが、「ラリー=四駆」というイメージを持っていませんか?

 

私の参戦車両は四駆なのですが、TRDラリーチャレンジはVitz(FF)やTOYOTA 86(FR)が中心ですし、全日本ラリーにはABARTHやMINIなども活躍しています。PRIUSやAQUAで参戦する人もいて、バリバリの戦闘用マシンをそろえなくても、普段使うクルマをラリーに参戦できるように準備する方法もあるんです。

  • TOYOTA Vitz
    TOYOTA Vitz
  • TOYOTA 86
    TOYOTA 86
  • TOYOTA PRIUS
    TOYOTA PRIUS
  • 私のマシンはこれ! 足立さやか号
    私のマシンはこれ! 足立さやか号
  • 無事にフィニッシュするまでがラリーです。チューニングパーツだけでなく、壊れないための一般整備も重要!
    タイヤのチョイスは重要ですね。路面のコンディションに合わせて最適なタイヤを選びましょう。
  • 消火器や三角表示板など、ラリー中の非常時に必要な部品も車両への搭載が義務付けされています。
    ラリー中の非常時に必要な工具(ジャッキ)なども車両への搭載が義務付けられています。
  • レーシングスーツ、ヘルメット、グローブも準備しましょう。これだけで、気分はもうラリースト!?
    レーシングスーツ、ヘルメット、グローブも準備しましょう。これだけで、気分はもうラリースト!?

安全にラリーを楽しむために必要なもの

ラリーに参加するためには、各イベントごとに定められたレギュレーションに沿った車両作りをしなければなりません。ロールケージの規格やレーシングスーツの素材、非常時のための車載道具など、公道を使って競うラリーは特に安全面が重要視されることとなります。

ラリー参戦の強い味方

何から手を付けたら良いか分からない初めてのラリー参戦。車のチューニング、レーシングスーツやその他の装備品も・・・そんな時に頼りになるのがサポートショップの存在です。参戦するための手続きや車両整備だけでなく、速く走らせるためのアドバイスもしてもらえます。

私を全日本ラリーチャンピオンにしてくれた、クルマづくりのプロ集団 『LUCK』

全日本ラリー選手権で長年活躍する老舗チーム LUCKでは、全日本ラリー選手権の初代チャンピオンである勝田範彦氏をはじめとした、超一流スタッフが相談にのってくれます。
ラリーマシン製作から日頃のメンテナンスまで「なんでもやります」がモットーの頼れるショップ。
全日本チャンピオンを多数抱えるLUCKでは、初心者のエントリーラリーから、最高峰を目指す野望ある方まで、どんな要望にも対応できる懐の深いショップです。
私が初めてLUCKに来たときも、ラリーは好きだったけど参戦の仕方やマシンの作りかたについては初心者でした。
主催モータースポーツクラブ「MASC」への入会を通じて知り合った仲間のみんなが、親身になんでも教えてくれて、いつのまにかラリーストになってたと思うほどです。
初心者でも仲間がいると心強いですよね。

全国にはこんなサポートショップも!気軽に相談してみよう!

スーパーオートバックス富山南店
カー用品はもちろん、車販売、板金、車検、ガソリンスタンド、中古用品販売全てに対応したカーライフタウンです。日本海側最大級のスポーツコーナーは品揃えNO1!!きっと満足していただけます。
ラリー参戦をお考えの方には、練習から参戦までラリー競技に精通したスタッフが親切に対応いたします。参戦に必要なグローブやヘルメット、競技車両の制作までお任せください!
TRD Factory店「ネッツイン倉敷」
スタッフ自身がレースやラリーにも参戦経験がある、ユーザーに近いフレンドリーなお店です。
ラリー参戦を前提とした新車購入・中古車探しはもちろんのこと、パーツ取り付けした状態で納車することも可能です。 設定パーツの少ない車種でも、チューニングのことならば何なりとご相談ください。
経験豊富なスタッフがラリーへの参戦アドバイスまでお引き受けいたします。どうぞ気軽にお立ち寄りください。

お近くのサポートショップを探す >

私のラリー三種の神器

ラリーの準備って本当にたくさんあるのですが、ここでは私がラリーに参戦する時に欠かすことのできない必須アイテム「三種の神器」をご紹介します。
ペースノート、シャープペンシル、ボディーバッグ…なんてことないものに見えるかもしれませんが、このどれもが私にとって大切なんです。皆さんも、自分なりの三種の神器を探してみてくださいね。

  • ペースノートは50種類以上の紙を実際に触って、手に馴染む紙を選びました。
    ペースノートは50種類以上の紙を実際に触って、手に馴染む紙を選びました。私の手にピッタリの小さめサイズや、コイルの部分も強度の高いものをリクエストして、完全オリジナルの私だけのペースノートです。
  • 鉛筆の柔らかい筆感が好きなので、製図用のシャープペンシルをずっと使っています。
    鉛筆の柔らかい筆感が好きなので、製図用のシャープペンシルをずっと使っています。
  • 18歳から使ってるボディバックは、もう身体の一部ですね。たくさんお守りが付いて、まさに神器です。
    18歳から使ってるボディバッグは、もう身体の一部ですね。「2人分のライセンスカード」、「簡易救急セット」、Refuel(リフューエル)で給油する際に必要なので「財布」、他に「あめ」が入っています。必勝お守りもたくさん付いて、まさに神器です。

現地にラリー観戦に行って、
ラリーの空気を感じよう!

