• モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜

岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜

モタスポコラム その90 2025.03.28

雨とか雪とか…、いつも通り不安定な天候でした。岡山観光に行って来ただけという、出張がもったいない内容。あ、観光はしていなかった…。今回は、懐古話過多となっております。ごめんなさいと先に書いておきますね。LIVE感あるネタは、開幕戦からでお許しを。

○搬入日

この日だけ晴れ!ほんといつも通り。書いててもう頭に来ちゃいますね、これだけ天候に恵まれないと…。落ち着いてと言い聞かせないと気分落ちますね。

TGR勢はマシンのカラーリングは大きく変化したところはナシ。これは安定してスポンサーをしていただけていると捉えるととても良いことです。ドライバーは、サッシャ・フェネストラズ選手がスーパーフォーミュラに続き、TGR陣営に復帰。小高一斗選手が、19号車のリザーブドライバーでステップアップです。

GT300クラスに、LC500がもう一台登場。31号車と60号車の2台になりました。ヘッドライト涙目仲間ですね。以前走っていたGT500のLEXUS LC500はクラス1車両でちょっと市販車とは似て非なりでしたので、こちらの方がより市販車に近いルックスですよ。
2025シーズンよろしくお願いします。各陣営ごとにランダムに振り返ります。

○TGR TEAM ENEOS ROOKIE

チームリリースを見てびっくり!高田エンジニアが今季からご担当ということで、本当?って本当に決まっているんだけど、ピットで確認しました(笑)。SUPER GTではかなり久しぶりですね。2011年に、当時のGT500クラス35号車(チームは解散)で、脇阪寿一監督が現役だった頃に1年担当されました。その前は、2002年、脇阪寿一、飯田章コンビがチームルマンでタイトルを獲得した時のエンジニア様ですね。天才と呼ばれていました。昨年の開幕戦くらいまで、スーパーフォーミュラでKCMGの小林可夢偉選手の担当をしていました。本業は、メーカーさんのお仕事ですね。

今季は、14号車を担当されるということです。昨年は、こちらのチーム良いところで優勝を逃しているので、今年は取りこぼしたものを補完できれば(きっと大丈夫!)良い線行くんじゃないかと思います。大嶋和也選手も大ベテランになりましたよね。今考えてみたら20年前から知ってるかと思うと驚きですけど、安定感は昔から変わらないです。写真を改めて見ると全く変わらないままですね。それも驚き。

相棒の福住仁嶺選手も、昨年移籍してからもめちゃくちゃ頑張ってます。結果が伴わないのはなぜだ?いう感じで、周囲も頑張らないといけません。彼は文句ない戦いっぷりなので。

私は彼が移籍をしてこれまで以上の結果をTGRと共に挙げた!というストーリーが見たいのです…なんならまた海外に送り込んで欲しいのです。移籍という強い「決意」がカタチになった姿がみたいんですよ。美談とかで残したいとかいう意味ではなくね。移籍そのものは、全く後悔はないそうなので。だから引き続き応援してます。頑張ってくださいね!

○TGR TEAM SARD

おかえりサッシャくん(サッシャ・フェネストラズ選手)、2カテゴリー目のおかえり。以前は、SUPER GTはトムスで走ってましたので、どうしてもそっちのイメージが強く未だ間違えてて現場で慌てました。スーパーフォーミュラは、トムスで走ってますしね。ピットの前を通過して行くのであれ?となって、そうだったという状態でした。

彼はトムスとやり方が違うということを少し口にしていましたが、これも慣れてしまうことでしょう。かつて関口雄飛選手と2020年にトムスでコンビを組んでいますよね。キャリア的に申し分ない体制となりました。たった数年見ないだけでとても大人っぽくなっていました。関口雄飛選手は、相棒が誰だろうと現場でMAXにできる限りの努力を惜しまないでしょう。再び組んだコンビが、どうなるのか楽しみです。

そして、ルーキーレーシングから移籍の阿部和也エンジニアがトラックエンジニアを務めます。脇阪寿一監督と若い頃はメカニックとして、2019年には監督とエンジニアという関係で2002年に脇阪監督自身がタイトルを獲得して以来、17年ぶりにチャンピオンに輝きました。そんな2人がまたタッグを組みます。新しいことには期待しかない!こちらのチームもなかなか体制が固まらなかったけれど、これでずっと行くのではないかと思ってますよ。頑張ってください!雄飛の写真がなくてごめん!

