2024 Rd.1 RALLY 三河湾 2024

MORIZO Challenge Cup RALLY 三河湾2024

    MORIZO Challenge Cup RALLY 三河湾2024

    MORIZO Challenge Cup
    いよいよ始動!

    2024年シーズンの全日本ラリー選手権開幕戦「Rally三河湾2024 Supported by AICELLO」から、ナンバー付き車両によって争われるJN-2クラスに、若手ドライバー育成カテゴリーの「MORIZO Challenge Cup(略称:MCC)」が導入されます。JN-2クラスはシリーズの頂点に位置するJN-1クラスに次ぐクラスで、ステップアップを目指す若手ドライバーや経験豊富なベテランが数多く参戦しています。
    MCCはラリー三河湾を皮切りに、全日本ラリー選手権全8戦で開催。25歳以下のドライバーが対象となりますが、一部条件付き(TGRラリーチャレンジ優勝かシリーズクラス3位以上の経験/地方選手権入賞経験/全日本ラリー参戦経験)で29歳以下の参戦も可能です。
    参戦車両はトヨタGRヤリス(1.6L直列3気筒ターボエンジン+GR-FOUR搭載車)。MCCが組み込まれるJN-2クラス車両は様々な改造が認められていますが、参戦費用の削減とイコールコンディション(平等な競争)を目的に、参戦事務局が指定するパーツの装着や、改造範囲の制限などが設けられました。シリーズ参加者にはJN-2クラスのポイント以外に、1位~3位までの上位入賞者にMCC独自のポイント(全8戦中6戦が有効)が付与されるほか、最多SSトップタイム賞が表彰されます。また、シリーズ年間成績優秀者には、フィンランドのTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamにおいて、ラリー講習への参加権利が与えられることになりました。
    2024年開幕戦の「Rally三河湾2024 Supported by AICELLO」には、大竹直生、山田啓介、貝原聖也、KANTA、中溝悠太、稲葉摩人、星涼樹、最上佳樹の8名がエントリーリストに名を連ねました。フィンランドにおいて2年間の育成経験を持つ大竹や、全日本ラリー選手権JN-2クラス優勝を果たした山田をはじめ、様々な経歴を持つ若手ドライバーが集まっています。初めて開催されるラリーにおいて、各選手がどのような走りを見せるのかご注目ください。
    MCCへの参加ドライバーは、日本最高峰の全日本ラリー選手権において、様々な路面やコンディションの経験を積み、ラリードライバーとして大きく成長していくはずです。そしてその道のりは、世界にもつながっています。ぜひシーズンを通じて若手選手への応援をよろしくお願いいたします。

    ※2024年2月22日時点の情報です。変更の場合があります。

    2/24(土)~25(日)富士スピードウェイ
    MORIZO Challenge Cup合同トレーニング参加の選手達

    FIT-EASY Racing 山田 啓介選手
    FIT-EASY Racing
    山田 啓介選手
    FIT-EASY Racing 最上 佳樹選手
    FIT-EASY Racing
    最上 佳樹選手
    ADVICS with K-One Racing Team
    貝原 聖也選手

    ラリー三河湾は初開催のラリーですから、周囲の選手も全員コースを知らない状態での戦いとなります。とても難しいラリーにはなると思いますが、昨年1シーズンを通じて色々な道を走りました。中部・近畿の地区戦では、厳しい道でのラリーの組み立て方などをひととおり勉強してきたつもりなので、その点をしっかりと活かせれば、いい順位もついてくるんじゃないかなと思っています。シーズン序盤は自分の経験を活かして、後半にかけてはクルマとチームの体制も力をつけて、正面から勝負できるようにしていきたいですね。シリーズ全体の目標としては、3位入賞以上でシリーズを終えたいと思っています。

    Ahead Japan Racing Team
    稲葉 摩人選手 第2戦 唐津より参戦予定!

    TGRラリーチャレンジにコ・ドライバーとして参加していました。ドライバーとしてはレーシングカートと、スーパーFJでの経験があります。ラリードライバーの奴田原文雄さんとの出会いからラリースクールに参加し、ラリーの面白さを知りました。また、そのスクールで大輝さんとご一緒する機会があって、そこから今回の参戦につながりました。出たラリーではきちんと完走して、マシンを無事に戻したいというのがひとつ。そして順位にこだわらず、1秒でもいいからクルマを速く動かせるようになるっていうところで、頑張っていけたらと思います。ラリー三河湾は大輝さん(Ahead Japan Racing Team 新井大輝 監督)が参戦するので、現地に行って勉強しようかなと思っています。

    CUSCO Racing
    星 涼樹選手

    今回の合同トレーニングでは、けっこう距離を走れた印象です。とにかくクルマに乗れていないので、4WDのクルマに慣れることができてきました。今回ペースノートの練習、レッキも含めたシミュレーションをやって、手応えを得ることができました。ほかの人のペースノートを見させてもらったのですが、すごく単語が多くて。僕のはまだとてもシンプルです(笑)。MCCでの目標は、開幕戦では短いステージでいいタイムを出しつつ、とにかく完走することです。シリーズ後半でペースを上げて、どこかで目立つようにはしたいですね。

    MATEX-AQTEC RALLY TEAM
    中溝 悠太選手

    これまでGRヤリスにはあまり乗ったことはなかったのですが、今回のトレーニングである程度クルマの習熟ができましたし、電子制御がどのように作動するのかについても体感できたので、いい経験になったと思っています。ラリー三河湾はとても難しい路面だという情報を聞いているので、まずは走り切ってマイレージを稼ぎたいと思います。とは言え、ゆっくり走っても経験にならないので、無理せずクラッシュしない最大限のペースを探る練習をしていきたいと思います。まずは少しずつ経験を積んで、シリーズの終盤では上位争いに絡んでいけるようになりたいと思っています。

    TK motorsport
    KANTA選手

    ラリーは未経験ですし1年目なので、色々と学んで、ひとつひとつ吸収し、徐々にステップを踏んで成長していけたらいいかなと思います。ラリー三河湾での目標は、まず完走すること。コ・ドライバーの保井隆宏さんと監督の勝田貴元さんから教わっているペースノートの作り方をしっかり本番でできるように。10km以上のSSもあるので、それに備えて練習でペースノートを作ってみましたが、めっちゃ長いですね(苦笑)。今後は表彰台も目指していければと思いますが、そんなに簡単なものではないと思うので。まずはラリーというものを知っていくというのが重要だと思うので、そこからです。

    TOYOTA GAZOO RacingーWRJ
    大竹 直生選手

    みんなで合同トレーニングをやる機会はなかなかありませんから、新鮮ですね。選手たちもラリー以外の色々なカテゴリーから集まっていますし、運転のキャラクターも違っていて、見ていても刺激になりますね。今シーズンの目標ですが、MORIZO Challenge Cupはチャンピオンを狙います。クルマへの対応については初戦のラリー三河湾を走ってみてですね。シリーズはターマックが中心になりますが、グラベルの方が得意なので、北海道の2戦も出場するつもりでいます。

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