
GR Supra GT Cupドライバーも参戦!!
FIA GTチャンピオンシップ2019の世界一が決まる!!
世界で約700万人がプレイしているPlayStation®4*(以下、PS4®)用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」。メインとなる「スポーツモード」ではオンラインレースが日夜展開され、FIA(国際自動車連盟)認定のオンライン選手権「FIA
GT チャンピオンシップ」が開催されている。
国・地域で競う個人戦の「ネイションズカップ」、各プレイヤーがグランツーリスモSPORT内で特定の自動車メーカーとドライバー契約を結んでメーカーの看板を背負って戦う「マニュファクチャラーシリーズ」。
特にその中で速さとスポーツマンシップに優れたドライバーは、「スタープレイヤー」の認定を受け、更にそのスタープレイヤーの一握りが世界の各都市で開催されるオフライン大会「ワールドツアー」に参加できる。
2019年11月18日(月)現在、今シーズンは11月23日(土)-24(日)のワールドツアーファイナルのモナコを残すのみ。
いよいよ、今シーズンの世界最速ドライバーとマニュファクチャラーが決定する。
そんなファイナルを前にここまでのワールドツアー全5戦を振り返ってみたい。
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國分諒汰選手が日本人初のネイションズカップの勝者となった第5戦
2019シーズンのワールドツアーは、3月のパリから始まった。
国・地域で競う個人戦であるネイションズカップは昨シーズンのワールドファイナルの成績に基づいて13カ国24名が参加。
開幕戦は3月16日(土)- 17日(日)にパリにて開催された。ヨーロッパ王者のドイツ代表ミカエル ヒザル選手を退いて南米チリ代表のニコラス ルビラー選手が優勝した。
第2戦は6月21日(金)- 22日(土)、モータースポーツの聖地であるドイツ・ニュルブルクリンク。ここで勝利を収めたのは、現役F2ドライバーでもあるブラジル代表のイゴール フラガ選手。
第3戦アメリカ・ニューヨークは8月24日(土)- 25日(日)。前戦の勝者であるイゴール選手が接触によるペナルティを負うものの連勝を飾った。
第4戦は9月13日(金)- 14日(土)にオーストリア・レッドブルハンガー7で開催された。ミカエル ヒザル選手が念願のシーズン初勝利。同時にワールドファイナルの出場権を得た。
そしていよいよの第5戦は10月26日(土)- 27日(日)の日程で東京にて開催。東京モーターショー内での実施となり、多くの観客が見守るなか、地元日本の國分諒汰選手が日本人初のネイションズカップの勝者となった。
ワールドファイナルを前にワールドツアー全5戦のネイションズカップを振り返ると、速さが際立ったのはイゴール選手とヒザル選手の2人。共に各地域のトップドライバーだけに非常に高いレベルでの走りが結果につながった。ワールドファイナルでもこの2人から目が離せないのは間違いない。
第5戦東京、ポルシェが見事なレース戦略でトヨタを逆転、念願の今シーズン初勝利を獲得
自動車メーカー同士の戦いであるマニュファクチャラーシリーズは、ネイションズカップが国・地域で競う個人戦であるのに対して、3名一組のチームでステアリングを託しあう戦い。チームワークやチーム戦略が勝利への鍵となる。
開幕戦のパリでは日本人の今井慶春選手も所属するアストンマーチンが制した。
続くニュルブルクリンクでは日本トップドライバー・山中智瑛選手が所属するトヨタが地元メルセデス・ベンツを僅差で下し勝利。
第3戦ニューヨークでは、前戦で惜しくも勝利を逃したメルセデス・ベンツが見事優勝。2位には開幕戦勝者のアストンマーチンが入賞した。
第4戦レッドブルハンガー7でもメルセデス・ベンツが勢いそのままに連覇。2位にはポルシェ、3位には山中選手率いるトヨタが入賞。
第5戦東京では、前戦2位だったポルシェが見事なレース戦略で、最終ラップにそれまでトップを走っていたトヨタを逆転、念願の今シーズン初勝利を飾った。
マニュファクチャラーズでは昨年王者のレクサスが予想外の大苦戦が印象的な2019シーズン。2勝のメルセデス・ベンツは、優勝を逃しても常に上位入賞を果たしている安定感。これに対抗できるのは、ポルシェそしてトヨタ。マニュファクチャラーはチームの結束力が勝敗の鍵となる。