○TGR TEAM KeePer CERUMO

珍しく石浦宏明選手に会えていません(写真後ろ姿でごめんなさい)。搬入日にお見かけしたくらい。TGRドライバーは、ピットロードになかなか出て来ないので挨拶くらいで終わることが多いですね。他メーカーは他チームのドライバーと話したりしているんだけどね。ここがメーカーでかなり違いますね。ベテランドライバーが多いからかなあ(自己分析)?

ピンクのヘアーの大湯都史樹選手。彼の個性が出てくるほど、調子が上がって行くように感じがします。移籍2シーズン目というか、移籍も忘れてしまうほど馴染んだ今年になりそうですね。彼への想いは、仁嶺くんのところに書いたのと同じです。今年は久しぶりに優勝を!なんかしそうな気がしますよ。頑張ってください!

○TGR TEAM WedsSport BANDOH

SUPER GT公式ホームペースからアナウンスがありましたが、予選方式が以前のフォーマットに戻ります。ノックアウト方式ですね。昨年は、一発の速さを2人で出すのは難しい合算方式でした。彼らの良さが今年は発揮できるかな。もちろん予選だけではなく、決勝も頑張ってほしいのですが、そこはタイヤメーカーさんと二人三脚で!ですね。そしてヨコハマタイヤさんはセパンも得意だったんじゃないかな。セパンラウンドも楽しみにしてますよ! 第3ドライバーの出番はいつだろう?

今年は小高一斗選手がリザーブドライバーという形で、GT500クラスにステップアップしました(動画は撮ったけど写真なし、ごめん)。今年はたくさん学習して、きっと来年はレギュラードライバーだね。となると誰かのシートをもぎ取ることになるでしょう。TGR陣営のどこか。そういうバイタリティもプロですから必要。応援してますからね!先輩たちとガンバってね!

ピットビューイングにも積極的に出るマサ(坂東正敬)監督。あと2分ですと追い出し(いじわるではないよ)のかかったピットビューイングで、あと2分もできますと言いながらサインをしていました。並んでいる方が諦めて帰らないよう促していましたね。これはファンの方への気遣いよね。横にいた私まで安心してしまいました。というかこのポジティブシンキングが何かとても勉強させられました。あ!って思ってほんわかしたんですよね。使わせていただきます。何気ないひとことに愛を感じました。こういうところ、スポンサーさんが長く続く訳ですよね19号車。マサ監督さすがだわ。

○TGR TEAM Deloitte TOM'S

  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
    (欠席だったエンジニアの代わりに吉武エンジニアが37号車のお手伝い)
  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜

ドライバーラインナップは変わらず笹原右京選手とジュリアーノ・アレジ選手!右京くん、スーパーフォーミュラで今年は残念ながら会えていないから、久しぶりだったというわけで今年もジュリアーノもとても久しぶりに感じましたが、SUPER GTに集中のお二人よろしくです。

今季のチーム体制が強力ですね。トムスはトラックエンジニアの上にさらにベテランのエンジニアたちをチーフエンジニアとして2台共に配置しました。こちらは、昨年2台を見ていた小枝正樹エンジニアが、大立エンジニアの上でしっかり見てくれますね。このコンビも長いので心強いですね。ミハエル・クルム監督と共に頑張ってください!