それでは実際のラリーの雰囲気を肌で感じに行ってみましょう!なにも全日本選手権に限らなくても、各地でラリーチャレンジや地区戦などが開催されてますので、ぜひ調べて足を運んでみてください。サービスパークで間近にマシンを見るもよし、リエゾンで街中を走る選手に声援を送るもよし。そしてなにより、ギャラリーSSがあるステージで迫力の走りを体感してみてください!一層ラリーにハマること間違いなしです!

それでは実際のラリーの雰囲気を肌で感じに行ってみましょう!なにも全日本選手権に限らなくても、各地でラリーチャレンジや地区戦などが開催されてますので、ぜひ調べて足を運んでみてください。
サービスパークで間近にマシンを見るもよし、リエゾンで街中を走る選手に声援を送るもよし。そしてなにより、ギャラリーSSがあるステージで迫力の走りを体感してみてください!一層ラリーにハマること間違いなしです!

  • 林道のギャラリーSSであれば、コーナーの立ち上がりが見えて、ストレートで自分の横を駆け抜けていく場所がオススメです。ドライバーごとのドライビングスタイルの違いやマシンのスピードを体感できます。でも、くれぐれもエキサイトしすぎて観戦エリアから出ないように気をつけてくださいね!
    林道のギャラリーSSであれば、コーナーの立ち上がりが見えて、ストレートで自分の横を駆け抜けていく場所がオススメです。ドライバーごとのドライビングスタイルの違いやマシンのスピードを体感できます。でも、くれぐれもエキサイトしすぎて観戦エリアから出ないように気をつけてくださいね!
  • リエゾンなら写真を撮って絵になるような場所がオススメです。景色が綺麗な場所…例えば唐津の海とかお城が好きですね。そしてツウな観戦ポイントなのがリフューエル(給油)ポイント。タイヤ交換など、レアな瞬間が見れるかもしれませんよ。リフューエルのポイントは事前に公開されるので、ぜひチェックしてみてください。
    リエゾンなら写真を撮って絵になるような場所がオススメです。景色が綺麗な場所…例えば唐津の海とかお城が好きですね。そしてツウな観戦ポイントなのがリフューエル(給油)ポイント。タイヤ交換など、レアな瞬間が見れるかもしれませんよ。リフューエルのポイントは事前に公開されるので、ぜひチェックしてみてください。

ラリー観戦に「あると便利」な観戦グッズの三種の神器

ギャラリーステージは観戦するためのポイントとして見やすい場所が用意されているのですが、やはり屋外・自然の中ということを忘れてはなりません。快適にラリー観戦するためには自分で環境を整える必要があります。ここでは、観戦時に準備しておくと便利なグッズをご紹介します。
また、お目当ての選手の応援グッズやサイン色紙&サインペンなどを準備しておくと、観戦の楽しみが倍増するかもしれません。私自身、声をかけてもらうと励みになりますし、サービスパークで話しかければ、みんな快く応じてくれますよ。

  • すっと立ちっぱなしの観戦は疲れます。持ち運びも楽な小さな折りたたみ椅子を持って行くのがオススメです。
    すっと立ちっぱなしの観戦は疲れます。持ち運びも楽な小さな折りたたみ椅子を持って行くのがオススメです。
  • 不意の雨に備えて、雨具は必携です。コンパクトに持ち運べて他の人の邪魔にならないカッパが良いでしょう。
    不意の雨に備えて、雨具は必携です。コンパクトに持ち運べて他の人の邪魔にならないカッパが良いでしょう。
  • 長靴
    観戦ポイントまで未舗装の道を歩いて移動することがありますので、雨に強い靴(長靴など)を用意しておきましょう。

足立さやか塾長コラム

ファンの皆さんにありがとう
私がラリーに出会ってから、これまで闘ってこれたのは、たくさんのファンの方に支えてもらったおかげなんだなって実感しています。
リエゾンの途中で私の名前が入ったボードを手に応援されているファンの方がいるのですが、どんな辛い状況になっていても笑顔になることができます。「もっともっと頑張ろう」「もっとみんなにラリーを楽しんでもらおう」って勇気を与えられるんです。実は、その方はたくさんの名前のボードを持っていて、私だけのファンではないですけどね(笑)
でも、「あなたたちが勝つことは私たちの夢でもあるんだから」と、自分たちの夢を重ね合わせてくれた言葉をかけられたときは、思わずジーンと感動しました。
好きな選手を応援してみよう
ラリーでは参加するすべての選手に対して応援してくれるファンの方も多いのですが、やっぱりお目当ての選手がいると楽しいですよね。サービスパークで気軽に声をかければ、みんな快く応じてくれると思います。
顔見知りから、知り合いになって、親近感がわいてくると楽しく応援できるでしょ?
好きになるのは、選手の速さだって、クルマのカラーリングだって、容姿だって、なんだっていいんです。
是非たくさんの方に応援に来てほしいですね。