#881桜谷選手、独走でポールトゥフィニッシュ!
2014年9月13日(土)・14日(日)、5月末の開幕戦から約3ヶ月のインターバルをおいて、秋風を感じる大分県のオートポリスで、スーパーフォーミュラ第5戦の併催レースとして、「GR Netz Cup Vitz Race 西日本シリーズ第2戦」が開催された。
土曜日の予選では、9月とは思えない肌寒い曇り空のもと、15分間の予選タイムアタックがはじまった。
開始早々に、2012年の西日本シリーズチャンピオン#881桜谷選手がトップにたち、#58金谷選手、#6堀川選手がこれに続く。そのまま上位ポジションに変化のないまま、セッションは終盤へ移っていく。
終了間際に#913井上選手が2位へ、#16橋本選手がベストタイムを更新し3位へ、それぞれポジションアップした後に予選が終了。ポールポジションは桜谷選手、2位井上選手、3位橋本選手の予選結果となった。
翌日曜日、晴天の秋空に恵まれ、決勝レースがスタートした。
ポールポジション桜谷選手が、スタートをきっちりと決めると、橋本選手も好スタートで2位へポジションアップ。3位には4位スタートの金谷選手が続く。
オープニングラップはそのまま桜谷選手が制し、トップスリーが安定した走りで周回を重ねていく。
周回ごとに2位との差をジワジワとひろげるトップ桜谷選手に対し、後方では橋本選手、金谷選手、井上選手の2位争いが激しさを増す。
この後、金谷選手が橋本選手の背後に詰め寄り、何度となくポジションアップを狙うも、橋本選手をパスすることがなかなかできない。
この間に桜谷選手は完全な独走態勢となり、2位との差を約7秒と広げ、ポールトゥフィニッシュで第2戦を制した!併せて、ファステストラップもマークするなど完全勝利となった。2位にはポジションを守りきった橋本選手、3位に金谷選手が続いた。
今大会でシリーズ3戦中2戦が終了し、残すは10月の最終戦となった。
ポイントリーダーの橋本選手がそのまま逃げ切るのか?逆転でシリーズを制する選手が現れるのか?
次回シリーズ最終戦は約1ヵ月後に10月のオートポリスで開催。いよいよ西日本シリーズチャンピオンが決定する。