TOYOTA GAZOO Racing注目選手はマニュファクチャラーシリーズのこの6名!!
ワールドツアー第5戦東京は、会期中約130万人(主催者発表)が来場した第46回
東京モーターショーの中で開催、大変多くの来場者がe-Motorsports観戦、レース展開に歓声をあげた。
またワールドツアーと併催という形でトヨタの最新スポーツカー「GRスープラ」のワンメイクe-Motorsportsである「GR
Supra GT Cup」の決勝大会も行われた。
ここで紹介したトップドライバー達の中にも今シーズンの「GR Supra GT
Cup」を戦い、決勝大会出場を果たした選手も多く、初代王者にはミカエル ヒザル選手が輝いた。
そして、グランツーリスモSPORTのFIA認定のオンライン選手権「FIA GT
チャンピオンシップ」の締めくくりとなるワールドファイナル モナコ。
ネイションズ、マニュファクチャラー共に今シーズンの集大成となる高度なバトルが繰り広げられること必至だ。
ぜひ、今シーズン最後のe-Motorsportsイベント、ワールドファイナル モナコにご注目いただきたい。
さて、ここでTOYOTA GAZOO
Racingが注目するドライバー達を、ほんの一部であるが、マニュファクチャラーシリーズから紹介させていただきたい。
まずはチーム・トヨタの山中智瑛選手、ライアン デルッシュ選手、イゴール フラガ選手。
山中選手は、ご存知の方も多いと思うがワールドツアー級のトップドライバーの中でも実力派。
「GR Supra GT Cup」では残念ながら準決勝敗退となってしまったが、そのスピードは世界でも1、2を争う。
ライアン
デルッシュ選手は、フランス出身のドライバー。ミスのない堅実な走りでトヨタの勝利への道を支えるトップドライバーだ。ネイションズでも上位入賞を重ねている。
そしてブラジル出身のイゴール
フラガ選手。実は生まれ故郷は、日本の石川県。12歳まで日本で生活しており、さらにF2選手権の現役リアルレーサーでもある。
チーム・トヨタは、リアルレースでの実力も兼ね備えた実力で、ワールドファイナル戦での勝利に最も近いチームと言えるかもしれない。


- TOYOTA
-
アジア
- 日本
- 山中 智瑛
- Tomoaki Yamanaka
- yamado_racing38
-
戦歴:FIA GT チャンピオンシップ 2018 ワールドファイナル ネイションズカップ4位/マニュファクチャラーシリーズ(トヨタ)2位


- TOYOTA
-
欧州・中東・アフリカ
- フランス
- ライアン・デルッシュ
- Rayan Derrouiche
- RC_Miura
-
戦歴:FIA GT チャンピオンシップ 2018 ワールドファイナル マニュファクチャラーシリーズ(トヨタ)2位


- TOYOTA
-
中南米
- ブラジル
- イゴール・フラガ
- Igor Fraga
- IOF_RACING17
-
戦歴:FIA GT チャンピオンシップ 2018 ワールドファイナル ネイションズカップ優勝
さらに注目はチーム・レクサス。トヨタの高級ブランド「レクサス」のままに、グランツーリスモでもその上品さと速さを兼ね添えたクルマが数々収録されている。
SUPER GTや世界中のGTレースで活躍中のRC F
GT3も勿論収録されており、昨年はマニュファクチャラーシリーズを制覇している。
そんなレクサスにとっての「FIA GT
チャンピオンシップ」2019シーズンのマニュファクチャラーシリーズは第3戦ニューヨークでの3位が最高位。
ワールドファイナルでは今までの鬱憤を爆発させて勝利に突き進んで欲しいところだ。
モナコでのチーム・レクサスのドライバーは、アドリアーノ カラッツァ選手、アンドリュー
ブルックス選手、バティスビューボア選手。
カラッツア選手は、イゴール選手と同じブラジルのドライバー、直前に行われたワールドツアー第5戦
東京ラウンドでのネイションズカップにも出場している。
決勝レースでは東京ラウンド優勝の國分選手と壮絶なデッドヒートを繰り広げ、最終ラップまで國分選手の勝利を脅かした名選手でもある。
カナダ出身のブルックス選手は、ネイションズカップでも常連の選手で北米地域のトップドライバーの一人として数えられる。
デルッシュ選手と同じフランス出身のビューボア選手。ワールドツアー第5戦 東京と併催された「GR Supra GT
Cup」の決勝レースでもアグレッシブな走りでレースを盛り上げた注目選手である。


