• モタスポコラム その55-大荒れの開幕戦を振り返る ~SUPER GT第1戦岡山~

大荒れの開幕戦を振り返る ~SUPER GT第1戦岡山~

モタスポコラム その55 2023.04.28

スーパーフォーミュラに続き、スーパーGTも2023年シリーズ開幕となりました。GT500クラスは、GRスープラで挑みます。Honda勢のNSX-GTはラストイヤー。日産勢のNissan Zは、ディフェンディングチャンピオン、今季も昨年以上にガンガン来るでしょう!ということで振り返ります。

〇金曜日

朝、サーキットについた時は、まだTGR勢の搬入が始まっていなくてよしよしと現場入り。天気よかったですねえ。トランポのパドックへの入場を見ながら、気づけば警備員のおじさんの質問にずっと答えていました(笑)。あの建物に寝泊まりするのか?クルマは、どこに乗っているのか、いつまでここにいるのかなどなど。そうですよね、全てがわかる訳がないですよ。自分の当たり前のことは、必ずしも他人様と同じ温度ではないです。ここでわかりやすくこのおじさんに説明ができるのか?と思いながら話していました。

そして、開幕戦です、そこはテストと違う。カメラマンさんが搬入のクルマを狙ってたくさんスタンバイしていて、いつもの搬入が場所取り争い(笑)。いつもは一人勝ちなんです。あれ?大変と思いつつ、少し良いポジションに寄せて行きながら(笑)動画を撮ったり…。コロナ過明けの開幕戦は、何かムードも違う。自分だけかしら?何か気合が入るというかね。

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    (LEXUS RC-F GT3ももう1台増えて晴れてデビュー)

クルマもカラーリングが完成して晴れの開幕を迎え、搬入日もかっこいいんですよね。何かあちこちでいろんなことが始まるので、結局撮り逃して終わってしまったDay1でした。開幕あるある、カラダひとつ…。

〇予選日

今にも泣き出しそうな空のもと、救出訓練からスタート。31号車を使って行われました。LC500もデビューです。

天気予報って最近は精度が高いような?と言ったら失礼ですかね。ちゃんとあたるんですよね、特に雨雲レーダー。分刻みの雨予報に、開幕だと浮かれて岡山入りし雨の支度などゼロの私は太刀打ちできないシーズンの幕開け…。

①嗚呼クラッシュ

公式練習の頃には、ザーザー降り出して、3月末の富士公式テストに続きまた雨と落胆。悲しくて悲しくてね。ピット周りをいつものようにしてましたが、雨だしピットが狭いのでピットの中にずっといると邪魔になるので、隅っこでモニターみたり、スタッフの様子見て撮影したり。レインタイヤが並べられたピットに、私などがいるのは当然邪魔。タイミングを見ながら出入りしてました。ピットと言っても、テントを建てスペースを確保しているのですが、そこにタイヤが大量に置かれるので、ここはもう撮れ高など考えず邪魔してはいけないので、去ります。

雨が強くなっていくと、そのテントとピットビルの隙間から雨が落ち雨漏りみたいになるのですが、嗚呼冷たっ!といつものように頭に落ちた雨粒に手をやっていた時のこと。39号車がスピンを喫しました。中山雄一選手ドライブ中のアクシデント。クルマが宙を舞っていたんです。衝撃でした。その前にも雨に足元を救われスピンをしていて、ちょっと雨多いんじゃない?危ない?なんて心配していた矢先の出来事でした。

走り始めピットに行った際は、39号車はとっても熱血で、脇阪監督の声が飛び交っていました。昨年予選が2番手でしたし、気合入ってるなあと。あれだけ気合が入っていたら、これは雨だろうが行ってしまうだろうと勝手に妄想していました、事実はわかりませんが。スピンは雨のせいね、ほんと雨のせい。

すぐサードのピットに行ってもしょうがないので(邪魔になるだけ)、落ち着くのを待ち予選前にちらっとピットを見に伺ったら、足の踏み場もなく入れないというよりも、惨状ですぐピットを離れました。ここから走れるカタチになるのかな~と正直思いましたが、きっと作ってしまうんだろうなという想いもありました

