TEAM & DRIVER

WEC 2024 チーム&ドライバー

ドライバー

  • マイク・コンウェイ

    マイク・コンウェイ

    GR010 HYBRID 7号車:ドライバー
    生年月日:1983年8月19日 国籍:イギリス

    マイク・コンウェイ(Mike Conway、1983年8月19日生まれ)は、イギリス出身のレーシング・ドライバー。カートレースから始め、母国イギリスでフォーミュラフォード、フォーミュラルノーUKへとステップアップ。2005年にイギリスF3に参戦し、翌年はチャンピオンを獲得。2007年にはGP2参戦し、F1テストドライバーも経験。2009〜14年はアメリカのインディカー・シリーズに参戦。2013年からはWECのLMP2クラスに。2014年はTOYOTA GAZOO RacingのWECリザーブドライバーとなり、翌年から7号車のレギュラードライバーを務める。2019-2020シーズンはチャンピオンを獲得。ル・マン24時間では2021年に小林可夢偉らと組み、初制覇を記録し、WEC連覇を達成。翌年シリーズ3位。昨年は4勝して同2位と、チームの3年連続のコンストラクター獲得に貢献。2024年も7号車の中心ドライバーとしてWECに参戦する。

    主な実績
  • 小林 可夢偉

    小林 可夢偉

    GR010 HYBRID 7号車:ドライバー
    生年月日:1986年9月13日 国籍:日本

    小林 可夢偉(こばやし かむい、1986年9月13日生まれ)は、兵庫県出身のレーシング・ドライバー。9歳でカートを始め、2000年には全日本ジュニアカート選手権、翌年は全日本カート選手権ICAの王者に。同年、フォーミュラトヨタ・レーシング・スクール(FTRS)を受けスカラシップを獲得。2002年、15歳の誕生日に限定競技ライセンスを取得し、フォーミュラトヨタで4輪デビュー。2004年からTDP(現TGR-DC)ドライバーとして欧州のフォーミュラに挑戦。2008年にGP2で優勝し、翌年はGP2アジア王者。2010年からF1にフル参戦し、2012年の日本GPで3位獲得。2015年からはスーパーフォーミュラに参戦。WECへも2016年からフル参戦、ル・マン24時間では2017年にコースレコード(当時)でポールポジションを獲得。2019-2020シーズンは4勝して初のチャンピオンに。2021年はGR010 HYBRID(7号車)でハイパーカー初のル・マン24時間制覇を達成。翌年はWECチームの代表も兼任し、チームの同クラス3連続のマニュファクチャラータイトル獲得に貢献。2024年も引き続き同様の体制でWECに挑戦し、スーパーフォーミュラへの参戦を続ける。

    主な実績
  • ニック・デ・フリース

    ニック・デ・フリース

    GR010 HYBRID 7号車:ドライバー
    生年月日:1995年2月6日 国籍:オランダ

    ニック・デ・フリース(Nyck de Vries、1995年2月6日生まれ)は、オランダ出身のレーシング・ドライバー。本名が長いため、愛称の“ニック”のレースネームが通り名となっている。カート独ジュニアや欧州、インターナショナルのタイトルを獲得。その後も欧州の初級フォーミュラで好成績を上げ、2019年にはFIA-F2でチャンピオンとなった。その後フォーミュラEでは2020−21シーズンでタイトルを獲得。2022〜23年はF1にも参戦するが、レギュラーは獲得できず。TOYOTA GAZOO Racingでは2020年にテスト兼リザーブドライバーとなり、LMP2クラスの別チームでWECにも参戦。2024年にはTOYOTA GAZOO RacingでWECに参戦することが決定し、小林可夢偉、マイク・コンウェイらと7号車でタイトル獲得を目指す。
    <参考:本名はヘンドリック・ヨハネス・ニカシウス・デ・フリース(Hendrik Johannes Nicasius de Vries)。このNicasiusを略してニックという愛称をレースネームにしている>

