Rd.8 RALLY HOKKAIDO 9/14-9/16
このたびの台風第21号および平成30年北海道胆振東部地震により、
被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
17回目を迎えるラリー北海道
総走行距離など国内最大級の規模で開催
9月6日(木)未明に北海道で発生した地震による影響が懸念されたが、ラリー運営関係者及び開催地域のたくさんの方々の厚意、理解とサポートで17回目の「ラリー北海道」が開催される。
本年は全日本ラリー選手権第8戦「ラリー北海道2018」の名称で、FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第4戦とともに9月14日(金)~16日(日)のスケジュールにて開催。舞台となるのは、かつて世界ラリー選手権(WRC)「ラリー・ジャパン」のステージとしても使用された十勝平野の林道などを中心に、1市4町にまたがる地域。開催規模やスペシャルステージ(SS・タイムアタック区間であり、タイムが計測されるコース)の総走行距離(178.87km)など、スケールは国内最大級と言える。SSの路面は、未舗装路(グラベル)。ラリーの拠点は帯広市郊外の北愛国交流広場で、観戦エリアは陸別サーキットなどの特設ステージや、ダイナミックな走りを観戦できる林道のSSで4ヶ所が設けられている。観戦エリアは広範囲に及び、ほぼすべてがクルマで観戦エリアまで移動する必要があり、観戦のための長距離ドライブも醍醐味の1つとなる。
今シーズン最後の未舗装路(グラベル)の戦い
高速&長距離の激しいラリーに注目
ラリーは9月14日(金)、北愛国サービスパーク側で行われるセレモニアルスタートに続いて、隣接するエリアでSS1がスタート。15日(土)に8つのSS、16日(日)には6つのSSを行い、トータルで15本のSSを行い、16日(日)の15時ごろにフィニッシュを迎える。昨年は全日本ラリー選手権とAPRCは同じスケジュールであったが、今シーズンは全日本ラリー選手権の最終日は走行距離が短縮されることになった。しかしながら長距離のステージが設定されていることには変わりなく、国内最長の過酷なラリーになることは必至だ。またJN6など上位クラスでは平均速度100km/hを超えるSSが複数あり、スピードの速さでも国内屈指のイベントである。高速グラベルでは車体に高い耐久性が求められるため、トラブルやアクシデントが起きる可能性も高く、これまで以上にドライバーやメカニックらチームの総合力が試されることは間違いない。距離や路面状況により加算されるポイント係数が高く設定され、勝敗がシリーズチャンピオンの行方に大きな影響を与える一戦だけに、その熱戦に最後まで目が離せない大会となるだろう。
TOYOTA GAZOO Racingは、「人を鍛え、クルマを鍛える」ことを目的に、2015年より全日本ラリー選手権に参戦。今シーズンは第3戦「NISSIN Rally 丹後 2018」からVitz GRMNをベースとした新型車両「TGR Vitz GRMN Rally」を投入し、JN5クラスにエントリー。福島県で開催された前戦「MSCCラリー in いわき2018」では、ラリー初日からベストタイムを次々と刻むと、ラリー2日目には僅差でトップを争っていたライバルがリタイアを喫したこともあり、2番手以降を大きく引き離し走行。最終SSの前にギヤのトラブルが発生したものの、ドライバーの眞貝知志選手はマシンをいたわりながら走りきり、今季初勝利を獲得した。「TGR Vitz GRMN Rally」にとっても全日本ラリー選手権初優勝となり、TOYOTA GAZOO Racingは2016年以来となるJN5クラス優勝を獲得した。豊岡悟志チーム監督は、「本当にうれしいです。厳しい環境でしたが眞貝選手、安藤選手が上手くクルマを操り、最後まで走りきってくれました。感謝しています」と語る一方で、終盤に起こったトラブルなど課題も見えた。「ラリー北海道」は昨シーズン、クルマのボディに大きなダメージを負いリタイアとなるものの、長時間に及ぶ修復の末に再出走したエピソードを持つ大会。前戦で勝ったことで得られたデータと昨シーズンで得た学びをしっかりと分析、「ラリー北海道2018」に挑む。
大会基本情報
- 開催地:
- 北海道帯広市及び周辺
- 日程:
- 9月14日(金)~9月16日(日)
- サービスパーク:
- 北愛国交流広場(北海道帯広市愛国町10-1)
- 路面:
- 未舗装路(グラベル)
- SS:
- 15(SSトータル距離:178.87km)
- 総走行距離:
- 749.08km
※最新情報は 大会公式サイト >> をご覧ください。
- mm
- °C
- °C
アイテナリー(ラリーガイド2 P.42-44)は
こちら >>
最新情報は 大会公式サイト をご覧ください。
観戦ポイント
SSの観戦エリアは、14日(金)から16日(日)にかけて、合計5ヶ所に設けられている。