予選日の昼からクルマの修復。そちらが重要ですので、そっちに人(メカニック)が取られ、パーツのカラーリングまで手がまわらない状況。組み立てるだけではなく、パーツにステッカーを貼る必要があります。カラーリングのスペアは、チームも用意してあります。脇阪監督や今季移籍してトラックエンジニアとなった柏木エンジニアも手伝っていたようです。しかし、そんなのぎこちなかったでしょうね。予選日も終わり、他チームのクルーが帰ろうとした際、その手際を見て「手伝いましょうか?」と声をかけたそうです。それは、GT300クラス60号車Syntium LMcorsa GR Supra GTで参戦するLMcorsaのメカニックたちでした。

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    (LMcorsaのみなさんへの感謝の気持ちも乗せて走りました)

自分たちはそんな遅くまで手伝っていた訳ではないとおっしゃっていましたが、カラーリング…、重要です。スポンサー様との契約もございますので、開幕からステッカーが無いままでは走れません。そんな事をしたら契約違反ですよ、スポンサーフィーを頂いているのに。ですので、手際の良いメカさんたちのヘルプはチームとしても非常に助かったのは言うまでもありません。

決勝日の朝、クルマが気になっていたのでピットに真っ先に行ったら、暖機をしていてね。おぉ~感動っ!スゴイと素直に思いましたよ。バラバラの(バラバラすぎて撮る訳にもいかず…)あの“どんがら”とバラバラのパーツの状態からここまでと、レースメカニックの偉大さを感じました。ひとつひとつ点検もあるので、いったんバラバラに…との事です。

以前から良く知る超ベテランのメカニックは、「楽しかったよ、みんなでやるの!」とサラッと。確かにそれが仕事ではありますよ。でも、朝の6時までかかってカタチにして、シャワー浴びにホテル帰って、もうサーキットに戻り仕事しているんですよ。長年見てきたレースウィークあるあるではありますが、それでも毎回驚かされます。カッコ良すぎなの。

60号車のピットでも朝、取材したのですが、ベテランメカさんが楽しかった~と同様におっしゃっていてね。このチームも何か特別なことをしたとかそんなムードが一ミリもなく、仕事をしただけというようなクールなお顔でいつも通りピットにいらっしゃいました。

両チームのメカたちは一部他のカテゴリーで一緒に仕事をする仲間たちでもありました。そんなほんわかする事情聴取をしていると、たままたサードの脇阪監督と近藤代表と私の親友でもあるのですがチームスタッフの波田さんが、御礼を持ってピットにやって来ました。偶然すぎて驚きましたが、そうだよなあ御礼に伺うよなあと、何か親戚でも見るような目でその光景を見届けました。

60号車のみなさんもサラリーマン、勤務時間があります。他のクルマのお手伝いをすることをちゃんと会社の方へ報告を入れていたそうです。こちらは、大阪トヨペットを母体とするチームなのですが、横山昭一郎社長にまでお話が届いていて、喜んでいたと朝に伺いました。土曜の夜の事がもう?これもすごいと思いました。喜んでいたというのは、社員のみなさまを誇りに思っていたという主旨だと思います。岡山の現場から沢山SNSで取り上げられていたのですが、ご本人たちは至ってフツー。私には、愉快なお兄さんたちですけどね。全部がカッコイイと思ったエピソードでした。ほんとはね、聞いた時のまま大阪弁で伝えたい…気持ちです(笑)。

②嗚呼Q1落ち

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    (ピットに戻ってきてモニターを見つめる坪井翔選手 これはごめんと思いながら撮りました)
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    (坪井選手のアタックを見守る36号車ピット)

満を持して、タイトル獲得に燃える36号車。速いコンビに期待が大いにかかります。しかし、まさかのQ1落ち。これは驚愕でした。ええええええええええええ?
その時の表情がこちらですが、私も信じられませんでしたね。昨年はQ1をトップタイムで帰って来るのが当たり前だった2人。こういう写真は中々載せませんが、彼らは今後こんなQ1落ちを簡単に忘れるくらいの活躍を絶対すると思うので、あえて載せておきますね。二人の初レースの初予選の想い出。まさか決勝であんなことまで起こると思ってないで、撮りましたが…。

