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TOYOTA GAZOO Racingのハイラックスは3台が完走
N.アル-アティヤ/M.ボーメル組が総合2位でフィニッシュ
1月15日(金)、全13日間の12ステージ、競技区間4400kmに渡って争われたダカールラリー2021がゴールを迎えました。ヤンブからジェッダへ向かう最後の200kmステージでは、TOYOTA GAZOO Racingのナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組が最後まで首位争いを繰り広げ、ステージ2位、総合でも2位でフィニッシュしました。
ジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ組はステージ中盤でパンクとナビゲーションによりタイムをロスするも、このステージ12を10位でフィニッシュして総合8位に入り、TGRのハイラックスは2台がトップ10フィニッシュ。シャミア・ヴァリアワ/デニス・マーフィ組はこの難しいラリーを総合21位で完走を果たしました。 今大会、アル-アティヤ/ボーメル組はステージ優勝5回、ド・ヴィリエール/ハロ組が1回、そしてプライベーターも含めると、ハイラックスは全12ステージ中8回のステージ優勝を果たし、総合優勝こそ叶わなかったものの、ハイラックスの速さと信頼性を証明して見せました。
今年のダカールラリーは、まずスタート前日の1月2日(土)、初日のスタート順を決定するプロローグランが行われ、アル-アティヤ/ボーメル組がトップタイムをマーク。長いラリーのスタートを先頭で切りました。 アル-アティヤ/ボーメル組は、ステージ1のコースを切り拓く役割となり、ナビゲーションに苦戦するとともにタイヤパンクにも見舞われ、トップから12分34秒遅れの10位と、初日はやや出遅れることとなりました。
しかし、アル-アティヤ/ボーメル組は、本格的な砂丘が舞台となったステージ2からステージ4まで3連続でステージ優勝。総合での首位との差を4分以内にまで縮めて見せました。
ステージ5では、序盤戦パンクなどでタイムを大きく失い、順位を落としていたド・ヴィリエール/ハロ組が本領を発揮しステージ優勝。一方でこのステージ5では、ここまで総合4位と、ルーキーながら好走を見せていたヘンク・ラテガン/ブレット・カミングス組が走行ラインを外し転倒。両クルーは車両から自力で脱出したものの、ラテガンが肩を負傷したためリヤドの病院へと搬送され、無念のリタイアとなりました。
ステージ6では、アル-アティヤ/ボーメル組が3位でフィニッシュし、前半戦を首位と約6分差の総合2位、ド・ヴィリエール/ハロ組が総合9位と、TGRは2台のハイラックスがトップ10で折り返すこととなりました。
リヤドでの中間休息日を経て、後半戦はまず2日連続でテクニカルサポートの受けられないマラソンステージ。このマラソンステージ2日目にアル-アティヤ/ボーメル組が4度目のステージ優勝。このステージ8では、ヴァリアワ/マーフィ組が7位で走り切り、自身初となるトップ10フィニッシュ。2日目の大きなタイムロスで一時は総合45位まで落ちていた総合順位も28位と、トップ30圏内まで戻して見せました。
ステージ9は荒れた路面でのパンクに苦しみ、アル-アティヤ/ボーメル組はステージ2位フィニッシュながら、総合での首位との差は18分へと広がることとなってしまいました。
しかし、アル-アティヤ/ボーメル組は追撃を続け、ステージ11では5度目となるステージ優勝。最後まで逆転を目指しハイラックスと共にプッシュを続け、最終ステージでも2位で僅かに首位との差を詰めましたが、逆転には至らず。総合2位でダカールラリー2021をフィニッシュしました。
ド・ヴィリエール/ハロ組は毎日のようにパンクに見舞われるだけでなく、ドライバーのド・ヴィリエールが首の痛みを訴えるなどのトラブルもありましたが、ベテランらしくタイムロスを最小限に走り続け、総合トップ10圏内をキープし、総合8位でフィニッシュ。 ヴァリアワ/マーフィ組も後半戦はコンスタントにトップ20以内でステージを終えるようになり、徐々にポジションもアップ。総合21位で完走を果たしました。
ダカールラリー2021 最終結果:
総合順位 | ドライバー/コ・ドライバー(車両/チーム) | 首位との差 |
---|---|---|
2位 | #301 ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル (TOYOTA GAZOO Racing) |
13分51秒 |
8位 | #304 ジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ (TOYOTA GAZOO Racing) |
