ラリー GAZOO Racingは全日本ラリーとTRDラリーチャレンジを応援します!

TRD Rally Challenge Round2 in 長野

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GAZOO Racingドライバー脇阪選手・飯田選手がラリー初参戦!さわやかな新緑をラリーカーが駆け抜ける!!

大会概要

大勢のギャラリーを迎え、盛り上がりは最高潮!

3台体制での参戦となったGAZOO Racing。狙うは連戦総合優勝!?
3台体制での参戦となったGAZOO Racing。
狙うは連戦総合優勝!?

新緑が濃さを増し、夏を思わせる陽気が時折顔を覗かせる中、長野県須坂市において「TRDラリーチャレンジ Round2 in 長野」が開催された。関東が梅雨入りとなり天候が心配されたが、当日は1日通して晴れのラリー日和。

今回のエントリーは前戦よりも5台増の33台。ラリー初参戦の方や女性参加者が多く見受けられ、スタート会場は華やかな雰囲気に包まれた。また、多くのギャラリーやメディアがサービス会場に訪れるなど、注目度の高さを物語っていた。

結果概要

各クラスで白熱のバトル。総合優勝はクラス5ヴィッツ!

今回総合優勝を飾ったのは、クラス5にヴィッツで参戦する西能選手・波田選手。今後も86 vs ヴィッツの戦いが見逃せない。
今回総合優勝を飾ったのは、クラス5にヴィッツで参戦する西能選手・波田選手。今後も86 vs ヴィッツの戦いが見逃せない。

長野県菅平高原を舞台にして行われた今回のTRDラリーチャレンジは、今シーズン初のグラベル(未舗装路)スペシャルステージ(SS)を3ステージ設定した7つのSSで構成。
ラリーらしさを存分に体感できるラウンドとなった。
クラス1(現行型ヴィッツ1,500cc)は、TRDラリーチャレンジ初参戦の大倉選手・戸田選手が優勝。前戦優勝の藤田選手・落合選手は惜しくも2位に終わった。
熱いバトル展開を見せたクラス2(2代目ヴィッツ1,500cc)では松岡選手・伊藤選手が追い上げるも、1.8秒差という僅差で戸塚選手・角田選手が初戦に続き優勝。
クラス3(初代ヴィッツ1,000cc)でも、波に乗っている野村選手・田﨑選手が優勝。
86のエントリーが5台に増えたクラス4(トヨタ車1,500cc以上)は、GAZOO Racingから参戦した脇阪選手・飯田選手が、ラリー初体験にも関わらず優勝。
クラス5(トヨタ車1,500cc未満)では西能選手・波田選手が優勝。見事86を抑え総合優勝を飾った。

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3台参戦のGAZOO Racing。初めてのラリー参戦に大興奮!

GAZOO Ladyの2人だけでなく、飯田選手にとっても足立選手は頼れる存在。スタート直前までレクチャーを受けていた。
GAZOO Ladyの2人だけでなく、飯田選手にとっても足立選手は頼れる存在。スタート直前までレクチャーを受けていた。
初心者とは思えない思い切りの良い走りを見せるGAZOO Lady。走るほどに速さを増していった。
初心者とは思えない思い切りの良い走りを見せるGAZOO Lady。走るほどに速さを増していった。

今回の長野ラウンドにはGAZOO Racingから3台がエントリー。 初戦に続き参戦したモリゾウ選手のコ・ドライバーには、全日本ラリー選手権で活躍している足立さやか選手。
同じくクラス4に86で参戦したのは、日本を代表するレーシングドライバーである脇阪寿一選手・飯田章選手。ラリーは初体験とのことで、どんな走りを見せるかスタート前から注目を浴びていた。
そして、こちらも初ラリーとなるGAZOO Ladyの奥野静香選手・皆川果澄選手。二人はクラス1にヴィッツでの参戦となった。

レッキ(事前試走)でコースミスしたことを互いに冗談で笑い合う脇阪選手・飯田選手は、過去にSUPER GTでチームメイトだったこともあり、コンビネーションはバッチリ。
また、モリゾウ選手がラリーに参戦するきっかけとなったという足立選手は「今日はGAZOO Racingの3台全てのコ・ドライバーです」と自身で語った通り、丁寧にチームをサポートしていた。

トップレーシングドライバーの実力を見せつける!