- LEXUS
-
中南米
- ブラジル
- アドリアーノ・カラッツァ
- Adriano Carrazza
- UDI_Didico15
-
戦歴:FIA GT チャンピオンシップ 2019 ワールドツアー 第5戦 東京 ネイションズカップ準決勝


- LEXUS
-
北米
- カナダ
- アンドリュー・ブルックス
- Andrew Brooks
- PX7-Deafsun
-
戦歴:FIA GT チャンピオンシップ 2019 ワールドツアー 第3戦 ニューヨーク ネイションズカップ8位


- LEXUS
-
欧州・中東・アフリカ
- フランス
- バティス・ビューボア
- Baptiste Beauvois
- Veloce_TsuTsu
-
戦歴:GR SUPRA GT CUP 2019 決勝大会7位

世界トップクラスのe-Motorsportsドライバー達に熱い応援を
世界有数のリゾート地で、F1やWRCが開催されるモータースポーツの世界でも聖地の一つであるモナコ。
FIA グランツーリスモ選手権
2019シーズンの締めくくりとなるワールドファイナルが11月23日(土)-24(日)で開催される。
このワールドファイナルに出場するにはネイションズカップ、マニュファクチャラーシリーズそれぞれで条件がある。
各国国内の代表選手権で入賞者、もしくはワールドツアーでの優勝プレイヤー、またはオンラインで開催されているシリーズ戦のポイントランキングの上位という条件で、ネイションズカップは5地域から36名が出場することになる。
一方のマニュファクチャラーシリーズは、シリーズのオフィシャルパートナーマニュファクチャラーに加えて、
年間シリーズ戦の上位ランキングのメーカーが出場することになる。
他のリアルの国際レースと何ら遜色のない形で戦っていくe-Motorsports。
非常に精巧にクルマの動き、それを取り巻く環境・空気感を再現したグランツーリスモSPORTの登場でその人気とドライバー達の実力はさらに拡大を見せ、FIAとの新時代のモータースポーツ「FIA
GT チャンピオンシップ」の開幕によってリアルレースと同じように注目されつつある。
現実のレースと同じように燃料・タイヤを消耗する。
ゲームだからといって闇雲に走っても勝てない。
現実のモータースポーツと同様に瞬時の判断と瞬発力が必要になる高度な戦いなのだ。
つまりワールドツアーそしてワールドファイナルに出場するe-Motorsportsドライバーは、モータースポーツの今最も新しいアスリート達ともいえる。
そんな彼らのプライドとドライビングテクニックをかけた熱い戦いの模様は公式YouTubeを通じてライブ配信される。
ぜひこの機会に世界最高峰のe-Motorsportsドライバー達を応援してほしい。
GR Supra GT Cupトップ3が富士スピードウェイに集結!!
第46回東京モーターショー2019と併催の「FIAグランツーリスモチャンピオンシップ・ワールドツアー第5戦」の一環として開催された「GR Supra GT Cup」決勝でミカエル・ヒザル(ドイツ)が優勝し、世界最速のGR Supra乗りの称号を手にした。 2位は川上奏(日本)、3位には宮園拓真(日本)が入賞。上位3名の入賞者は12月15日(日)富士スピードウェイで行われる「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」に招待、表彰式が行われる。