アリススプリングス ~ キングズ・キャニオン 行程約320km...その約半分がダート路面。先日の、チャンバーピラー ~ アリススプリングスの道程でも感じたが、ダート路面を安心して安全に走るためには、路面外乱に影響されずどっしり、そして真っ直ぐ走る直進性が大切だと身をもって感じました。
朝早くからの撮影。ホテルを出発し、約1時間程度で目的地のマウントコナーに到着。移動中、自転車や牛に遭遇した。制限速度上限の110km/h程度で走行しているが、発見後は瞬時に減速を開始し、後続車にアピール。目線を遠くにそして広く見渡し、ブレーキングイメージを常に持つ事が重要となる。発見の早さが、高Gブレーキングを回避させ、リスクを低減させる。撮影では、先頭車両のドライバーとして対応させて頂き、貴重な良い経験となりました。また、外気温40℃の暑さの中で、撮影スタッフの拘りや大変さが肌で感じられ、プロの仕事ぶりを垣間見る1日となった。達成感を感じられるいい仕事は、いいクルマづくりに直結するに違いない。
サウスオーストラリア州に入ると、急に道路が悪くなった。カントが強くて車両流れを抑えるのに大きめの舵角が必要で、あおりも大きく上下左右に揺すられる。中周波もきつくなったが、高周波入力は若干少ないようにも感じる。 州による道路の個性があるとは聞いていたが、一見良路に見えるサウスオーストラリア州の道は難敵だ。
マーラからクーバーペディへのオフロード 路面には小石の轍ができている箇所やアップダウンが続く区間、グリッドでは車両が少しジャンプしそうになる場面など今日の走行も様々な路面を走行したが、オフロードでの70の良さを実感。 オンロードよりオフロードの方が安心して走行できると感じる程良く感じた。 ランクルの良さが少しずつわかってきた。今後現れるであろう、様々な路面を走行するのが更に楽しみになってきた。
オンロードではステアリングのNの遊びが多く直安がひどい印象だったがアンシールドでは、むしろこれ位がベストマッチ。うまく外乱を吸収し挙動も安定していた。オンロードセッティングでNを詰めてしまうとこういったアンシールドでは逆にチョットした外乱でヨーを発生してしまい発散する恐れがある。 一見ワイルドでトラックっぽいがアンシールドでも乗り心地はよくフラット。サスもしっかりストロークし接地感あり。 ランクル70って良く出来ている。 すごい!今まではステアリングのN付近をもっと詰めるとかの議論をよく耳にしたが、時には遊びが必要という事を今回身を持って学んだ。これもチームメンバー内の操安に詳しい仲間の おかげだ!ありがとう。