GR-FOURはWRCで培ってきた
4WDの走りのノウハウを
市販車にフィードバックしたトヨタ純正スポーツ4WDシステム。
その開発の原点には、
モータースポーツで勝つためにつくられたクルマを
市販車に使っていただくという逆転の発想がある。

GR-FOUR MOVIE

【GR YARIS×GR COROLLA】
STORY OF GR-FOUR

THE PHILOSOPHY
OF GR-FOUR

01

Keyword of
GR-FOUR development

モータースポーツという限界域での

もっといいクルマづくり。

モータースポーツという極限の状態で鍛えることで、お客様が普段乗っていても壊れないクルマになる。
普通20万キロで壊れる部品がモータースポーツでは1000キロで壊しては直すが実践される。

「失敗してもいい」

車が壊れることを恐れていては限界に挑戦できない。
限界に挑戦することで、そこにある問題に気づくことができ、カイゼンをすることができる。

ドライバーファーストなクルマづくり。

モータースポーツでのライバルとの熾烈なバトルの中でクルマに求められる1番の大切なことは、あらゆるシチュエーションでドライバーがクルマと対話できること。ドライバーがクルマを信用できること。
02

System of GR-FOUR

GR-FOURの特徴

POINT 01ドライバーが自分の好みや運転する
シチュエーションに合わせて、
駆動力配分を変更できる3つの4WDモード

POINT 02スポーツカーとして重要な諸元である
パワーウェイトレシオの低減に寄与する、
電子制御式の4WDシステム

“GR-FOUR”として
トヨタスポーツ4WDのDNAを継承。
アクティブトルクスプリット4WDシステム

あらゆる路面状況において4輪へのトルク配分を即座に制御し、
トラクションを余すことなく路面に伝達。
発進から高速域までの幅広い速度域で、
ダイレクトな操作フィールを可能にします。
強烈なGが加わるコーナーでは4輪で路面をしっかりグリップ。
前後輪に最適なトルクを与えることで鋭く旋回、
ドライバーの意思に応じた車両姿勢へとクルマを自在にコントロールできます。
WRCからフィードバックした様々なノウハウを惜しみなく投入することで、
トヨタ独自開発のスポーツ4WDとして運動性能を、
さらに高い次元に引き上げています。

  • NORMALモード[前輪60:後輪40]
    静的な荷重配分に合わせた前輪寄りの前後駆動力配分とすることで、 通常走行領域における旋回性能と安定性を高いバランスで両立。 安心感のある走りが体感できます。
  • GRAVELモード[前輪53:後輪47]
    加速時の荷重移動を考慮した前後駆動力配分で、トラクション性能を最大限に発揮することを狙ったモード。タイヤ摩擦円の限界領域でも4輪のトラクションを読みやすく、前へ車両を進める車両挙動としています。
    ※GR COROLLAはSPORTモード[前輪30:後輪70]となります。後輪寄りのトルク配分とすることで、FRのようなきびきびしたハンドリングが楽しめるスポーツモードです。
  • TRACKモード[前輪60~30:後輪40~70で連続可変]
    ドライバーの操作と車両状態に応じ、駆動力をフロント寄りからリヤ寄りまで連続的に可変させるモード。操舵に応答するフロントタイヤと、アクセル操作に応答するリヤタイヤのトラクションによるコントロール性を重視しています。
    ※TRACKモードの可変制御はGRヤリス2024年モデルに搭載。現行GR COROLLAのTRACKモードは前輪50:後輪50の駆動配分(固定)となります。
3つのモードから状況に合わせた走りを選択。
4WDモードセレクトスイッチ
(NORMAL / GRAVEL / TRACK)
電子制御多板クラッチを用いたアクティブトルクスプリット4WDシステムにより、前後輪のトルク配分を「NORMAL(前輪60:後輪40)」、「GRAVEL(前輪53:後輪47)」、「TRACK(前輪60~30:後輪40~70で連続可変)」の3つの制御モードから選択できます。
コーナー立ち上がりのトラクションを確保。
トルセン®LSD
アクティブトルクスプリット4WDシステムの性能をさらに引き上げるトルセン®LSDをフロント&リヤデフに設定。常に変化する路面状況に最適なトルクを瞬時に配分し、コーナリングにおける鋭い立ち上がり加速や、安定したコントロール性能を確保します。[RZ“High performance”に標準装備]
走ることの楽しさを追求。
EXPERTモード付VSC
ドライブモードがSPORTモードまたはCUSTOMモードで、VSC OFFスイッチ短押し時にEXPERTモードが作動。自らの運転テクニックでサーキット走行を楽しめるよう、ドライバーによるコントロール領域を最大限に残しつつ、車両挙動が大きく乱れた場合には乱れを緩和させる制御が介入します。
03

