パークレンジャーのランクル70で、元ドライブトレーンのエンジニアとして驚いたのは4WDの使い方、パートタイムなのに舗装路含めずっと4WDに入れっぱなし。そしてフロントとリヤのデフロックは必要ないとの事。実際に聞いてみないと分からない事がここにも。4WDシステムとして何を選択すべきか、熟慮しなければと痛感。

ランクル200で水深600mmの川渡り。(推定速度5km/h) 我々が普段テストで使用している浸水路での水入り試験と似た様な条件での走行となったが全く問題無し。 200系、70ビッグマイナーチェンジ、ハイラックスも開発当時に水入り試験に携わっていただけに誇らしい気持ちになった。

走破最終日。最後に速度無制限区間を走行。LC200でのオーバーテイクやMAX180kphを体験！ この赤土の大地を走れるのも後わずかと思うと、非常にさみしい。

アリススプリングスに無事到着。 このビッグチャレンジの成功にはチームメンバー、支えてくれたスタッフはじめ、関わってくれた全ての方々、そして目的地まで安全に我々を運んでくれた頼もしい相棒トヨタ4×4たちにお礼申し上げます。 『ありがとうございました。』

チェンバーピラーへの道。コルゲーション、轍、クレスト、ビット、あらゆる路面が続く。プラインドコーナー多く、侵入速度を間違うと簡単にリヤがスライドする。自らの感覚を研ぎ澄ましながら慎重に走る必要がある、厳しい道だ。