3時間57分39秒 |
21位 | #330 シャミア・ヴァリアワ/デニス・マーフィ (TOYOTA GAZOO Racing) |
8時間42分39秒 |
最終ステージ12終了時のコメント:
チーム代表 グリン・ホール:
初めにレース中の事故により亡くなられたピエール・シェルパン選手のご家族とご友人に、TOYOTA GAZOO Racingを代表してお悔やみを申し上げます。彼の死はレースを戦う全ての競技者が危険と隣り合わせだということを改めて我々に認識させてくれました。が、彼のスピリットはダカールのようなラリーレイドでの戦いと冒険に挑み続ける競技者の中に生き続けていきます。
今年のダカールラリーでは、多くのステージ優勝を獲得することができました。今回成し遂げたこと全てを誇りに思いますし、ナッサーとマシューのファイティングスピリットと粘り強さには、感謝してもしきれません。同様に、ジニエルとアレックス、シャミアとデニスも決して諦めることなく、タフなハイラックスと共に限界まで戦い続けてくれました。残念ながら勝利には届きませんでしたが、我々は最後まで勇敢に戦い続けましたし、彼らを本当に誇らしく思います。
ナッサー・アル-アティヤ(No.301): ハイラックスと共に、4輪駆動車での最高位でフィニッシュできたのは素晴らしい結果です。これはハードワークを続けてくれたTOYOTA GAZOO Racingチーム全員の努力の賜物で、彼らを誇りに思うと共に、とても感謝しています。
ジニエル・ド・ヴィリエール(No.304): ダカールラリー2021は我々にとっては残念な結果となりました。本大会では、スタートからなかなか思うように行きませんでした。我々は最終日の今日の1回含め、合計24回のパンクに見舞われ、ナビゲーションでも何度か問題を抱えました。また、あるときはドライブシャフトの破損にも見舞われ、大きくタイムを失いました。とても厳しいラリーでしたが、ダカールラリーを最後まで走り切れたのは良かったと思います。我々は決して諦めず、ハイラックスという素晴らしい車両で最後まで戦い続けました。ナッサーがステージ5勝、我々が1勝を挙げたことでハイラックスの強さを証明できたと思います。ステファン(ペテランセル)が通算14度目、4輪部門8度目のダカールラリー勝利という驚くべき記録を成し遂げたことを祝福します。来年再び戦うために我々は帰ってきます。
シャミア・ヴァリアワ(No.330): まだまだ経験が足りませんでした。12日間を振り返ると、浮き沈みの激しい戦いでした。スタートで問題を抱えましたが、その後はプッシュを続けました。最終ステージでもパンクに見舞われましたが、なんとか完走することができました。私自身にとって2度目のダカールを完走できたことはとても嬉しいですし、TOYOTA GAZOO Racingの一員としてそれを成し遂げられたのはさらに素晴らしいことだと思っています。
トヨタ⾞体、ダカールラリー2021 サウジアラビア⼤会
チーム史上初の市販⾞部門8連覇達成︕
~ランドクルーザーシリーズ70周年の年に、市販車部門8連覇に挑む~
トヨタ⾞体株式会社(本社:愛知県刈⾕市 代表取締役・社⻑︓増井 敬⼆)のラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(以下、TLC)は、2021年1⽉3⽇から1⽉15⽇(現地時間)に、サウジアラビアを舞台に開催された『ダカールラリー2021 サウジアラビア』において、市販⾞部門で優勝いたしました。今⼤会は、当社社員の三浦 昂をエースドライバーに、ナビゲーターにはコンビを組んで6年目となるローラン・リシトロイシターを継続起⽤し1号⾞(ゼッケンNo.340)で参戦。2号⾞にはダカールラリーでの豊富な経験を持ち、市販⾞部門初参戦のロナルド・バソ/ジャン・ミッシェル・ポラトを新たに迎えて参戦しました。TLCの2台は市販⾞部門において、1号⾞(ゼッケンNo.340)が優勝、2号⾞(ゼッケンNo.345)が準優勝となり、市販⾞部門ワン・ツーフィニッシュでチーム史上初の8連覇を達成いたしました。これにより、TLC の通算優勝回数は21回となりました。
【今⼤会の結果】
【今⼤会のルート】
今回の⼤会は、前回⼤会に続き中東のサウジアラビア王国で、新型コロナウイルス感染拡⼤対策を講じた上で開催されました。前回⼤会から刷新されたコースは、標⾼1000m以上の⼭間地や、渓⾕、砂丘越えなど変化に富んでおり、複数の⾞両が転倒やパンクに⾒舞われました。また、砂埃がひどく視界が悪い中、ポイントを迷いそうになるなどナビゲーションも難しく、気が抜けないルートでした。
ポディウムに上がった三浦/ローランとチームメンバー
【TLC の戦況】