History
from GT-FOUR to GR-FOUR

  • 1986

    フルタイム4WDスポーツ セリカ GT-FOUR誕生

  • 1988

    セリカ GT-FOURがWRC グループAに参戦

  • 1989

    セリカ GT-FOURがWRC初優勝

    WRC第10戦ラリー・オーストラリアにてユハ・カンクネンが初優勝。

  • 1990

    トヨタドライバーが初めてWRCドライバーズタイトルを獲得

    カルロス・サインツが、トヨタドライバーとして
    初のWRCドライバーズタイトルを獲得した。

  • 1992

    カルロス・サインツがトヨタで2度目のWRCドライバーズタイトルを獲得

  • 1993

    トヨタが初のWRCマニュファクチャラーズタイトルを獲得

    11月にはユハ・カンクネンがトヨタで通算4度目のWRCチャンピオンを決める。
    トヨタはドライバーとマニュファクチャラーのダブルタイトルを獲得した。

  • 1994

    トヨタが2年連続でWRCマニュファクチャラーズタイトルを獲得

    11月にはオリオールのWRCチャンピオンが決定。
    ディディエ・オリオールはトヨタで3人目のWRCチャンピオンに。

  • 1999

    トヨタ、WRC撤退

  • 2017

    トヨタがWRCに復帰。ヤリス WRCがデビュー

    トミ・マキネンとともにヤリスWRCを開発。
    デビュー2戦目のラリー・スウェーデンで早くも優勝。
    ドライバーは、ヤリ- マティ・ラトバラ。

  • 2018

    WRCマニュファクチャラーズタイトルを獲得

    最終戦ラリー・オーストラリアにてシーズン5回目の優勝を飾った。
    トヨタとしてはWRC通算50勝目をあげ、
    19年ぶりのマニュファクチャラーのタイトルを獲得した。

  • 2019

    WRCドライバーズタイトル / コ・ドライバーズタイトルを獲得

    最終戦を待たずしてラリー・スペインにて、トヨタの選手として25年ぶりに
    オット・タナックがWRCチャンピオンを決める。

  • 2020

    GR-FOUR誕生、GRヤリス発表

  • 2021

    GR YARIS GR4 Rallyが全日本ラリーに参戦

    WRCドライバーズタイトル / コ・ドライバーズタイトル / マニュファクチャラーズタイトルを獲得
    最終戦ラリー・モンツァにて、セバスチャン・オジエがシーズン5度目の優勝。
    チームとして27年ぶりに三冠達成。

  • 2022

    GR YARIS Rally1がWRC Rally1に参戦

    GRカローラを発表

    2年連続でWRC三冠達成。
    ラリー・ニュージーランドにて、カッレ・ロバンペラがWRC史上最年少でドライバーズタイトルを獲得。

    最終戦直前の第12戦ラリー・スペインにて、2年連続でマニュファクチャラーズタイトルを獲得。

  • 2023

    GR YARIS Rally1 HYBRIDがWRC Rally1に参戦

    改良型GRカローラ発表

    年間9勝で3年連続となるマニュファクチャラーズタイトルを獲得。
    カッレ・ロバンペラ/ハルットゥネン組は年間3勝でドライバーズおよび
    コ・ドライバーズ・タイトルを獲得。3年連続となる三冠を達成。

  • 2024

    GR Yaris Rally2 がFIAホモロゲーションを取得

    改良型GRヤリス発表

    WRCドライバー監修の特別仕様車 オジエEdition、ロバンペラEditionを発表

    GR YARIS Rally1 HYBRIDがWRC Rally1に参戦

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