2021 Rd.9/10 OKAYAMA

86/BRZ Race 2021 第7大会(第9戦 第10戦) 岡山国際サーキット

    86/BRZ Race 2021年 第7戦 岡山国際サーキット

    約2ヶ月ぶりの実戦となる第7大会から
    シーズンは後半戦に突入する

    7月24日-25日に宮城県のスポーツランドSUGOで第4大会が実施され、2021年のTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceは予定されている年間8大会の半分を終了したことになる。本来ならば、8月の最終週に十勝スピードウェイで第5大会が、9月に鈴鹿サーキットで第6大会が実施されるはずだった。だが、新型コロナウイルスの感染拡大によって多くの都道府県に緊急事態宣言が発令された。感染拡大防止の側面からも第5大会、第6大会の開催が相応しくないと判断し、予定されていたスケジュールでの開催は中止となった。その後、第5大会の十勝スピードウェイは10月30日-31日に延期され、第6大会の鈴鹿サーキットは残念ながら中止となった。

    新型コロナウイルスの感染拡大は9月に入ると減少傾向となり、10月16日-17日に岡山国際サーキットで行なわれる第7大会は予定通りに開催されることとなった。実に2ヶ月半ぶりの開催となる第7大会は、第9戦、第10戦のダブルヘッダーでシリーズチャンピオン争いにとって重要な戦いとなる。

    ここまでのシリーズランキングを振り返っておくと、プロフェッショナルシリーズは5戦中3勝の♯10菅波冬悟選手が78ポイントでトップ、2位は♯80宮田莉朋選手で58ポイント、3位は♯82谷口信輝選手で42ポイント、4位は♯98近藤翼選手と♯60服部尚貴選手が36ポイントで同点となっている。トップ5の内3台がOTG MOTOR SPORTSからエントリーする選手で同チームが圧倒的な強さを見せていて、このままの調子を維持できれば念願のシリーズチャンピオン獲得の可能性は高いといえる。

    第4戦プロシリーズは♯80宮田莉朋選手(写真中央)がポールトゥウィンで今期初優勝
    第4戦プロシリーズは♯80宮田莉朋選手(写真中央)がポールトゥウィンで今期初優勝

    クラブマンシリーズ・エキスパートクラスは混戦で、トップから5位までが16ポイント差となっていて、だれがシリーズチャンピオンに向けて後半戦をリードするか分からない状況だ。ポイントランキングトップに立つのは♯703花里祐弥選手で61ポイント、2位は♯522地頭所光選手で60ポイント、3位は♯556呉良亮選手で57ポイント、4位は♯38神谷裕幸選手で54ポイント、5位は♯380菱井将文選手で45ポイントとなっている。

    エキスパートクラスは♯703花里祐弥選手が第4戦・2位、第5戦・優勝でランキングトップ
    エキスパートクラスは♯703花里祐弥選手が第4戦・2位、第5戦・優勝でランキングトップ

    クラブマンシリーズ・オープンクラスは獲得ポイントの大会7戦分のポイントが有効となる規定となっているので、まだまだ状況はわからない。現状でポイントランキングトップに立つのは♯124西澤嗣哲選手で59ポイント、2位は♯559岡田整選手で57ポイント、3位は♯870塙瞬佑選手で42ポイント、4位は♯19/62咲川めり選手で36ポイント、5位は♯21高月瑠偉選手で29ポイントとなっている。

    オープンクラスは♯124西澤嗣哲選手(写真中央)が第5戦・優勝を飾りランキングトップ
    オープンクラスは♯124西澤嗣哲選手(写真中央)が第5戦・優勝を飾りランキングトップ

    エントリーリストによるとプロフェッショナルシリーズに参戦するのは28台、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが27台、クラブマンシリーズ・オープンクラスが52台の計107台が岡山国際サーキットのグリッドに並ぶことになる。なお、岡山国際サーキットの決勝レースの最大出走台数は42台となっているので、クラブマンシリーズ・オープンクラスの下位10台はクラブマンシリーズ・エキスパートクラスと混走となる。
    プロフェッショナルシリーズは♯80宮田莉朋選手が他のカテゴリーと重複しているために欠場となっているが、その他のポイントランキング上位の選手は出場予定。過去の岡山国際サーキットのリザルトを見ると♯82谷口信輝選手と♯34佐々木雅弘選手が上位争いを行なっていることが多い。圧倒的な強さを見せている♯10菅波冬悟選手をどこまで追い詰められるかが見物となる。
    クラブマンシリーズ・エキスパートクラスはポイントスタンディング5位までの選手全員が出場予定。同クラスは全戦のポイントが有効となるので、シリーズを追っているこの5選手が実質的なシリーズチャンピオン争いとなる。
    クラブマンシリーズ・オープンクラスはポイントスタンディング上位5台の内の1台が欠場となっているが、前述のように有効ポイント制となっているため欠場しても最終的な絵ランキングには影響しない場合がある。

    どのクラスも約2ヶ月ぶりの実戦となり、待ちわびていた選手達は白熱したレースを展開してくれるはず。第7大会第9戦、第10戦の岡山国際サーキットは10月16日(土)に予選と第9戦の決勝レース、17日(日)に第10戦の決勝レースが実施される。



    YouTube動画配信情報。
    「T.R.A.事務局」のチャンネル登録をお願いいたします!

    10月16日(土) ~17日(日)開催の岡山は、T.R.A.事務局公式チャンネルよりYouTube動画配信を実施予定です。

    現地より、公式予選/決勝レースのライブ配信(タイミングモニター or レース映像)予定です。
    新型コロナの影響もあり、サーキットでのレース観戦が難しい方もいらっしゃると思います。
    下記URLをご確認の上、ぜひ86/BRZ Raceをご視聴ください!
    T.R.A.事務局のチャンネル登録もお願いいたします!

    URL: http://www.youtube.com/c/TRA事務局

    大会基本情報

    日程:
    10月16日(土) ~17日(日)
    開催サーキット:
    岡山国際サーキット
    住所:
    岡山県美作市滝宮1210
    1周距離:
    3.703km
    コース幅:
    12~15m
    コースレコード:
    1'50"182 阪口良平
    周回数:
    12
    レース距離:
    44.436Km
    最大決勝出走台数:
    42台

    コース図

    岡山国際サーキット コース図

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    全戦の模様が、CSのスポーツチャンネルJ SPORTS 3の番組「MOTOR GAMES TV」にて放映決定!レースの模様から裏側まで、観戦がもっと楽しくなる情報をお伝えします。

    第9戦 第10戦 岡山国際サーキット 放送スケジュール
    11月8日(月)21:00~ 第9/10戦 予選 岡山国際サーキット
    11月15日(月)21:00~ 第9/10戦 決勝 岡山国際サーキット

    (※放送後にはTOYOTA GAZOO Racing WEBサイトにて番組動画を公開する予定です。)