予選結果は、ミシュランワンツー。23号車がポールポジション、3号車が続きました。同じタイヤでアタックしたそうですが、ここはベテランの勝ちでしたね。一番近いところにライバルがいると。それはそれで素晴らしいことです。

TGR勢は、得意の岡山でなんとトップ3に入れずもどうにかという印象…。4位14号車、5位19号車、6位37号車、10位36号車、14位に38号車、15位39号車でした。この日は、なんとも言い難い結果でしたが、14号車が2列目からスタートでるのは大きいかなと思って一日を終えました。なんかこう手応えがないというか例年にない感じでね。

予選日Photo

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    (ピットウォークの準備)
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    (ピットウォーク)
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    (キッズピットウォークにて ありがとうございます)
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    (GT300クラスaprチームのお誕生会 小高一斗選手には、おめでとうながらもかわいらしい格差ケーキでお祝い 小さいポーズも良し)
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    (GT300クラス 2号車 予選2番手堤優威選手と平良響選手)
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    (GT300クラス 50号車ANEST IWATA Racing RC F GT3 I.オオムラ・フラガ選手と古谷悠河選手 キッズピットウォークにて)

〇決勝日

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    (地元のかわいらしいお嬢ちゃまを捕獲 このつなぎはディーラーさんのイベントでゲットされたようなのですが、上記の写真のお子様と同じかな。イイ感じです♪)
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    (TGRブースにて)
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    (決勝日は、朝は本当に気持ち良い気候だったのですがね…。)
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    (オープニングセレモニー)
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決勝は、全天候型でレースが開催されました。雹(ひょう)まで降りましたよ。これ予報通りでした、びっくり。朝は、とっても良い天気だったのに午後のサーキットは冷え、かつ雨、しかもザーザー降りで寒かったです。私たちは良いのです、仕事とは言え屋根があるから。お客様にほんと申し訳ないくらい降っていて…。悲しかったな…。

朝は、イベント広場で朝からお客様に声をかけていて、日本全国からいらしてくださっていることに感謝でした。もちろん、年に一度の地元開催を楽しみにされている岡山の方も多かったですがうれしかったですね。ご当地くま吉の告知。これひとつ買うと、次も行かずにはいられない罪なグッズだよね~。次の富士、争奪戦かな?覚えておこうっと(笑)。

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    (ご多忙で珍しく一言も話さなかった坂東監督も残しておきます)

決勝まで、本当に晴れていて暑いくらいだったのにね…。

決勝は、荒れに荒れましたね(YouTubeなどをご参照)。37号車の60秒の重いペナルティもあったし、衝撃の36号車の幕切れも…。優勝の可能性もあるという時、ピットインでハプニング。タイヤがハマっていないままジャッキを下ろしてしまい…ピットに戻ることもできませんし、コース復帰後すぐコース脇にクルマを停めるしかなかったですね。これはかなりもったいなかった…。

状況は、書いた通りなのですが、「次、勝てばいいです!」という話を翌週のスーパーフォーミュラの鈴鹿の現場に入ってすぐ36号車のGTメカさんと話したんです。でも、金曜日にどんな状況だったか聞いて、日曜日の決勝でもう勝っちゃってました。このミスは忘れることにしましょう(笑)。と言ってもカテゴリーが違うので、富士でガンバです。

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    (月曜朝、寝ないでマシン修復に頑張った39号車のクルーにホテル前で遭遇。後泊でこちらまで移動して来たそうですが、爆睡だったことでしょう…。ホントお疲れさまでした!愛知県まで自走ですね、お気をつけて)
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    (こちらは、aprチーム金曽オーナー。レース中トラブルに見舞われていましたが、いつ彼さまでした。神奈川まで自走、お気をつけて)

決勝は、14号車が4位に入り、表彰台獲得ならずでしたが、やはりここが得意なことがわかりました。38号車が5位と幸先良し。昨年もここはとても良かったけど、今季はもう心配ないと信じております! バラバラからの39号車は8位! 19号車は9位!とポイントゲットでシーズンスタートです。

例年、得意なサーキットでの開幕で良い戦績残し、その後重いサクセスウェイトに苦しむシーズンをTGR勢は送って来ました。今季は、これはこれまでと若干違ったシーズンを送る可能性あり。2台ともノーポイントになったトムス36、37号車。富士にウェイトなしで臨むなんてね。ポジティブに参りましょう!

