コースの事前下見走行のこと。ドライバーとコ・ドライバーは、競技開始前にスペシャルステージ(SS)をあらかじめ入念に下見し、コーナーの大きさや起伏、路面状況、障害物などをチェック。ドライバーが判断し、口頭で伝える情報をコ・ドライバーがペースノートと呼ばれるノートに記録し、これを本番走行時に読み上げ、ドライバーはその情報を基に運転します。レッキは通常1つのSSあたり2回までで、通常は速度制限も設けられています。このため、限られた時間内にいかに正確なペースノートを作れるかがポイントです。レッキ(Recce)は、調査を意味する英単語「Reconnaissance」の略です。