○TGR TEAM au TOM'S

周囲からかなり警戒されていますね36号車ちゃう1号車。今年も盤石すぎてやっぱり速いとライバル陣営が口を揃えて言います。きっとオフテストで見てきてそう思うのかもしれません。わたしたちが見られない領域のテストをこなして来てますからね。

連覇の難しいカテゴリーでそれはそれで楽しみですが、山下健太選手がことあるごとにチームと坪井翔選手の3連覇がかかっていると心配している様子。ご自身だって連覇がかかっていますしね。2019年にタイトル取ってるから、獲得すれば健太も3回目にはなります。まあ、あまりそこは考えずフツーに行ってくださいな。ここは何も言うことないですね。メカニックたちの意識も高いね、自分に厳しいですし影の努力もすごい。全チーム見た訳ではないけれど、チーム力の高さはもはや言うことなしです。

  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
    (なんか余裕ですね伊藤エンジニア)

今年は、トラックエンジニアが吉武聡エンジニアから伊藤大晴エンジニアに交代。彼はこのクルマのデータエンジニアをしていたので、全く心配なし。昨年の最終戦で登場した「だるま」、必勝体制のあのだるまは、彼が用意したもの(笑)。今年もだるまが準備できるようガンバってくださいな。

そしてこのクルマも、トラックエンジニアの上にまたチーフエンジニアを置くというね。吉武エンジニアがそのまま担当。もうやらないぞと最終戦で言ってましたが、後進の育成に努めるみたいです。さらに分厚い、そして経験豊富な人間がまた若手を育てるという、内部の育成プログラム。どんどんレースに強くなる訳です。メカニックからデータエンジニアになって、また更にこちらも育てるという、テクニカルのトップ、山田淳さんの世界の山田淳帝国の作り方がすごいです。

チャンピオンカー担当の金チーフメカは、スーパーフォーミュラではストラテジストをやっています。パフォーマンスエンジニアと言ってもいいのかな。戦略を考える人は、レースを知らないとダメですよね。そんなことをサクッとしているんですよ。このチーム構成も決して人が足りている訳ではない中で、人材の質をあげていますよね。メカニックも新しく入ってきていますし、キャリアのあるメカはチーフメカになって、ますます負荷も増えますが経験もどんどん積んでいくと。

負の連鎖ではなくて、なんだろプラスの連鎖とでもいいますかね?まずは、他に人材が流れないことが大事で、山田淳帝国はどうなっていくんでしょうね。楽しみです。

○なつかしの名車 OPEN INTERFACE TOM'S SC430

イベント広場は、公式テストということもあり出展も少ない中で、TGRブースがあって監督とークーショーも開催されました(TGR公式ユーチューブご参照)。

SUPER GT 2025 公式テスト岡山 監督トークショー 3/15(土)
https://www.youtube.com/watch?v=rEFUsyCJxoY

SUPER GT 2025 公式テスト岡山 監督トークショー 3/16(日)
https://www.youtube.com/watch?v=j5i-RgU5MIo

そして、このクルマがOPEN INTERFACE TOM'S SC430鎮座。これ思い入れがありますよ。ガッツリ広報仕事をしていた時期ですからね。今もフリーランスとですが、メーカーとこちらのチームの仕事をしておりました。2006年シーズン、雪の舞う鈴鹿での開幕戦に優勝して…と記憶がびっくりするほどあります。寒かったなあ…。シャンパンファイトとか無理って顔しながらやってました。

  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
    (若いねえ〜 セルモ立川祐路選手と高木虎之介選手)

この当時は、トムスは優勝こそあれどタイトルからはかなり遠ざかっていました。セルモチームやチームルマン(2006シーズンは飯田章選手、片岡龍也選手在籍)がトヨタ勢の常勝チームでした。2005年を終えると、土屋武士選手とジェームス・コートニー選手のドライバー2人がチームを去り、さて誰がトムスに来るのか話題でした。ジェームスは、オーストラリアへ帰国。V8のレースが母国で隆盛を極めていてそちらに転向しました。

