Vol05:各界のマイスターに極意を学ぶ味を売る~「プロの味」の商品化とコミュニケーション

 日本を代表する食品メーカー、飲料メーカーの日清食品、サントリーからゲストをお招きして、「味づくりの極意」を学ぶ。2008年7月に開催した『第1回味づくり懇談会』では、両社の味づくりの責任者の方に参加いただき、味づくりの難しさや苦労、さらには味づくりの伝承、後継者育成について、トヨタの味づくりのマイスター・成瀬弘さんといっしょに意見交換をおこなった。そこで確認されたことは

  • 味づくりにおいて、機械は人間の感性を超えられない。
  • それぞれの国の文化や風土が味を育てる。味で日本を伝えたい。
  • すり合せの中から後継者は自然に出てくるものである。
  • 味づくりには肌感覚が重要。知識やデータだけでは味はつくれない。

といった内容だった。
 そして、2008年暮れに、レクサス青山のギャラリーを会場に開催した『第2回味づくり懇談会』のテーマは「味を売る」である。プロが作り出す味をいかにして商品化し、さらに、それを消費者にどう伝えていくのかについて、今回も成瀬さんが、下記のメンバーをゲストにお迎えしてディスカッションをおこなった。

味づくり懇談会・参加者一覧

日清食品ホールディングス
株式会社
執行役員広報部長
服部秀樹さん»プロフィールはこちら

日清食品株式会社
取締役マーケティング部長
豊留昭浩さん»プロフィールはこちら

サントリー株式会社
環境部・R&D推進部
部長・シニアスペシャリスト
山田 健さん»プロフィールはこちら

サントリー株式会社
飲料開発設計部長
高橋賢藏さん»プロフィールはこちら

トヨタ自動車株式会社
マスターテストドライバー
成瀬 弘さん»プロフィールはこちら

トヨタ自動車株式会社
レクサス国内営業部 部長
河本二郎さん»プロフィールはこちら

トヨタ自動車株式会社
レクサス営業企画部 部長
大原一夫さん»プロフィールはこちら

[2008年7月 取材]