LEXUS GAZOO Racing

SUPER GT 2016年シーズン開幕へのプロローグ Part 3

ZENT CERUMO RC F/DENSO KOBELCO SARD RC F

LEXUS TEAM ZENT CERUMO
No.38 ZENT CERUMO RC F

立川 祐路
「今年は開幕から優勝を狙っていく」

クルマに関してはパワーも上がっているしフィーリングも良くテストでは去年よりかなりレベルアップした感触を持ったが、GT-RもNSXも当然去年とは状況が違っているはず。開幕戦は戦ってみないと分からないがオフシーズンにやってきたことが結果に表れるわけだから、とにかく楽しみにしている。岡山に関しては自分も石浦も得意としているコースなので優勝を狙っていく。去年、最終戦までタイトルを争いながら最終的に果たせなかったのは、ライバルに対し足りない部分があったからだと思う。悔しい思いをしたことでチームは今シーズン、いつも以上にタイトル奪回に燃えている。クルマの速さはあるので毎戦、それを結果へと繋げていきたい。

石浦 宏明
「去年の課題を克服し、スタートダッシュへとつなげたい」

岡山は相性も良く好きなコース。去年も表彰台に上がっているし、スーパーフォーミュラでも良い成績が出せている。去年の開幕戦は、予選は良かったが決勝で今ひとつまとめられず順位を上げることができなかった。今年はその課題を克服し、スタートダッシュへとつなげたい。シーズンを通しては、テストの段階では去年よりかなりレベルアップしている感触があったが、コンディションが変わっていく中でそのレベルをどこまで維持していけるかがカギを握ると思う。またチームは去年、3度表彰台を獲得しタイトル争いにからんでいけたものの優勝は一度も果たせていない。その意味でもまずは開幕戦で優勝し、チャンピオンシップを有利にしたい。

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LEXUS TEAM SARD
No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F

ヘイキ・コバライネン
「岡山はチャレンジングで攻略しがいがあるコース」

  冬のテストでは開幕戦に向けてどうこうというよりも、昨年1年間戦った中で自分たちが見つけた課題を克服することを念頭に取り組んできた。したがって開幕戦は戦ってみないと分からないといったところだが、もちろん勝ちたいという気持ちはいつも持っている。岡山のサーキットは高速、中速、低速と様々なコーナーがあって、しかもトラックにバンピーな個所が多い。さらに風や雨などコンディションも変わりやすく、良いセットアップを見つけることが非常に難しいと感じている。だが小さいけれどチャレンジングなサーキットで、攻略しがいがあることも確かだ。2年目のチャレンジということで、昨年の5位以上の成績が残せるよう頑張りたい。

平手 晃平
「LEXUS勢が一丸となり"打倒GT-R"を果たす」

去年の開幕戦は5位フィニッシュだったので、今年は5位スタートで表彰台フィニッシュとか、1段階ステップアップすることが目標だ。オフの岡山のテストではエンジントラブルがあったもののおおよそのメニューをこなすことができ、セットアップもタイヤも方向性は固まっている。また今季はヘイキをファーストドライバーにして戦っていくということになったが、オフの間彼にニュータイヤでバンバン走ってもらい、その部分も良い感じに仕上がっている。とにかく2年連続でGT-Rにタイトルを獲られているので今季は、チームはもちろんLEXUS勢のチーム同士でも協力し合い高いレベルで戦い結果に繋げたい。打倒GT-Rの手ごたえは感じている。

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