    主な実績
  • セバスチャン・ブエミ

    セバスチャン・ブエミ

    GR010 HYBRID 8号車:ドライバー
    生年月日:1988年10月31日 国籍:スイス

    セバスチャン・ブエミ(Sebastien Buemi、1988年10月31日生まれ)は、スイス出身のレーシング・ドライバー。1993年からカートを始め、スイスや欧州のシリーズでタイトルも獲得。そして2004年にドイツのフォーミュラBMWでレースデビューし、世界的な飲料メーカーのスカラシップも得て翌年にはシリーズ2位に。その後、スペインおよびユーロのF3シリーズ、A1グランプリに参戦。2007年には負傷選手の代役でGP2にスポット参戦し、F1チームのリザーブ兼テストドライバーとなり、2009〜11年にはレギュラードライバーとなった。2012年からはTOYOTA GAZOO RacingでWECに参戦し、8号車のレギュラードライバーとして2014年と2018-2019シーズンのチャンピオンを獲得。そしてル・マン24時間では中嶋一貴らと2018年から2020年まで3連覇を達成。2022年はGR010 HYBRIDを駆り、ル・マン優勝も含む2勝2位3回で、3回目のシリーズチャンピオンを獲得。翌年はル・マン連勝を逃すものの、WECタイトルの連覇を達成した。2024年も8号車の中心ドライバーとして、ル・マンでの5勝目とWECの3連覇を目指していく。

    主な実績
  • ブレンドン・ハートレー

    ブレンドン・ハートレー

    GR010 HYBRID 8号車:ドライバー
    生年月日:1989年11月10日 国籍:ニュージーランド

    ブレンドン・ハートレー(Brendon Hartley、1989年11月10日生まれ)は、ニュージーランド出身のレーシング・ドライバー。6歳からカートを始め、13歳で母国ニュージーランドのフォーミュラ・フォード・フィスティバルで優勝。翌年には世界的な飲料メーカーのスカラシップを得て、ヨーロッパ各地のフォーミュラレースに参戦。2009年にはF1チームのリザーブ兼テストドライバーとなるチャンスも得たが、辞退してレース競技に集中した。その後はGP2にスポット参戦し、2012年からはWEC、ル・マン24時間など耐久レースに出場。2017年はル・マン優勝やWECタイトルも獲得した。翌年はF1にレギュラードライバー、翌年はテストドライバーも務めた。そして、2019年後半からTOYOTA GAZOO Racingに加入し、WECの2019-2020シーズンをブエミと中嶋一貴と組み、ル・マン24時間を勝利してシリーズ2位に。2021シーズンはGR010 HYBRIDでシリーズ2位。2022年は8号車GR010 HYBRIDで挑み、セバスチャン・ブエミ、平川亮と共にル・マン優勝を含むシリーズ2勝を挙げ、3度目のシリーズチャンピオンを獲得。翌年も同じ体制で2勝を挙げてWEC連覇を達成。2024年は昨年逃したル・マンの勝利とWECの3連覇を目指す。

