LEXUS TEAM TOM'S
No.36 au TOM'S RC F
伊藤 大輔
「ニックは速さを持っているので信頼している」
冬のテストで感じたことは、クルマのパフォーマンスが昨年よりワンステップ上がっていて、今後さらなる上がり幅さえあるということ。ドライバビリティの方も違和感なく走ることができている。開幕戦の岡山はノーハンデで戦うレースなので、やはりここでシーズンの良いスタートを切りたいという気持ちはある。また誰もがそういう気持ちで挑んでくる中で勝つ意味も大きいと思っている。今年新たにパートナーとなったニックはルーキーだが、速さを持っているので信頼している。テストでドライバー交代をはじめ、様々なシチュエーションにおけるリハーサルも充分やってきた。二人で開幕からガンガン攻めた走りをしていくので、期待してほしい。
ニック・キャシディ
「SUPER GT参戦は大きなチャレンジ」
SUPER GTに今季より参戦することは自身にとって大きなチャレンジで、開幕戦を迎えることがとても楽しみだ。去年はじめて全日本F3に参戦し日本のいろんなサーキットで学んできたが、今年は世界でも有名なドライバーがたくさん参戦しているSUPER GTでオートポリスやタイなど初めてのサーキットも走るので、さらにステップアップできるだろう。F3とはチームスタッフが違っているが、TOM'Sは素晴らしいチーム。LEXUS勢として多くの仲間が得られたことも幸運だと思う。岡山はF3でも走っているし、3月のテストでもしっかりとリハーサルをやっている。あとはトレーニングをたくさんやって、開幕戦からチームの期待に応えたい。
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LEXUS TEAM TOM'S
No.37 KeePer TOM'S RC F
ジェームス・ロシター
「開幕戦は優勝のビッグチャンス」
昨年までのチームを離れることになったのは残念だが、オフのテストでの新しいエンジニア、スタッフとの仕事はとてもいい経験だった。結果の方も開幕戦に向け、良かったと思う。今季は3年前のSUPER GT初参戦の時や2年前のクルマが変わった時と同様、新しいチャレンジをするのでとてもエキサイティングな気持ちだ。開幕戦の岡山はテストでも様々なコンディションでコンスタントに早かったし、去年はレインコンディションの中で勝っているから今年も優勝する手ごたえは持っている。SUPERE GTではクルマの速さだけではなかなか勝てないが、チャンスは大きいはずだ。特にこのクルマにとっては開幕戦が優勝の最もビッグチャンスだと思う。
平川 亮
「開幕戦はもちろん2年連続ポール・トゥ・ウィンを目指す」
2016年シーズンの目標は当然チャンピオンを獲ること。去年は開幕戦で勝ってかなり有利だったはずが、その後自分にもチームにもミスが出て、それが結果に響いてしまった。クルマの速さは去年以上なので今年はそういうミスをなくし、ウェイトハンデがない時はもちろん優勝を狙うし、ウェイトが重くなった中盤戦でもしっかりとポイントが獲れるような戦い方をしたい。GT500クラス1年目だった去年は事前に勉強していたものの、バトルの中でGT300クラスを抜いていくことはサーキットによっては難しかった。今年は1年間実戦で学んだことが活かせるので、去年以上にチャンスは大きいはず。開幕戦は2年連続ポール・トゥ・ウィンを目指す。
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