SUPER GT 2016年シーズン開幕へのプロローグ Part 5

TOYOTA PRIUS apr GT

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No.30 TOYOTA PRIUS apr GT

永井 宏明
「開幕戦からどんどんレベルアップしていきたい」

今季SUPER GT初参戦ということで岡山の開幕戦が自身のデビュー戦となるが、去年まで経験してきたカテゴリーとはクルマもタイヤも全然レベルが違っている。冬のテストでも何度かドライブする機会があったが、しっかりと対応していくためにはまだまだ勉強が必要だと感じている。またレースでGT500クラスのマシンと混走するということに関しても、実際レースを経験しないことには感覚はつかめない。いずれもレースを経るごとにレベルアップしていきたいと思う。開幕戦からミスすることのないよう学びながら、しっかりと与えられた仕事をこなしていきたい。その中で佐々木選手と力を合わせ、ポイントが獲れるようであれば最高だ。

佐々木 孝太
「後半戦には表彰台を争えるよう進化させたい」

31号車と30号車では異なるハイブリッドシステムが搭載されている上タイヤメーカーも違っており、データ共有できる部分が思いのほか少ない。だから今シーズンまず、1年かけて各レースを戦いながらクルマの熟成を進めていかなければならないだろう。とはいえベースとしてのシャーシは同じもので去年31号車には自分も乗った経験があるので、そのデータを自分の中でフォードバックしながらシリーズ後半戦には表彰台を狙えるようにところまで進化させたいと考えている。パートナーの永井選手は今季初めてSUPER GTに参戦となるが、力を合わせて頑張っていきたい。開幕戦はまずしっかり完走し、ポイントを獲ることができればベストだ。

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No.31 TOYOTA PRIUS apr GT

嵯峨 宏紀
「目標のチャンピオン獲得に向け、開幕戦で勝つことは重要」

去年は開幕戦と最終戦という、いずれもノーハンデのレースで勝つことができているので、今年も当然開幕戦の目標としては優勝しか見ていない。そこで今シーズンの勢力図も見えてくると思うので、そういう意味でも僕たちがライバルたちに先制パンチを与えられるように頑張っていきたいと思っている。またシーズンを通しての目標は、やはりチャンピオン獲得。ポイントのことを考えても、開幕戦で優勝しリードを築くことは非常に重要な意味を持つ。クルマは去年よりも剛性が増し、コーナリングスピードも向上、ドライバビリティも改善された。それがテストでの好タイムにつながっている。今季の高い戦闘力を開幕戦の優勝でぜひ、証明したい。

中山 雄一
「今年も充分優勝を狙える」

去年の開幕戦は優勝しているので、また今年も優勝からシーズンをスタートさせ良い流れを作ることが理想だ。岡山でのテストではトップタイムもマークしているし、クルマのポテンシャルから見ても優勝を狙える力は充分あるはずだと思っている。また雨になった場合でも、ブリヂストン勢が有利であることは去年のデータからも証明されている。レースウィークに入って予選、決勝とドライバーもチームもしっかりと仕事をこなしさえすれば結果は必ずついてくると思うので、とにかく精一杯頑張るだけだ。また個人的な目標としては、今年はSUPER GTにフル参戦して2年目となるので、チームの士気を上げられるようなドライバーになりたい。

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