2025 Rd.2 ツール・ド・九州 2025 in 唐津

全日本ラリー選手権 第2戦 MORIZO Challenge Cup ツール・ド・九州 2025 in 唐津

MORIZO Challenge Cup RALLY 三河湾2025

総勢11台がエントリー
新コースを舞台とする唐津

2025年シーズン全日本ラリー選手権第2戦「ツール・ド・九州 2025 in 唐津」が、4月11日〜13日にかけて佐賀県唐津市を拠点として開催されます。若手ドライバー育成カテゴリーの「MORIZO Challenge Cup(略称:MCC)」には総勢11台22名の選手がエントリーしています。スペシャルステージ(SS・タイムアタック区間であり、タイムが計測されるコース)が設定されるエリアは、一部を昨年のSSと共用しながらも、大きく刷新されました。初参戦の選手たちだけでなく、過去このラリーに参戦した経験を持つ選手にとっても、初めてのコースに対するドライビングやペースノート精度の高さが求められます。
前戦ラリー三河湾でMCC2位に入賞した稲葉摩人選手は、今大会注目の選手のひとり。昨年の唐津で初完走を果たしており、MCC参戦2年目となる今回は、昨年1年間を戦い抜いてどのような成長を果たしたのか、その成果に期待がかかります。また、全日本ラリー選手権初参戦ながら、前大会でMCC3位に入る目覚ましいスピードを発揮したジール・ジョーンズ選手は2戦目のエントリー。前のラリーとはキャラクターの違うSSをどのように攻めるのか、こちらにも注目が集まります。唐津を「好きなラリー」と語る兼松由奈選手は、ここ2年間JN-4クラスでの参戦経験を持っています。その経験を今大会に活かすことができるかどうか注目が集まります。昨年、TGRラリーチャレンジE-2クラスでシリーズチャンピオンを獲得した松原周勢選手は、全日本ラリー選手権としての唐津は初参戦。前戦ラリー三河湾で得た課題を克服すべく、2戦目のMCCに挑みます。
今大会では奥井優介選手、米林慶晃選手、岩堀巧選手が新たに戦線に加わります。奥井選手は全日本ジムカーナ選手権でチャンピオンを獲得するなど実力は折り紙付き。今年普通自動車免許を取得した米林選手は昨年のTGR WRCチャレンジプログラムでフィンランドのファイナル選考会にまで進出しているほか、岩堀選手も中国・四国や九州の地区戦で表彰台を獲得するスピードを見せています。彼らを含めた総勢11台が挑むツール・ド・九州 2025 in 唐津。フレッシュな顔ぶれがそろう若手選手への応援をよろしくお願いいたします。

※2025年4月3日時点の情報です。変更の場合があります。

TOYOTA GAZOO RacingーWRJ
大竹直生選手

前戦のラリー三河湾を良い流れで終えられましたが、良かった部分、悪かったところが顕著に出ました。その両方をしっかり分析して唐津を戦いたいです。ペースノートを読むタイミングは、まだ100%マッチしていませんが、それはこれから改善すべく、コ・ドライバーの橋本美咲選手と一緒に取り組みます。ツイスティな林道が僕は改善すべきところ。唐津はツイスティなステージが多い印象なので、頑張りたいです。

TOYOTA GAZOO RacingーWRJ
平川真子選手

ラリー三河湾では課題もたくさん見つかったので、そこを改善して唐津を走りたいと思います。九州のラリーはこれまで地区戦でもたくさん出ていますし、昨年はチャンピオンも獲得することができました。唐津も好きなラリーのひとつですので、表彰台を目指して、もう少しレベルアップした走りを皆さんに見せられるように頑張ります。

FIT-EASY Racing
最上佳樹選手

昨年はラリー最終日にチームメイトの山田啓介選手と近いタイムで走ることができました。今年はスペシャルステージが違うと聞いていますが、いいイメージを持っています。合間を見つけて走れるイベントを見つけ、練習を頑張ります。MCCというシリーズ全体を見据えるならそういうことをやっていかなければだめだなと思っています。

MATEX-AQTEC Rally Team
稲葉摩人選手

昨年の唐津が初めてのラリーだったので、思い出の場所です。コースは新しくなるようなので、全員がフェアな条件の新しいラリーだと思って臨みます。ラリー三河湾ではペースノートが課題となる部分があったので、そういうところを極力なくしたい。唐津に向けてきちんとペースノートを改良していきたいなと思います。

CUSCO Racing
Zeal Jones選手

時間をかけてマシンに慣れてきた結果、ラリー三河湾ではいいペースを発揮できたし、今年のMCCでも十分戦えることを証明できたと思っています。私自身ターマックで初めてのラリーとしては本当にいい結果だったと思いますし、走る中で手応えを得ることもできたので、それを唐津でも活かせるように取り組んでいきたいと思います。

CUSCO Racing
松原周勢選手

ラリー三河湾ではどんどんクルマのことを吸収して、SS順位やタイムを上げていくことができました。クルマへの習熟度はだいたい7割〜8割くらいのところまで来ていると思いますが、ハイスピードと低速域ではっきりとSS順位の差が出ていたので、課題をつかむことができました。唐津では課題を克服し、GRヤリスともっと仲良くなりたいなと思います。

Wellpine Motorsport
長尾綱也選手

ラリー三河湾は北海道以外で初めてのラリーでしたが、終盤になって舗装路ラリーの走らせ方が分かってきました。もちろん唐津も初めてなので、三河湾で得たイメージをどう鮮明に描き続けるか、体に染み込ませるかが課題です。行ける手応えを得ることはできたので、それを忘れないように唐津に挑みたいと思います。

TEAM KANEMATSU
兼松由奈選手

唐津はこれまでもJN-4クラスで2年出場しています。コースは道幅が広めで路面も良く、すごく好きなのですが、今回はけっこうルートが変わっているようで、ちょっとその点は不安な部分もあります。これまで苦手だったようなコースのドライビングを集中的に考えて、苦手を減らしていくようにしたいと思っています。

関連トピックス

OFFICIAL SNS

国内外の様々なモータースポーツへの挑戦やGRシリーズの情報、イベント情報など、TOYOTA GAZOO Racingの様々な活動を配信します。

GR GARAGE

GR Garageは、幅広いお客様にクルマの楽しさを広めるTOYOTA GAZOO Racingの地域拠点です。

OFFICIAL GOODS

ウエアやキャップなどチーム公式グッズも好評販売中。