TLC は、市販⾞部門1、2位を維持し順調なスタートを切りました。第2ステージでは、2 号⾞が砂丘を越える途中、バランスを崩して転倒。幸い一回転してタイヤを下にした状態で止まり、ドライバー・ナビともにケガもなく、⾞体のダメージも小さく済みました。非常に難易度が⾼いと言われていたステージ5の序盤では、1号⾞が岩場で前輪を当てパワーステアリングが効かない状態となり、残り約420kmをステアリングが重たい状態での⾛⾏を余儀なくされました。ステアリングが切れないことによるパンクやタイヤのリム落ち(空気圧を下げたタイヤがホイールリムから外れること)に⾒舞われましたが、幸い2号⾞が後から追いつきスペアタイアを提供したり、スタックの際にはお互いにけん引するなど2台で協⼒して無事ゴールをすることができました。
中間⽇には、メカニック陣が1⽇半かけて⼊念に、小さな不具合も⾒逃すことなく、点検整備を⾏いました。後半戦の2⽇間(ステージ7、8)は、メカニックのサポート無しで⾛るマラソンステージ。草の茂った丘陵と岩場の台地が舞台で2台ともタイヤ2本をパンクし、スペアタイヤは残り1本で最悪の場合リタイヤという状況になりましたが、マラソンステージ2⽇目を細心の注意を払って⾛⾏し、無事にビバークまで到着しました。第9ステージでは、標⾼0mから1200mまで駆け上がるコースで、道が狭くて深い轍が避けられないなど市販⾞には厳しい場所があり、我慢のステージとなりました。第10ステージでは、トラックに接触されるアクシデンドがあったものの損傷は軽微で済み、第11、12ステージは、⼭間地や草の茂った丘陵といった難所を悪天候や砂埃に苦しみながらも、ほぼノーミスで⾛⾏。例年よりハードで難しい全ルートを2台揃って完⾛し、無事ゴールをしました。
ランドクルーザー誕生70周年の節目の年に、ダカールラリー市販⾞部門で8 連覇を達成することができました。
ゴールを喜ぶ チームメンバー
コメント
◆トヨタ⾞体 代表取締役・社⻑ 増井 敬二:
新型コロナウイルス感染拡⼤で多くの⼤会、イベントが中止になる中、ダカールラリー2021年⼤会を安全に開催していただいた⼤会関係者の皆さまに感謝を申し上げます。
そして、ランドクルーザー誕生70周年を迎える2021年のはじめに、市販⾞部門8連覇達成という明るいニュースをお届けすることができ、⼤変うれしく思います。チームメンバーの頑張りは言うまでもなく、パートナー企業の皆さま、地域の皆さま、ファンの皆さま、ランドクルーザーに関わる全ての皆さまと一緒に勝ち取った8連覇だと思います。
“もっといいランドクルーザー”づくりに終わりはありません。TLCは、これからもランドクルーザーを鍛えるために、ダカールラリーに挑戦し続けてまいりますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
◆チーム代表 杉浦 一成 ((株)エル・エス・コーポレーション 代表取締役社⻑):
昨年は、チーム悲願の7連覇を成し遂げ、そして、今年は8連覇という新たな冒険の始まりとなりました。この結果は、ランドクルーザーの⾼いポテンシャル、TLCメンバーのチームワーク、そしてTLCを応援してくださる全ての皆さまの熱い思いによって成し遂げられたものだと思います。皆さんと一緒にこの喜びを共有できれば⼤変嬉しく思います。
コロナ禍での開催となり、TLCのメンバーは⼤会レギュレーション以上の対策を⾏いながら、1人も体調を崩すことなく無事に⼤会を終了でき、安堵しています。また、今回エースドライバーに起⽤した三浦とナビゲーターのローランがしっかりと役割を果たしてくれたこと、新メンバーのバソ/ポラトがチームの一員として三浦をサポートしながら、結果を出してくれたこと、そして、メカニックたちの妥協しない完璧な整備。本当に年々いいチームに育ってきているように思います。TLCの挑戦はこれからも続きますので、今後ともご声援をよろしくお願いいたします。
◆チーム監督 角谷 裕司 (トヨタ⾞体 総務部広報室所属社員): 今年は、新型コロナウイルス感染が拡⼤する中での⼤会で、TLCメンバーを1人も感染させることなく無事に全⽇程を終えることができ、まずはホっとしています。昨年1年間はコロナ禍で、自分たちでできることはやってきましたが、海外テストも例年どおり⾏えず、スタートまでは正直不安でした。しかし、チーム全員が「何がなんでも8連覇するんだ」と強く思い、あきらめず、各々が役割を全うしたからこそ、8連覇を達成することができました。改めてチームで戦うということの良さと、TLCのチーム⼒を感じることができました。期間中、⽇本からのたくさんの応援メッセージをいただきましたし、現地でもランクルファンのみなさんに声をかけていただきました。本当にありがとうございました。引き続きご声援よろしくお願いいたします。
◆1号⾞(ゼッケンNo.340)ドライバー 三浦 昂 (トヨタ⾞体 総務部広報室所属社員):
