86/BRZ Raceから参加型MSの最高峰へ
昨年、86/BRZ Raceに手軽に参加可能にするため、車両からレーシングスーツまでをレンタルでき、プロメカニックのサポート付きというチャレンジプログラムが登場した。全てが用意されているため、シリーズ参戦に踏み出せない、とりあえず出てみたい、というドライバーが参加することができた。
その「チャレンジプログラム」が2015年、大きく進化。86/BRZ Raceクラブマンシリーズのポイント最上位のドライバーに、スーパー耐久レースへの参戦権が与えられる。
スーパー耐久は、参加型MSの最高峰であり、毎戦40台以上のエントリーがある人気レース。アマチュアレーシングドライバーが憧れるレースである。
しかも参加できるチームは、第2戦から新チーム名となった「TOYOTA Team TOM’S SPIRIT」。 影山正彦監督を始めとしたプロフェッショナルなチームスタッフによって運営され、昨シーズンはシリーズ4位。今シーズンも開幕戦で2位表彰台を獲得し、チャンピオン争いの中にある。ドライバー陣もまた、井口卓人選手、蒲生尚弥選手、松井孝允選手という、将来が期待される若手のトップドライバー達。
こんなチームでレースに参加することができる! またとないチャンスだ。
いよいよ次戦で「チャレンジプログラム2015」のドライバーが決定!
チャレンジプログラム2015で決定するドライバーが参戦できるスーパー耐久レースは、7月4日~5日に開催される富士スーパー耐久8時間レース。86/BRZ Race第3戦終了時点でのシリーズポイント最上位者に参戦権が与えられる。つまり次戦、第3戦富士スピードウェイで決まるのだ。
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- 現在ランキングトップは、#450小野田貴俊選手。86/BRZ Raceには2013年の開幕戦から参戦していて、第3戦鈴鹿では7位入賞。2014年第1戦ツインリンクもてぎでも7位を獲得するなど、プロフェッショナルシリーズで上位入賞しても不思議ではないドライバーだ。今シーズンも第1戦で2位、そして第2戦では優勝を飾り、38ポイントを獲得している。
「ぜひスーパー耐久で走ってみたいですね。プロのチームで走るのは楽しみです」レース経験が豊富な小野田選手にとっても、スポット参戦とはいえ、プロフェッショナルなチームでのレースに憧れがあるようだ。
- 現在ランキングトップは、#450小野田貴俊選手。86/BRZ Raceには2013年の開幕戦から参戦していて、第3戦鈴鹿では7位入賞。2014年第1戦ツインリンクもてぎでも7位を獲得するなど、プロフェッショナルシリーズで上位入賞しても不思議ではないドライバーだ。今シーズンも第1戦で2位、そして第2戦では優勝を飾り、38ポイントを獲得している。
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- 小野田選手を追うのは#305遠藤浩二選手。第1戦では小野田選手と激しく争って優勝を果たしたものの、第2戦は4位に留まり、4ポイント差の34ポイントとなっている。映画やドラマなどに楽曲を提供する作曲家という異色のドライバーで、86/BRZレースにも2013年から参戦。2014年も9レースに参戦したものの、上位入賞はなかった。しかしエリーゼレースでシリーズチャンピオンを2度獲得するなど、速さは十分。クラブマンシリーズでその本領を発揮している。
「ぜひGAZOO Racingの86で走ってみたいですね・・・」と遠藤選手。しかしスーパー耐久にシリーズ参戦しているため、チャレンジプログラムに選ばれたとしても難しいかもしれない。ただシリーズチャンピオンを狙っているので、1レース1レース全力で頑張りますとのこと。
- 小野田選手を追うのは#305遠藤浩二選手。第1戦では小野田選手と激しく争って優勝を果たしたものの、第2戦は4位に留まり、4ポイント差の34ポイントとなっている。映画やドラマなどに楽曲を提供する作曲家という異色のドライバーで、86/BRZレースにも2013年から参戦。2014年も9レースに参戦したものの、上位入賞はなかった。しかしエリーゼレースでシリーズチャンピオンを2度獲得するなど、速さは十分。クラブマンシリーズでその本領を発揮している。
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- シリーズランキング3位につけているのは、#759岩本佳之選手。カローラ名古屋の社員ドライバーで、2014年から86/BRZレースに参戦。昨シーズンはチームの戦略などもあり、上位入賞することはできなかった。しかし今シーズンは結果を出すために体制を強化、その成果が第1戦4位、第2戦5位という結果につながった。シリーズポイントは18ポイント差の20ポイントと、少し差が大きい。小野田選手を逆転するためには、第3戦を優勝することが必須とハードルが高くなってしまったが、可能性はゼロではない。
「富士はレースの経験数も多いコースです。今シーズンはレースペースは悪くないので、開幕戦のように予選で失敗しないようにすることが大事ですね。地元の関東勢は速いドライバーが多いですけど、もちろん優勝を狙っていきます」
- シリーズランキング3位につけているのは、#759岩本佳之選手。カローラ名古屋の社員ドライバーで、2014年から86/BRZレースに参戦。昨シーズンはチームの戦略などもあり、上位入賞することはできなかった。しかし今シーズンは結果を出すために体制を強化、その成果が第1戦4位、第2戦5位という結果につながった。シリーズポイントは18ポイント差の20ポイントと、少し差が大きい。小野田選手を逆転するためには、第3戦を優勝することが必須とハードルが高くなってしまったが、可能性はゼロではない。
この3人のドライバーによってシリーズポイントが争われ、チャレンジプログラム2015のシートが決定する。果たして誰がスーパー耐久に参戦することになるのか?? 注目の第3戦富士スピードウェイは、6月6日~7日に開催される。