山に入ることなく気軽にラリー観戦を楽しめるのが、北愛国サービスパークから徒歩ですぐの観戦エリア、帯広特設コースだ。14日(金)のSS1、15日(土)のSS9、16日(日)のSS15の3回ラリーカーが走行する。なかでも14日(金)のSS1は無料で観戦ポイントが開放されるほか、選手のサインがもらえる可能性があるラリーショーや、セレモニアルスタートも観戦できる。その北愛国サービスパークでは、大食い大会やコスプレ大会、地元プロミュージシャンによるライブ演奏、自衛隊車両の展示など多彩なイベントが行われる予定。ラリーの雰囲気を楽しみたい方のみならず、家族連れやラリー観戦初心者などにはおすすめのエリアといえる。
15日(土)の観戦の中心となるのが陸別の観戦エリア。SS2、SS5、SS7の3回の走行を観戦できる。このエリアはもともとオフロードサーキットであるため、観戦ポイントが多いのが特徴だ。また、人気の高いウォータースプラッシュポイントがあるのがこのステージである。1回ごとに観戦ポイントを変えてみたり、1ヶ所に留まってのんびりとラリーの雰囲気に浸ってみたりと楽しみ方は自由自在。地元グルメが味わえる出店や選手やモータースポーツパーツメーカーなどによるオークションも行われる予定だ。
16日(日)は音更、本別、足寄で観戦エリアが設けられ、前述の北愛国の観戦エリアを含め4ヶ所でクルマの走りを見ることができる。残念ながらすべてのSSを観戦することは不可能なので、あらかじめ観たいエリアを決めておくなど、事前に計画しておくことが大切だ。音更はコースと観戦エリアが近く迫力がある走りを観られ、本別はコースと観戦エリアの距離が若干離れているものの駐車場が近くに設定されて利便性が高い。足寄はコーナリングが多く多彩なクルマの挙動を堪能できる、などエリアによって特徴が異なっている。
また、観戦エリア以外の沿道でもラリーカーを応援できるポイントが多いのが「ラリー北海道」ならでは。15日(土)のSS8終了後にはJR帯広駅前の平原通りをすべてのラリーカーが通ることになっていて、帯広・藤丸デパート前では1号車到着時刻当てクイズなどのイベントが開催予定。15日(土)は本別の道の駅「ステラほんべつ」に、16日(日)には足寄の道の駅「銀河ホール21」にてそれぞれラリーパークが設置され、地元と密着したイベントが多く行われる予定だ。
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スケジュール
※2018年9月13日(木)時点の情報です。 最新情報は 大会公式サイト >> をご覧ください。
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イベントおよびSS 開始時間 開催場所 ラリーショー (サイン会及びラリーカー展示) 15:45~16:20 北愛国サービスパーク >> 開会式およびセレモニアルスタート 16:45~ 北愛国サービスパーク >> SS1 SSS Sammy SATSUNAI 1 18:00~ 帯広特設コース(北愛国サービスパーク隣接) >> パルクフェルメ 18:10~ 北愛国サービスパーク >> -
イベントおよびSS 開始時間 開催場所 サービスパーク 6:00~ 北愛国サービスパーク >> SS2 RIKUBETSU LONG 1 8:28~ 陸別サービス >> SS3 YAM WAKKA 1 8:59~ SS4 KUNNEYWA 1 9:40~ SS5 RIKUBETSU LONG 2 11:09~ 陸別サービス >> リグループ/サービスパーク 11:26~ 陸別サービス >> SS6 YAM WAKKA 2 12:47~ SS7 RIKUBETSU LONG 3 13:35~ 陸別サービス >> SS8 KUNNEYWA 2 14:13~ 本別ラリーパーク 15:30頃~17:30頃 道の駅「ステラほんべつ」 >> リグループ 17:30~ 北愛国サービスパーク >> SS9 SSS Sammy SATSUNAI 2 17:53~ 帯広特設コース(北愛国サービスパーク隣接) >> サービスパーク/パルクフェルメ 18:03~ 北愛国サービスパーク >> -
イベントおよびSS 開始時間 開催場所 サービスパーク 6:10~ 北愛国サービスパーク >> SS10 OTOFUKE REVERSE 1 7:10~ 音更林道 >> 足寄ラリーパーク 7:10頃~9:10頃 道の駅「あしょろ銀河ホール21」 >> SS11 NEW HONBETSU 1 8:04~ 本別林道 >> SS12 PAWSE KAMUY 1 9:08~ 足寄林道 >> SS13 ASHORO LONG 1 9:44~ SS14 OTOFUKE REVERSE 2 11:53~ 音更林道 >> リグループ/サービスパーク 12:38~ 北愛国サービスパーク >> SS15 SSS Sammy SATSUNAI 3 14:41~ 帯広特設コース(北愛国サービスパーク隣接) >> サービスパーク 14:49~ 北愛国サービスパーク >> セレモニアルフィニッシュ 15:09~