土屋武士選手は、2006年は当時の土屋エンジニアリング、お父さんのチームで走りました。当時、25号車はGT500クラスで参戦していました。クルマは80スープラで相棒は、織戸学選手。当時からも大人気のドライバーですね。当時、クルマは全車に新車が与えられる訳ではなかったんですよね。前の年のクルマが2台、25号車と39号車がいましたね。翌年には、25号車は一旦撤退、のちにGT300に復帰します。39号車には、LEXUS SC430がデリバリーされました。

  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
    (真ん中がジェームス・コートニー選手 両脇のドライバーさんもなつかしすぎます)

ジェームス・コートニー選手、2003年〜2005年の3年間トムスから全日本F3選手権、SUPER GTに参戦しました。本当に早かったというイメージしかないドライバーでね。2003年に参戦した全日本F3選手権では、20戦中12勝、残りが2位という戦績。シーズン途中で、F3の上になるカテゴリー、フォーミュラ・ニッポン(現、スーパーフォーミュラ)に他チームから声がかかり参戦しました。当時トムスが今のスーパーフォーミュラに参戦していなかったんですよね。ジェームスが帰国した翌年、2006年にトムスはスーパーフォーミュラに参戦することになったんです。人生タイミングですね。でも、V8レースのギャラがとんでもない金額と伺いました。だからこれは帰るという一択だったのでしょうね(笑)。でもほんと、素晴らしいドライバーでした。愛犬に「トージョー」と名前をつけるほどトムスのことが好きでした。「トージョー」とは、ステップアップして来てSUPER GTの乗った時、彼を担当していた東條力エンジニアの苗字ですね。名エンジニア、現在ルーキーレーシングに所属しています。

  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
    (アンドレ・ロッテラー選手と東條力エンジニア)

話を戻します。2006年チームルマンから移籍してきた脇阪寿一選手とアンドレ・ロッテラー選手がこのクルマのドライバーとなり、ここからイメージが様変わりするほど強い新生トムスが築かれていくのです。ちなみに、アンドレ・ロッテラー選手は、ジェームスにオーストラリアに帰るから、代わりにトムス行ってと言われドライバーになったとか。アンドレは、ホンダ所属のドライバーでしたが彼も速くてね。ジェームスの代わりにふさわしいドライバーがやって来たという訳です。どちらにしろ、外国人ドライバーは、舘信秀会長を実のお父さんのように慕っていたので話も早かったのだと思います。

もう1人の脇阪寿一選手はトヨタの「顔」と言いましょうか、尖っててカリスマドライバーで有名でした。立川祐路選手とクルマの開発もしていましたね。わたしは寿一と話したことがなかったです人気者すぎて(笑)。トムスに来てからお互い徐々に心を開いていきました(笑)。そして当初、ドライバー同士は仲良くはなかったです、お互いプライドがあるし。人気がすごいとアンドレが拗ねて引っ込んだりしてましたね。だからアンドレの盛り上げにブログで頑張った時期がありました。ほどなくお互いの実力を認め合って、名コンビになっていくのです。その過程をずっと広報担当として見ていました。部屋も3人ということもあって、たくさん思い出がありますね。

当時、20年前くらいにアメリカから入って来た「ブログ」に着手。レースをいろいろ、バックヤードも含めて紹介をしていました。今の私のスタイルですかね、日記という範疇です自分的には。そのうち、何か変なことをしている女性というイメージが業界に浸透して行きます(笑)。ツイッターに手をつけた時もなんなんだあれ?でした。そして、数年経ちトヨタ系チームとドライバーはSNSの発信を取り入れるようになっていきました。書くと長くなるので割愛しますが、チームスタッフは一番楽しい仕事でしたね。一緒に勝利を喜べるから。もちろん勝利までの過程があるのでチームをリスペクトした上でですけどね。

  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
    (タイトルも決まった最終戦、スタッフと共にポディウムへ)
  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
    (監督は、関谷正徳氏でした。当時のメーカー担当の林さん サーキット周辺のグルメ情報なら林さん♩)

