地元勢を抑えた完全勝利でポイントもトップに
ポールポジションは#450小野田貴俊選手。そのタイムは1分52秒625で、これは昨年までのコースレコードを上回るタイム。岡山国際サーキットというタイトなコーナーが続く特徴的なコースで、あまり走行経験のない小野田選手が見事にまとめあげた。予選2位、3位には岡山を地元としている#586加納央樹選手と#999森川基雄選手が並び、レースでの追い上げに注目された。予選4位はベテランの#50高島登選手、5位には開幕戦で優勝した#305遠藤浩二選手が入った。
晴天の中スタートしたレースは、小野田選手が上手くリードし、森川選手、加納選手と続く。その森川選手がジャンプスタートと判定されて、トップ争いから脱落。高島選手は1周目の最終コーナーでスピンし、順位を落してしまう。小野田選手は、一時は加納選手に迫られたものの、レース後半でも安定したペースで走り、徐々にリードを拡げていった。結局、一度もトップを譲ることなく、ポール・トゥ・ウィンを決めた。2位には加納選手、3位には#886河村直樹選手が入り、遠藤選手は4位となった。この結果、シリーズポイントは小野田選手がトップとなり、チャレンジプログラムに大きく近づいている。
決勝結果
- Rank
- Driver
- Car name
- Total time
- Gap
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- 1位
- #450 小野田 貴俊
- N東埼玉T埼玉KND2和光86
- 22’54.793
- -
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- 2位
- #586 加納 央樹
- ウィニング制動屋バンキング86
- 22'58.686
- +3.893
-
- 3位
- #886 河村 直樹
- N中京AREA86小牧BS86
- 23'04.959
- +10.166
-
- 4位
- #305 遠藤 浩二
- CGROBOTかえる君BS86
- 23'05.370
- +10.577
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- 5位
- #759 岩本 佳之
- カローラ名古屋86Racing
- 23'10.879
- +16.086
-
- 6位
- #84 橋本 洋平
- カーウォッチ86ポテンザEDΩ
- 23'13.692
- +18.899
Pick up CLUBMANs
地元岡山で活躍するドライバーたちが語る86/BRZレースの楽しみ
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- CarNo.50高島 登 選手予選4位 決勝20位
- 「鈴鹿と岡山と、大阪の自宅から同じくらいの距離で、かなり走っています。86レースはイコールコンディションで楽しいです。スーパー耐久に出してもらえるチャレンジプログラムは嬉しい話しですよね。ぜひプロのドライバーとプロのチームで走ってみたいです」
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- CarNo.586加納 央樹 選手予選2位 決勝2位
- 「岡山は地元です。初年度に最終戦のツインリンクもてぎだけは出たんですが、人気があってと出場しているドライバーの顔ぶれ凄くて、一番出たいレースですね。イコールコンディションで凄いドライバーと勝負できる、日本で唯一といっていいレースですよね」
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- CarNo.886河村 直樹 選手予選7位 決勝3位
- 「岡山はホームコースです。ヴィッツで3度チャンピオンを取りました。86レースはクラブマンシリーズ出ていますが、いい意味で楽しめるレースですね。目を三角にしなくて済みます。目標タイムも手が届きそうなところにありますから、ヤル気に繋がります」
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- CarNo.320篠田 義仁 選手予選14位 決勝8位
- 「86レースは初めての参加です。気軽に和気あいあいと楽しんでいるという雰囲気を感じました。体感することで広がるし、参加することで周囲の人も巻き込んで広がりますね。若い人が参加しやすい雰囲気ですし、ぜひレースに出て体感してもらいたいですね」