    主な実績
  • 平川 亮

    平川 亮

    GR010 HYBRID 8号車:ドライバー
    生年月日:1994年3月7日 国籍:日本

    平川 亮(ひらかわ りょう、1994年3月7日生まれ)は、 広島県出身のレーシング・ドライバー。2007年からカートを始め、翌年には全日本ジュニアカート選手権の初戦で優勝し、さらにタイトルも獲得。2009年はフォーミュラトヨタ・レーシング・スクール(FTRS)を受講し、史上最年少の16歳1ヶ月でJAF国際限定Aライセンスを取得。2012年には全日本F3選手権に参戦してチャンピオンに。翌年にはスーパーフォーミュラに参戦。2015年はSUPER GTのGT500クラスにフル参戦し、開幕戦はじめ2勝を挙る。2017年にはニック・キャシディと組んで史上最年少コンビ(ともに23歳)で王者となる。2016、17年にはヨーロッパ・ル・マンシリーズへとル・マン24時間にも参戦。スーパーフォーミュラは2016、17年と参戦を中断したが、2018年から復帰して2020年にはランキング2位、以後もタイトルを争った。SUPER GTのGT500クラスも2021年まで参戦し、こちらも毎年のようにタイトルを争う。2022年からはTOYOTA GAZOO Racingの8号車よりWEC参戦。ル・マン優勝を含むシリーズ2勝2位3回で初のワールドチャンピオンを獲得し、翌年も連覇を達成。2024年も8号車のドライバーとして自身の3連覇を狙う。また、F1の名門マクラーレンのリザーブドライバーにもなり、チームへの貢献とF1参戦を目指していく。

    主な実績

テスト&リザーブドライバー

  • 宮田 莉朋

    宮田 莉朋

    生年月日:1999年8月10日 国籍:日本

    宮田 莉朋(みやた りとも、1999年8月10日生まれ)は、神奈川県出身のレーシング・ドライバー。4歳でカートを始め、地方選手権で数々のタイトルを獲得。2013年からは全日本カート選手権に参戦し、翌年KF1クラスでチャンピオンに。2015年にスタートしたFIA-F4選手権のシーズン途中に4輪デビューし、初戦で4位、4戦目には2位となる。2016年はフォーミュラトヨタ・レーシング・スクール(FTRS)のスカラシップを得て、FIA-F4選手権にフル参戦、第5戦富士で当時のシリーズ最年少記録で初優勝しこの年と翌年にはシリーズを連覇。2017年は全日本F3選手権(現在は全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権/SFL)に参戦し、2018、19年はシリーズ2位。2020年にはSFL初代王者となり、スーパーフォーミュラにスポット参戦した。SUPER GTでは2018年からGT300クラスに参戦し、2019年に初優勝、GT500クラスにもスポット参戦。2020、21年はGT500クラスにステップアップし、2021年はポールポジション2回、2度の表彰台と速さを示すと、2022年にチームを移籍して初優勝を挙げ、最終戦までタイトルを争った。同年、スーパーフォーミュラでも3位表彰台に2度上がった。2023年はTGR WECチャレンジプログラムの育成ドライバーに選出され、チームに帯同して海外経験を積むとともに、スーパーフォーミュラとSUPER GT500クラスに参戦し、その両方を制して史上最年少24歳でダブルチャンピオンを獲得した。2024年はTGR WECチームのリザーブドライバーに就任するとともに、新たにフォーミュラ2とヨーロピアン・ル・マン・シリーズにチャレンジする。

    主な実績

チーム

  • チームオーナー 豊田章男
    豊田章男 チームオーナー
    トヨタ自動車株式会社 代表取締役会長
  • TOYOTA GAZOO Racing Europe 会長 佐藤恒治
    佐藤恒治 トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長
    TOYOTA GAZOO Racing Europe 会長
  • TOYOTA GAZOO Racing Europe 副会長 中嶋一貴
    中嶋一貴 TOYOTA GAZOO Racing Europe 副会長
  • チーム代表 小林可夢偉
    小林可夢偉 チーム代表
  • TOYOTA GAZOO Racing Europe 社長 平井正人
    平井正人 TOYOTA GAZOO Racing Europe 社長
  • チーム・ディレクター ロブ・ロイペン
    ロブ・ロイペン チーム・ディレクター
  • テクニカル・ディレクター デビッド・フローリー
    デビッド・フローリー テクニカル・ディレクター
  • パワトレ開発プロジェクトリーダー 主査 北村 融
    北村 融 パワトレ開発プロジェクトリーダー
  • 車両開発プロジェクトリーダー ジョン・リッチェンス
    ジョン・リッチェンス 車両開発プロジェクトリーダー
  • チームマネージャー ジョン・スティーグス
    ジョン・スティーグス チームマネージャー

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