大谷幸子の近況

わたくしは、今回、初めて相生(あいおい、兵庫県)に滞在したので、峠越えをして片道28km岡山国際サーキットと往復していました。わざわざなぜ書いているかと言いますと、初めて滞在した場所であるのと、小さい頃から宇宙一怖がりな私が山越えをひとりで出来るんだろうか(笑)とぶっちゃけレースよりもそこばかりを心配していたんですよ(バカですねえ)。レーシングチームも滞在しておりますし、業界では珍しくない場所なのです。が、私はチームスタッフの頃から岡山駅付近に滞在し、毎日片道80kmを往復していました。そんな遠くから?と言われても、賑やかな繁華街は、夜、怖くないので(そういう基準)むしろ助かっていました。

今さらながら、いろんな方に相生のルートを確認、ナビがあるのに。午後6時を過ぎると、“出ますから気をつけて…”と沢山の方が口々に言います。恐怖…、だったら遠い方が良かったとかもう勘弁して状態。しかし、ちゃんと話を聞くと(だいたい聞かない)それは私が嫌いな「アレ」ではなく、鹿が出る、何ならたぬきも出るというお話しでした。鎌倉の山にもたぬきはおりますので驚きませんが、鹿さんが大量にお出ましになると、トラックがいてもどかないし、走って来てぶつかるとクルマが大変なことになるという危険なお話しでした。メディアの方の中にクルマを壊された方がいるので、くれぐれも気をつけなさいというアドバイスをあちこちで、地元のファンの方にも教えていただきました。

どうにか、峠を越えないで帰る方法はないのかなと、ダメ元でいろんな方に聞いたのですが、(諦め悪いよね)、そこを通るしかないという。どっちみち山の中にあるサーキットなので、山道しかないのですがね。どうにか無事に3日間を終えました。怖いから早く立ち去りたい、でも飛ばすと鹿と当たった時が危険という気持ちが交錯しながらの走行(笑)。峠はほんと蛇行しているし怖かったけど、さみしい道はサーキットから出た10kmくらい。早目に出れば、誰かしら通るからついて行けばよい!と思って、金曜、土曜はホテルで仕事します!と言って18時30分というこれまで経験したことないくらい早い時間に出ました。後ろにクルマがいたので、山に入る前に停車し先に行ってもらってついて行きました。山道を飛ばすクルマに追いつけないクルマが私とその前のクルマ。しっかりその前について行き、向こうはイヤだったかもしれませんが40分くらいで着くのでやはり近いですね。

日曜日は、19時にサーキットを出ました。山の入り口まで来ましたが、誰も走っておりません。私の本番はここからスタートしました(笑)。道路には霧が立ち込めていました。勘弁してよ…スタートから半泣き。3日目になるといろいろ景色を記憶しています。このお墓を越えれば峠など。田舎はフツーに道路脇に墓地もありますので、うるさくてすみませんとか言いながら通過。風もあって木がうねっていて、怖さマックスでした。峠から下る頃は、あとちょっとと言い聞かせながらの走行(笑)。

結局、いつも3時間睡眠くらいのレースウィーク、早くホテルに帰って、休みながら仕事するのはとても楽で良かったです。めちゃくちゃ怖いけど(弊社比)来年もここでお願いしようかな、近いから。という開幕戦でした。晴れてくれたら怖さも半減なんだけどね。

次は、ゴールデンウィークの富士の第2戦!どれだけお客様が戻って来てくれるかな。楽しみにしてます!では!

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