自分自身、13回のダカールラリー人生で一番うれしい優勝です。最⾼の気分です。今回は、毎⽇ポジティブな気持ちを保ち、良い意味で⾛ることを楽しめました。チームメンバー、パートナー企業の皆さま、地域、ファンの皆さま、あたたかいご声援本当にありがとうございました。
コロナ禍でランクルに乗る実践の機会は例年に比べて減りましたが、歴史あるTLCのエースドライバーとして恥ずかしい結果は出したくない。常に”勝つ”ことを意識し、地道に取り組んできました。
前半にパワステが使えなくなり、残り400km以上パワステ無しで⾛⾏したときも、不思議ともうダメだと思いませんでした。そのときにできた手の豆は僕にとっては勲章です。そして、必ず帰ってこられるランドクルーザーに携わるすべての方に感謝申し上げます。すばらしいクルマをありがとうございます。この結果を来年も継続できるよう、また一つひとつ積み重ねていきますので、応援よろしくお願いします。
◆1号⾞(ゼッケンNo.340)ナビゲーター ローラン・リシトロイシター: アキラとコンビを組んで6年目、2回目の優勝になりますが、2台そろってポディウムに上がることができ、チームも8連覇できたので今までで一番うれしいです。今回からロードブックが当⽇のスタート15分前に渡され、ナビとしての⼒量が試される⼤会でした。コースに出ると埃がすごく、前が⾒えない時もあったり、砂丘、岩場、⼭間部などバラエティに富んでおり、今年のコースの難しさを実感しましたが、終始落ち着いてできたと思います。トラブルがあっても気持ちを切り替えて⾛⾏することができました。毎年、メカニック陣の技術⼒も上がっており、安心して乗ることができました。チーム全員が1つの目標に向かって頑張るTLCは本当に素晴らしいチームです。応援ありがとうございました。
◆12号⾞(ゼッケンNo.345)ドライバー ロナルド・バソ: 市販⾞部門8連覇に貢献でき、とてもうれしいです。市販⾞部門で参戦するのは初めてですが、ランドクルーザーのタフさ、強靭さ、すばらしさを感じずにはいられませんでした。このクルマだからこそ市販⾞部門で戦えるんだと思いました。最初は、ランドクルーザーに合った⾛り方ができませんでしたが、⽇に⽇に順応できたように思います。途中、転倒などのトラブルもありましたが、アキラたちとサポートし合いながらゴールをすることができましたし、ビバークではメカニック陣による夜を徹しての整備のおかげで無事に完⾛することができました。次回は優勝目指して頑張りたいです。応援していただいた皆さまに感謝を申し上げます。
◆2号⾞(ゼッケンNo.345)ナビゲーター ジャン・ミッシェル・ポラト: 20年以上ダカールラリーに出場していますが、今回が初めて市販⾞部門での参戦でした。市販⾞部門8連覇に貢献することができて、とてもうれしいです。砂丘や砂地では巻き上がる埃に視界に奪われ、ナビゲーションが難しい局面もありましたし、岩盤路ではクルマへのダメージを抑えることが必要で、とても難易度の⾼い⼤会でした。TLCは、⾛⾏中でも2台でサポートし合ったり、ビバークではメカニックも協⼒し合うなど、他のチームには無い団結⼒があり、とてもいいチームだと思いました。多くの人がランドクルーザーファンであることや、多くの人が応援してくれるのも納得できます。これからも応援をよろしくお願いいたします。
◆日本人メカニック 岩浅 龍⽮(福岡トヨタ⾃動⾞): ワン・ツーフィニッシュで8連覇達成できとてもうれしく思います。6連覇、7連覇と経験してきましたが今年の優勝はまた格別でした。今回、過去に誰も経験していない3回目のダカールラリーメカニックのチャンスをいただけたときは、本当にうれしかったです。このチャンスを絶対に無駄にしてはいけないと、新人の時のように気を引き締めてサウジアラビアに⼊りました。フランス人メカニックと連携しながらの整備や、夜を徹しての整備など、思いっきり仕事ができました。また、様々な経験を積むことができました。ダカールラリー特有の緊張感も楽しめたように思います。⽇本からの熱い声援ありがとうございました。
◆日本人メカニック 中武 佑太(福岡トヨタ⾃動⾞): 優勝した340号⾞に関われ、チーム史上初の8連覇に貢献することができ、とてもうれしいです。今回は、コロナ感染拡⼤の影響で、本番前にランドクルーザーに触れる機会は前回⼤会よりも減っていましたが、自分自身も2年目のダカールラリーなので、とにかくできる限りの⼒を出し切るんだとの思いで臨みました。幸いにも致命的な⼤きなトラブルも無かったため、気持ち的にも落ち着いて余裕をもって整備をすることができましたし、フランス人メカニックともコミュニケーションを図りながら、色々と勉強することができました。応援してくださった全ての皆さま、職場の皆さん本当にありがとうございました。