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- ■北愛国サービスパーク/各種イベント/出展エリア/ラリーショー/セレモニアルスタート/セレモニアルフィニッシュ
北愛国交流広場
北海道帯広市愛国町10-1 - ○入場費用
入場無料/駐車無料 - ○開場時間
9/14(金)14:00~(駐車場オープン9:00~)
9/15(土)9:00~(駐車場オープン5:00~)
9/16(日)9:00~(駐車場オープン5:00~) - ※サービスパークにご来場の際は競技車両の通行にお気をつけください。
- ○ラリーショー(サイン会及びラリーカー展示)
9/14(金)15:45~16:20 - ○セレモニアルスタート
9/14(金)16:45~ - ○セレモニアルフィニッシュ
9/16(日)15:09~ - ※上記時間は参考時間です。
- ※時間は変更となる場合がございます。
- その他詳しくは公式サイトをご覧ください >>
- ■北愛国サービスパーク/各種イベント/出展エリア/ラリーショー/セレモニアルスタート/セレモニアルフィニッシュ
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- ■帯広特設コース(北愛国サービスパーク隣接)
北愛国交流広場
北海道帯広市愛国町10-1 - ○観戦費用
下記【観戦チケット】をご覧ください/駐車無料 - ○観戦ステージ SSS Sammy SATSUNAI
SS1 9/14(金)18:00~※14(金)のみ観戦無料
SS9 9/15(土)17:53~
SS15 9/16(日)14:41~ - ※上記時間は参考時間です。
- ※時間は変更となる場合がございます。
- その他詳しくは公式サイトをご覧ください >>
- ■帯広特設コース(北愛国サービスパーク隣接)
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- ■陸別サービス/各種イベント/観戦ステージ
陸別サーキット
北海道足寄郡陸別町陸別 ウエンベツ - ○観戦/入場費用
別記【観戦チケット】をご覧ください - ○駐車料金
1台500円 - ○開場時間
9/15(土)7:30~(駐車場オープン7:00~) - ※サービスパークにご来場の際は競技車両の通行にお気をつけください。
- ○観戦ステージ RIKUBETSU LONG
9/15(土) SS2 8:28~ / SS5 11:09~ /SS7 13:35~ - ※上記時間は参考時間です。
- ※時間は変更となる場合がございます。
- その他詳しくは公式サイトをご覧ください >>
- ■陸別サービス/各種イベント/観戦ステージ
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- ■その他の観戦ステージ(音更林道、本別林道、足寄林道)の詳細は大会公式サイトをご覧ください。
- ※観戦費用は下記【観戦チケット】をご覧ください
- ※駐車料金は上記各会場について1台500円
- 詳細は大会公式サイトへ >>
- 【観戦チケット】
2日券 9/15(土)、16(日)の全観戦ステージ
大人前売券/5,000円 当日券/8,000円1日券 9/15(土)または16(日)の全観戦ステージ
大人前売券/3,500円 当日券/4,500円ステージ券 該当する観戦ステージ1ヶ所のみ
(帯広特設コース、陸別サーキット、音更林道、本別林道、足寄林道の15(土)および16(日)各日)
大人前売券/2,000円 当日券/2,800円- ※中学生以下の小人は入場無料(ただし、保護者の同伴が必要)
- ※14(金)帯広特設コースのみ観戦無料
- ※各観戦コース駐車料金別途500円(帯広特設コース除く)
- ※チケットは全国のセブンイレブン・マルチコピー機、セブンチケットWEB、大会事務局などで販売
- 詳細は大会公式サイトへ >>
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- ■本別ラリーパーク
道の駅「ステラほんべつ」
北海道中川郡本別町北3丁目1−1 - ○入場費用
入場無料/駐車無料 - ○開催時間
9/15(土) 15:30頃~17:30頃 - ※上記時間は参考時間です。
- ※時間は変更となる場合がございます。
- その他詳しくは公式サイトをご覧ください >>
- ■本別ラリーパーク
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- ■足寄ラリーパーク
道の駅「あしょろ銀河ホール21」
足寄郡足寄町北1条1丁目 - ○入場費用
入場無料/駐車無料 - ○開催時間
9/16(日) 7:10頃~9:10頃 - ※上記時間は参考時間です。
- ※時間は変更となる場合がございます。
- その他詳しくは公式サイトをご覧ください >>
- ■足寄ラリーパーク
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