スーパーフォーミュラ 2016年シーズン開幕へのプロローグ Part 1

P.MU/CERUMO・INGING/KONDO RACING

P.MU/CERUMO・INGING

石浦 宏明
「オフのテストは自信を持って進めることができました」

皆さんからディフェンディングチャンピオンとして追われる立場だと言われていますが、自分としてはすでにリセットされていて、1年前より落ち着いてシーズンに臨んでいます。ドライビングに関してすごく悩むということも減っているし、オフのテストも自信を持って進めることができました。なので、昨年よりも良い流れでシーズンを過ごせるはずで、そうなれば連覇も見えてくるでしょう。今年は新たな強敵も参戦してきたので、そういった面でもシーズンを楽しめそうです。チームとしてはブリヂストンでF1も経験された浜島裕英さんが総監督として加わり、立川祐路監督とはまた違った視点のアドバイスもいただけて、チームとしても更に強くなっているとも思います。

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国本 雄資
「初戦からしっかりと戦っていきたいと思います」

タイヤが代わったことで学ばなければいけないことは増えましたが、これまでのテストでだいぶ掴めてきたと思います。時間があるときにしかできないこともしっかりと試せましたし、いい走り出しをするための準備はできました。でもまだ、ここから開幕に向けて1秒も無駄にはできません。自分にできることを見極めて、自信を持って迷わずに開幕戦に臨みたいと思います。新しくチームに入ってくださった浜島裕英総監督とは、たくさん話をしてコミュニケーションをとっています。ものすごく経験を持っている方なので、いろいろと吸収したい。僕のキャリアにとって、重要なことを学べるシーズンになると思っているので、初戦からしっかりと戦っていきたいと思います。

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KONDO RACING

ジェームス・ロシター
「何度か表彰台に上ってチャンピオン争いをしたい」

もちろん目標はチャンピオンを獲ることですが、このシリーズは競争がとても激しいから簡単ではないでしょう。だから、ステップ・バイ・ステップで進んでいきます。テストでは新しいエンジニアとクルマを速くするために、ハードワークをしてきました。今シーズンは何度か表彰台に上り、シーズンを通してチャンピオン争いをしたいです。開幕戦の鈴鹿は、僕が最も好きなコース。昨年はGTで優勝しているだけに、自分でも期待しています。鈴鹿は予選が重要で、できればポールポジションを獲りたいですね。でも2列目(予選4位)までに入れれば決勝レースで勝つチャンスもあるはずです。鈴鹿でのテストではタイムも僅差だったから、予選からがんばっていきます。

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ウィリアム・ブラー
「予選でのQ3進出を目指していきます」

2シーズン目のスーパーフォーミュラを迎えることができました。去年の経験を活かして、今年はもっと好成績を狙っていきたいと思っています。具体的な目標ならば、予選ではトップ10に残れる手応えもつかめていますし、決勝の表彰台だって獲得できると思っています。新しいタイヤも問題ありません。スーパーフォーミュラに参加するドライバーが全員、新しい条件でチャレンジするわけですからね。開幕戦鈴鹿の目標では、まず予選から上位を目指したいです。やはりスタートポジションが大事ですから。だから予選ではトップ10というより、Q3進出(トップ8)を目指していきます。それが実現できれば、決勝レースではトップ5、いや表彰台だって上れるはずです。

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