砂埃を上げながら、豪快にグラベル走行を楽しむモリゾウ選手
砂埃を上げながら、豪快にグラベル走行を楽しむモリゾウ選手
見事クラス4優勝を飾った脇阪選手・飯田選手。初めてのラリーを1日楽しんでいたようだ。
見事クラス4優勝を飾った脇阪選手・飯田選手。初めてのラリーを1日楽しんでいたようだ。

SS1峰の原は、今シーズン初となるグラベルコース。ラリー初参戦でいきなりのグラベル体験となったGAZOO Ladyの2人だったが、臆することなく果敢にアクセルを踏み込んだ。
約20km離れた下八町線にステージを移したSS2は、1.57kmのタイトな林道コース。すれ違えないほどの狭い道幅に加え、路面脇のスリッピーな落ち葉が参加者を苦しめる。ミスが許されない。

続いてのSS3大谷不動線ステージは3.77kmのハイスピードコース。緑のトンネルの中を一気に駆け抜ける素晴らしいステージだが、コース横が崖であったり「トリプルコーション(段差などの要注意箇所)」が多数設置されるなど、一筋縄では行かない。そのSS3で脇阪選手・飯田選手が堂々の総合トップタイムを記録。モリゾウ選手・足立選手も2番手タイムに続いた。
昼食後は、コースレイアウトを変更したSS4峰の原ステージ。SS1とは違った表情を見せるグラベルコースの攻略に苦戦しミスコースする参加者が続出。そんな中、午後からコ・ドライバーとドライバーの息がピッタリ合ってきたという脇阪選手・飯田選手が、またしても好タイムを記録。
SS5、SS6、SS7は、それぞれSS2、SS3、SS4と同じコースを走行。多くの選手がタイムを更新するなか、GAZOO Ladyの奥野選手・皆川選手もまたSS5でクラス3位タイのタイムを記録。

木曽では86の独走を許したヴィッツ勢だったが、今回1位・2位を奪取。
86とヴィッツの争いは今後さらに白熱していくだろう。

クラス別順位結果(上位3クルー)

クラス 順位 ドライバー/コ・ドライバー 車名
クラス1 1 大倉 聡/戸田 宏子 トヨタ・ヴィッツRS NCP131
2 藤田 豊久/落合 孝平 トヨタ・ヴィッツRS NCP131
3 加藤 孝明/小林 初美 トヨタ・ヴィッツRS NCP131
クラス2 1 戸塚 和幸/角田 大輔 トヨタ・ヴィッツRS NCP91
2 松岡 淳/伊藤 和明 トヨタ・ヴィッツRS NCP91
3 松嵜 千冬/鈴木 宏邦 トヨタ・ヴィッツRS NCP91
クラス3 1 野村 長/田﨑 彩夏 トヨタ・ヴィッツ SCP10
2 新井 祐一/小泉 雅之 トヨタ・ヴィッツ SCP10
3 タケ/星野 郁 トヨタ・ヴィッツ SCP10
クラス4 1 脇阪 寿一/飯田 章 トヨタ86
2 滝 直樹/小川 重行 トヨタ86
3 山崎 茂/中村 三泰 トヨタ・スターレット EP82
クラス5 1 西能 徹/波田 隆志 トヨタ・ヴィッツRS NCP91
2 中村 平祐/中村 祐太 トヨタ・ヴィッツRS SCP13
3 名倉 成幸/名倉 洋子 トヨタ・ヴィッツRS NCP91

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