そして、この2006年とうとう最終戦の富士(この年は第9戦までありました)でタイトルを獲得しました。チームにとっても7年ぶりだったように思います。私のような外注でもチームやドライバーとの関係もますます強固になっていって、現場がやり甲斐があって楽しかったです。アンドレは、翻訳ソフトを通してブログを読んでいてくれたんですよね。すぐ世界の人になってしまうんですけどね。寿一、アンドレの黄金コンビのトムスでのストーリーは、2006年から2010年まで続きました。あの2人の始まりがこのクルマ、OPEN INTERFACE TOM'S SC430だったんです。

先般の岡山テストで、寿一から「ねえさんあれ…」と言われた瞬間、このクルマのことねとピンと来ました。古い写真持ってるでしょ?と聞かれ、引越しで間違えて捨てたと言えなかったけど(苦笑)、この回で振り返ろうと決めました(笑)。ほんとに間違えて2010年以前のデータをゴミに出してしまいました(号泣)。息子のアルバムも(笑えないよね)。

ですので、広報写真から探して来ました(感謝)。上の表彰式の際にご長男をポディウムに連れていった寿一。それ以降、ドライバーが優勝するとポディウムにお子様を連れていくこともありましたね。シャンパンファイトの時は、もちろん降りますけどね。

当時のセパンラウンドの話、2009年の2人で2度目のタイトルの時の話など、裏話がたくさんあります。いつかまた残せたらいいですね。まずはこれにて懐古ストーリーおしまい。

○終わりに

  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
    (今季はチャンピオンゼッケンを付け、1号車と0号車のどちらも走りますよ!)

三寒四温のこの時期、天候は不安定。この3月末にも例年、富士スピードウェイで公式テストがあります。このテストも2年連続雨。今年も雨予報! 天候は残念だけどシーズンの準備も佳境に入り、来月いよいよ開幕を迎えますね。国内モータースポーツも世界に負けないよう盛り上がってまいりましょう!

大谷幸子の近況

写真を探していたら…。19号車はまだ2006年はGT300クラスでセリカを駆っていました。現在、GTアソシエイションの代表をしている坂東正明さんが監督をしていました。

2006年、GTAレースダイレクターの服部尚貴さんは、当時GT500のドライバー。35号車でしたね。服部さんの横に、TGRのステージでMCをしている今井優杏さんがいますね。レースクイーン時代だわ、偶然見つけました。やるお仕事の内容は変われど、クルマ、モータースポーツに関わり、今もなお現役でお仕事されていますね。

  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
  • モタスポコラム その90-岡山テストに行って来た&なつかしのクルマ回顧録 〜SUPER GT岡山公式テスト〜
    (当時は筑波でもF3を開催していました。昨年、SUPER GTから引退をされたロニー・クインタレッリ選手が2位ですね)

2003年のジェームス・コートニーの回顧録で書き忘れましたが、チームメイトは今育成の先生であり現役ドライバーですが、育成一期生の片岡龍也選手でした。翌年2004年には、GT500へステップアップします。チームメイトは山本左近 元参議院議員でしたね。

今年は仕事をだらだらやらずに、メリハリを大事にしたいですね。できるかな、無理かな。休む時は思いっきり休む。旅にも出たいし。手相を見るのが趣味ですが、この3ヶ月で大きく変化。仕事に関わる線が伸びました。やる気満々の線も出ました。あれ?春は体調を崩しやすい時期、みなさまお気をつけて!では、また!

(写真:トヨタ自動車 大谷幸子、テキスト:大谷幸子)

OFFICIAL SNS

国内外の様々なモータースポーツへの挑戦やGRシリーズの情報、イベント情報など、TOYOTA GAZOO Racingの様々な活動を配信します。

GR GARAGE

GR Garageは、幅広いお客様にクルマの楽しさを広めるTOYOTA GAZOO Racingの地域拠点です。

OFFICIAL GOODS

ウエアやキャップなどチーム公式グッズも好評販売中。