2024 Rd.6 SUGO

SUPER GT 2024年 第6戦 SUGO

小高/中村組が6位フィニッシュ

GT300 予選/決勝

小高/中村組が6位フィニッシュ

 2024年シーズンSUPER GTの第6戦「SUGO GT 300km RACE」が9月21日(土)、22日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。
 前大会第5戦鈴鹿が台風の影響で12月へ延期となったため、今大会は事実上の5戦目、シーズン後半戦へ入ります。
 イベント広場にはTGRブースが開設され、LEXUS LBX MORIZO RR、GRヤリスを展示。この週末はあいにくの天候となりましたが、多くのお客様がサーキットを訪れ、ドライバートークショーや、自由にデザインした乗り物をスキャンしてモニター内でレースを楽しむ「お絵かき3Dレーシング」などのコンテンツが人気を集めていました。

予選

 予選が行われた21日(土)は前日からの雨が続き、午前中の公式練習はウェットコンディション。午後はさらに雨が強まる予報もあり、予選が中止になった場合にこの公式練習のベストタイムでグリッド順を決める可能性があると通達があったこともあり、各チームは走行開始時から積極的にタイムを出す走行を続けました。断続的に降る雨の中、悪天候やアクシデントにより6回もの赤旗が出される公式練習セッションとなりましたが、そんな中GRス-プラ勢が速さを見せました。
 公式練習走行の後、若干コンディションが良くなった時間帯もありましたが、その後また雨脚が強まり、午後2時45分より予定されていた予選は、数回にわたるディレイの後、午後3時9分にキャンセルされることが発表されました。決勝のスターティングリッドは公式練習時のタイムにより決定されることに。
 平中克幸/清水英志郎組 シェイドレーシング GR86 GT 20号車がポールポジション。吉本大樹/河野駿佑組 Syntium LMcorsa GR Supra GT 60号車が6番手、小高一斗/中村仁組 apr LC500h GT 31号車が8番手、ランキングトップの堤優威/平良響組 muta Racing GR86 GT 2号車が9番手、永井宏明/小林利徠斗組 apr GR86 GT 30号車が10番手、新田守男/高木真一組 K-tunes RC F GT3 96号車が11番手で、菅波冬悟/松井孝允組 HOPPY Schatz GR Supra GT 25号車は21番手。
 イゴール・オオムラ・フラガ/古谷悠河組 ANEST IWATA Racing RC F GT3 50号車は公式練習セッションで車両トラブルにより走行できず最後尾スタートに。吉田広樹/野中誠太組 Green Brave GR Supra GT 52号車は公式練習走行中に激しくクラッシュ。ドライバーは無事でしたが、車両はこのイベント中の修復は不可能と判断され、今大会はリタイアとなりました。

ポールポジションを獲得したシェイドレーシング GR86 GT 20号車(平中 克幸/清水 英志郎)
ポールポジションを獲得したシェイドレーシング GR86 GT 20号車(平中 克幸/清水 英志郎)

6番手グリッドを獲得したSyntium LMcorsa GR Supra GT 60号車(吉本 大樹/河野 駿佑)
6番手グリッドを獲得したSyntium LMcorsa GR Supra GT 60号車(吉本 大樹/河野 駿佑)
決勝

 22日(日)も雨模様は続き、朝方に行われたFIA-F4は赤旗中断で終了する状況。午後遅くなって天候が回復するという予報も鑑み、当初午後1時半から予定されていた決勝レースは、午後2時22分に開始されることとなりました。
 気温20度、路面温度24度と悪天候で肌寒い中、グランドスタンドを埋めたレースファンの皆様が見守る前で、セーフティカー先導でレースがスタート。雨はほとんど止んだものの、まだ路面はウェットで、GT500クラスは全車両がレインタイヤを装着して走りだしたレースは、4周目から本格戦が開始されました。
 ポールポジションの20号車清水がスタートから首位を逃げ、ライバルとの上位争いを繰り広げましたが、22周目に右リアタイヤが突然脱落するというトラブルに見舞われ痛恨のリタイア。
 8番手グリッドから着実なレース運びで、終盤は小高がオーバーテイクを見せた31号車がTGR勢最上位の6位でフィニッシュ。ランキング首位でサクセスウェイトの重い2号車も終盤バトルで観客を沸かせ、8位フィニッシュ。6番手スタートから早めのスリックタイヤ投入作戦を採った60号車が9位でポイント獲得を果たしました。

6位フィニッシュとなったapr LC500h GT 31号車(小高 一斗/中村 仁)
6位フィニッシュとなったapr LC500h GT 31号車(小高 一斗/中村 仁)

muta Racing GR86 GT 2号車(堤 優威/平良 響)は8位フィニッシュ
muta Racing GR86 GT 2号車(堤 優威/平良 響)は8位フィニッシュ

SUPER GT 2024年 第6戦 SUGO 決勝結果:GT300
順位No.車名ドライバー周回所要時間/差グリッドSW
1 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥/篠原 拓朗 79 2:11'59.248 15 50
2 45 PONOS FERRARI 296 ケイ・コッツォリーノ/リル・ワドゥー 79 4.032 5 14
3 777 D'station Vantage GT3 藤井 誠暢/チャーリー・ファグ 79 24.722 3 50
4 7 Studie BMW M4 荒 聖治/ニクラス・クルッテン 79 35.217 4 38
5 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人/山内 英輝 79 40.927 2 6
6 31 apr LC500h GT 小高 一斗/中村 仁 79 48.074 8 40
7 87 METALIVE S Lamborghini GT3 松浦 孝亮/坂口 夏月 79 1'00.225 13 28
8 2 muta Racing GR86 GT 堤 優威/平良 響 78 1 Lap 9 50
9 60 Syntium LMcorsa GR Supra GT 吉本 大樹/河野 駿佑 78 1 Lap 6 2
10 88 VENTENY Lamborghini GT3 小暮 卓史/元嶋 佑弥 78 1 Lap 18 50
18 50 ANEST IWATA Racing RC F GT3 イゴール・オオムラ・フラガ/古谷 悠河 76 3 Laps 26
21 30 apr GR86 GT 永井 宏明/小林 利徠斗 74 5 Laps 10
25 HOPPY Schatz GR Supra GT 菅波 冬悟/松井 孝允 52 27 Laps 21
96 K-tunes RC F GT3 新田 守男/高木 真一 23 56 Laps 11 14
20 シェイドレーシング GR86 GT 平中 克幸/清水 英志郎 21 58 Laps 1

OFFICIAL SNS

国内外の様々なモータースポーツへの挑戦やGRシリーズの情報、イベント情報など、TOYOTA GAZOO Racingの様々な活動を配信します。

GR GARAGE

GR Garageは、幅広いお客様にクルマの楽しさを広めるTOYOTA GAZOO Racingの地域拠点です。

OFFICIAL GOODS

ウエアやキャップなどチーム公式グッズも好評販売中。