ACROPOLIS RALLY GREECE
WRC 2022年 第10戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ
昨年久々にWRCのシリーズに復帰した、
長い歴史と伝統を誇るラフグラベルラリー
アクロポリス・ラリー・ギリシャは、1951年に初めて開催され、WRC創設初年度の1973年からシリーズに組み込まれてきた、長い歴史と伝統を誇るクラシック・イベントである。非常に人気が高いラリーで、ほぼ毎年のようにWRCとして開催されてきたが、2013年大会を最後にWRCのカレンダーから外れ、以降2018年までERC(ヨーロッパ・ラリー・選手権)の1戦として行なわれていた。その後しばらく開催されなかったが、2021年久々にWRCに復帰。2022年大会は首都アテネをスタートし、中央ギリシャのルートラキとラミアを中心に開催される。ステージの路面は全体的に石や岩が多い荒れたグラベル(未舗装路)で、タイヤやサスペンションにダメージを与えないような、クリーンな走りが求められる。
アクロポリスはかつて「カーブレイカー・ラリー」と呼ばれるなど、クルマにとって非常に過酷なラリーとして知られていた。未舗装路は非常に荒れており、気温もかなり上昇するため、スピードもさることながら、クルマを壊すことなく走り続ける技術も求められた。2021年大会に関しては主催者の努力によって道が整備され、路面のコンディションは比較的良好だったが、ラリーウィークに降った雨により湿っていたりぬかるんでいたステージも多くあった。非常にトリッキーなコンディションでの戦いは、カッレ・ロバンペラが初出場ながら優勝。キャリア2勝目を飾った。
大会基本情報
- 開催国:
- ギリシャ
- 日程:
- 9月8日(木)~11日(日)
- サービスパーク:
- ラミア
- 路面:
- グラベル
- SS:
- 16 (SSトータル距離:303.30km)
- 総走行距離:
- 1,189.42km
開催国情報
- 首都:
- アテネ
- 時差:
- -6時間
- 人口:
- 約1,067万人(2021年 IMF)
- 言語:
- 現代ギリシャ語
※最新情報は wrc.com をご覧ください。
アイテナリー
※最新情報は wrc.com をご覧ください。
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現地時間 日本時間 距離 ロケーション Shakedown
9/8シェイクダウン 08:01 9/8
14:013.62 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY1 9/8 SSS1 20:08 9/9
02:081.95 EKO SSS Olympic Stadium -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY2 9/9 SS2 07:53 9/9
13:5317.95 Loutraki 1 SS3 08:46 9/9
14:4614.42 Harvati SS4 11:29 9/9
17:2917.95 Loutraki 2 SS5 13:12 9/9
19:1213.99 Dafni SS6 15:15 9/9
21:1521.03 Livadia SS7 17:53 9/9
23:5322.97 Bauxites -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY3 9/10 SS8 08:33 9/10
14:3333.2 Pyrgos 1 SS9 09:34 9/10
15:3417.42 Perivoli 1 SS10 11:08 9/10
17:0823.37 Tarzan 1 SS11 14:33 9/10
20:3333.2 Pyrgos 2 SS12 15:34 9/10
21:3417.42 Perivoli 2 SS13 17:08 9/10
23:0823.37 Tarzan 2 -
現地時間 日本時間 距離 ロケーション DAY4 9/11 SS14 09:08 9/11
15:0816.9 Eleftherohori 1 SS15 10:11 9/11
16:1111.26 Elatia-Rengini SS16 13:18 9/11
19:1816.9 Eleftherohori 2 - WOLF Power Stage
過去の戦績
- 1位
- カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン
- 2位
- オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ
- 3位
- セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア
- 6位
- エルフィン・エバンス/スコット・マーティン