2018年レポート

FIA-F4 2018年 第9,10戦 SUGO
FIA-F4第5大会SUGO 19歳小高一斗が第9戦5位、第10戦6位
ルーキーの18歳小川颯太は第9戦8位、第10戦10位に終わる

2018.09.18(火)- 20:00配信

スポーツランド菅生でFIA-F4選手権の第5大会(第9戦、第10戦)が行われ、トヨタのスカラシップを受けシリーズに参戦している19歳の小高一斗(TOM'S SPIRIT)が第9戦で5位、第10戦は6位。今季よりシリーズにフル参戦している18歳の小川颯太(TOM'S SPIRIT)は、第9戦8位、第10戦はバトル中にコースオフを喫し10位に終わりました。

9月15日(土)、16日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOでFIA-F4選手権の第5大会(第9戦、第10戦)が行われました。入門フォーミュラシリーズとして高い人気を誇り、毎戦熱戦が繰り広げられている同シリーズには、FTRS(フォーミュラトヨタ・レーシングスクール)のスカラシップドライバーとしてトヨタの支援を受け、小高と小川がフル参戦しています。
 15日(土)今にも降り出しそうな曇り空の下、気温20度、ドライコンディションで午後8時10分から30分間の予選開始。第7,8戦と連勝中の小高でしたが、ここSUGOでは、前日までの専有走行でもライバルにやや水をあけられる状態となっており、ベストタイムで決定される第9戦、セカンドベストタイムで決定される第10戦のグリッド両方とも6番手となりました。小川は第9戦9番手、第10戦8番手グリッド。

 予選の後、併催のSUPER GTフリー走行中にはかなり激しい雨が降り、路面はヘビーウェットに。FIA-F4の第9戦決勝スタート前は降ったり止んだりでまだ路面は濡れており、小高、小川を含めほとんどの車両がウェットタイヤを装着してグリッドへ。
 午後12時55分、15周で争われる第9戦の決勝レースがスタート。通常よりもやや長い30分間のスタート進行の間に雨は止み、周回を重ねるごとに路面はライン上が乾いていき、ウェットタイヤ装着の各車は濡れているラインを選んでタイヤを冷やしながらのレースを強いられることとなりました。
 小高は5番手スタートから順位をキープ。9番手スタートの小川が抜群のダッシュを決めて小高に次ぐ6位へと順位を上げました。
 コース上が徐々に乾いていく中、後方スタートから唯一スリックタイヤを選択した車両が別格の速さでポジションを挙げていく展開となりました。8周目、小高がこの車両にパスされる際、小川が隙を突いて一旦は小高の前に出ましたが、小高が意地を見せて抜き返しポジションをキープ。その後、小川は乾いていく路面でハンドリングが悪化し徐々にポジションダウン。
 小高は6位、小川は9位でチェッカー。その後、トップチェッカーの車両が黄旗追い越しのペナルティを科され10位へと後退したことで、最終的に小高は5位、小川は8位という結果に。小高は今季、出場したレースで初めて表彰台を逃すこととなりました。

 16日(日)は朝から好天に恵まれ、やや暖かさも感じる中で午前9時より第10戦の決勝レースが行われました。
 上位勢は順位の変動無く全車綺麗なスタート。6番手グリッドの小高は前を行く車両にピタリと食らいつき、プレッシャーをかけ続けながら周回を重ねました。しかし、後半戦に入ると、追い越しの難しいSUGOにおいて、唯一の追い越しポイントとも言える1コーナーでコースアウト車両が止まったため、黄旗が振られ追い抜きが出来ず、そのままファイナルラップへ。ファイナルラップもコーナー毎に前を攻め続けた小高でしたが、追い抜きは叶わず、6位でチェッカー。
 小川は7周目に、ライバルとのバトルで1コーナーで並ばれ、クロスラインで抜き返そうとしたところでスピン。10位に後退。そのまま10位でレースを終えました。

小高一斗(TOM'S SPIRIT)と小川颯太(TOM'S SPIRIT)
小川颯太(TOM'S SPIRIT)
ピットで待機する小高一斗(TOM'S SPIRIT)と小川颯太(TOM'S SPIRIT)