このたび「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 利府」が、昨年に引き続き3回目の開催となり、全国各地から皆様方をお迎えできますことを、大変うれしく思っております。

トヨタ自動車株式会社様をはじめ、関係各社のご協力と大会関係者の皆様の並々ならぬご尽力の賜物と深く感謝申し上げます。

利府町は、宮城県のほぼ中央に位置し、西部地区には宮城県総合運動公園や県民の森、加瀬沼公園が、そして、東部地区には日本三景の一角をなす表松島の海があり、本町を代表する観光名所である天然の桟橋「馬の背」があります。四季折々の季節を感じることができる観光地のほか、敷地面積が日本一のＪＲ東日本総合車両センターや東北最大級のエンターテイメントモールなど、大注目のおでかけスポットも数多くございます。

メイン会場となる宮城県総合運動公園（グランディ・21）は、2001年の「新世紀みやぎ国体」や2002年「FIFAワールドカップ」、さらに、2021年には「東京2020オリンピックサッカー競技大会」など、世界規模のスポーツイベントやコンサートなどが多数催されております。今年も、宮城県のご協力により、町民が待ち望む本イベントをこのような施設で開催できることに対し、大変うれしく思っております。

宮城県が推進する「富県宮城」において、トヨタ自動車東日本株式会社様をはじめとする自動車関連企業が数多くありますが、自動車を“造る”だけではなく自動車で“遊ぶ”場所を提供することで、モータースポーツが、本町独自の新たなスポーツ文化として定着し、「スポーツのまち利府町」の更なる創造的発展と、観光を通じた交流人口の拡大が図れればと考えております。

本大会に参加される選手及びチーム関係者の皆様には、最高のパフォーマンスを発揮いただくとともに、ご来場の皆様もモータースポーツを楽しんでいただけることを願っております。

また、大会が開催される９月は町の名産である「利府梨」が旬を迎えます。ぜひこの機会に利府梨をはじめとした地場産品をご堪能いただきながら、利府町でリフレッシュしていただければ幸いです。

結びとなりますが、本大会を開催されるにあたりご尽力を賜りました関係者の皆様に深く敬意を表しますとともに、大会の成功をご祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。

大会名誉会長
利府町長　熊谷　大