2日間にわたる公式車検は好天に恵まれ、リパブリック広場やその周辺は例年のように大きな盛り上がりを見せました。TGRの2台のGR010 HYBRIDは、9日（土）の午後に登場。小林可夢偉、ニック・デ・フリースと急遽7号車をドライブすることとなったホセ・マリア・ロペス、そしてセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の8号車のクルー、全6名が特設ステージに上がりトークショーで今大会での健闘を誓ったあと、恒例のチーム記念撮影を行い、集まった多くのファンの皆様との交流を楽しみました。
　その後、ル・マン市内を巡る公道でのレースカーによるパレードが行われました。今年は新たにGR010 HYBRID 7号車を含むハイパーカーも加わり、沿道を埋め尽くした大観衆に勇姿を披露しました。

　公開車検を終え、翌9日（日）にはテストデーとして走行が始まります。このテストデーは、公道区間を封鎖してル・マンのフルコースを走ることのできる今季最初の貴重な機会となります。

　ル・マン24時間レースの公式な走行は、12日（水）に開始され、練習走行と予選、そして13日（木）のハイパーポールを経て、15日（土）現地時間午後4時（日本時間午後11時）に24時間レースのスタートが切られます。