LEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポート No.2国内スーパー耐久でLEXUS RC F GT3が3位表彰台獲得

2022.03.29(火)- 17:00配信

 ようやく暖かさを感じるようになってきた3月、米国では伝統の12時間耐久レースが開催され、国内でもスーパー耐久が開幕。今月のLEXUS カスタマーマンスリーレポートでは、LEXUS RC F GT3が参戦した2レースの模様をお伝えします。

国内スーパー耐久でLEXUS RC F GT3が3位表彰台獲得

WeatherTech SportsCar Championship第2戦セブリング12時間
Mobil 1 Twelve Hours of Sebring Presented by Advance Auto Parts

 3月16日(水)から19日(土)にかけて、米国フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで2022年WeatherTech SportsCar Championshipシリーズの第2戦「セブリング12時間」が行われました。
 1月にシリーズ最大のイベント「デイトナ24時間」で幕を開けた同シリーズは、約2か月のインターバルを経て、米国のスポーツカー耐久レース誕生の地と言えるセブリングでの第2戦を迎えました。
 今季の同シリーズには、バッサー・サリバンから新たに設けられたGTDプロクラスに1台、GTDクラスに1台と計2台のLEXUS RC F GT3が参戦しています。
 今大会は12時間耐久と言うこともあり、GTDプロクラスの14号車はレギュラードライバーのジャック・ホークスワースとベン・バーニコートのコンビにアーロン・テリッツを加えた3名でGTDプロクラスに挑戦。12号車はフランキー・モンテカルボ、スコット・アンドリュース、リチャード・ハイスタンドの3名でGTDクラスに出場しました。
 予選では、14号車がクラス6番手、12号車がクラス11番手グリッドを獲得。
 19日(土)午前10時10分より、暑いフロリダでの12時間にわたる長いレースがスタートしました。
 14号車はクラス6番手スタートから、すぐにトップ5圏内へと浮上。中盤には首位にも立ちました。
 日が沈み、レースが終盤を迎える頃には、14号車は3位を走行。後方からの激しい追撃を凌ぎながら、表彰台へ向けてのバトルを繰り広げていましたが、なんと残り2周というところで痛恨の燃料切れ。クラス7位に終わりました。
 12号車は他車のペナルティにより10番手からスタートを切り、トップ5圏へと浮上するも、他車との接触でヘッドライトなどを破損。修復のために何度かのピットインを余儀なくされ、クラス7位でチェッカーを受けました。

リザルト

クラス順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
GTDプロ7位6番手14ジャック・ホークスワース
ベン・バーニコート
アーロン・テリッツ
バッサー・サリバン3203 Laps
GTD7位10番手12フランキー・モンテカルボ
スコット・アンドリュース
リチャード・ハイスタンド
バッサー・サリバン3183 Laps
クラス7位でチェッカーを受けたバッサー・サリバン 14号車
バッサー・サリバン

ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第1戦 鈴鹿
SUZUKA 5時間耐久レース

 3月19日(土)と20日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキット、ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第1戦 鈴鹿の第1戦「SUZUKA 5時間耐久レース」が開催されました。
 今シーズンも同シリーズには、総合優勝を争う最速のST-XクラスにaprからDENSO LEXUS RC F GT3 31号車が参戦します。今大会は永井秀貴/嵯峨宏紀/小高一斗の3名体制で5時間レースに挑みました。
 19日(土)に行われた予選は、AドライバーとBドライバーの2人がアタックし、ベストタイムの合計で決定されます。永井秀樹がAドライバー、嵯峨宏紀がBドライバーとして予選に挑んだ31号車は、最前列2番手グリッドを獲得しました。
 20日(日)、快晴の空の下で5時間にわたる決勝レースがスタート。最前列2番手グリッドの31号車は小高がスタートを担当し、すぐに激しい首位争いを展開。14周目にトップに立ちました。
 その後は永井、嵯峨へとドライバー交代を行い、残り1時間を目前に再び小高がコックピットへ。この時点で4位につけ前を追走してた31号車でしたが、終盤、首位走行中の車両がトラブルでストップ。31号車は開幕戦を3位表彰台獲得という結果で終えました。

リザルト(ST-Xクラス)

順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
3位2番手31永井秀貴/嵯峨宏紀/小高一斗apr1311 Lap
apr 31号車
3位表彰台獲得した永井秀貴、嵯峨宏紀、小高一斗

次号のマンスリーレポートは4月26日頃の発行を予定しています。