【1】Googleナビを使う
自分が普段使っているスマートフォンにある「Googleナビ」。日本語で「ニュルブルクリンク」を入れて、後はナビの指示(もちろん日本語)に従って走ればちゃんと案内してくれる。
ただし、パケット代とバッテリー切れに注意。海外用のWIFIルーターやシガーライターから電源を取る「USB充電器」などを準備しておいたほうがいい。
「ニュルブルクリンク24時間耐久レースに行ってみたい!!」、そんなあなたをサポートするコンテンツ「ニュルブルクリンクの歩き方」。第1回目は概要を説明したが、第2回目は実践編「ドイツ・フランクフルトからニュルブルクリンクまで移動」だ。自動車文化の本場でアウトバーンのあるドイツは、道路事情や走行ルールは日本と同じ? 違う? また、ナビの設定やガソリンスタンドの使い方は? そんな疑問に全て答えます!!
自分が普段使っているスマートフォンにある「Googleナビ」。日本語で「ニュルブルクリンク」を入れて、後はナビの指示(もちろん日本語)に従って走ればちゃんと案内してくれる。
ただし、パケット代とバッテリー切れに注意。海外用のWIFIルーターやシガーライターから電源を取る「USB充電器」などを準備しておいたほうがいい。
基本的には日本で使っているナビゲーションと操作方法に大きな違いはないが、様々な国で使うことを考えて言語が数種類用意されている。ただ、残念ながら「日本語」はないため「英語」と言うことになる。目的地(Destination)→フリーワード検索で「Nurburgring」と入れれば、ほとんどのナビゲーションは一発で出てくるはず。
フランクフルト空港からニュルブルクリンクまではドイツの高速道路「アウトバーン」を使って向かう。経路は非常にシンプルで空港→A3(アウトバーン3号線)をケルン方向→A48(アウトバーン48号線)をコブレンツ方向→A61(アウトバーン61号線)をケルン方向→ニュルブルクリンに看板が見えたら出口を降り、B412(国道412号線)を道なりに進めばOK。距離は163km、時間にして約1時間半である。
B412(国道412号線)を道なりに進む
日本と最大の違いは「右側通行」であること。初めて走る時は「間違えないか?」と不安になるかもしれないが、日本(右ハンドルで左側通行)でも、ドイツ(左ハンドルで右側通行)でも「ドライバーは常にセンターライン側」なのは変わらないので、それを常に意識して乗っていれば大丈夫。
アウトバーンは「速度無制限」と言うイメージが強いが、現在は「速度制限(80/100/130km/h)」箇所も多くなっているので、シッカリと看板を見て走ること。
日本もセルフ式が増えているが、違うのは「支払い方法」だ。日本だと給油機の場所で全て完了できるが、ドイツは事務所の中のレジで支払いを行なうのが基本。「言葉の壁が…」と心配する人もいるかもしれないが、給油機に書かれている「番号」を言えば大丈夫。支払いは現金とクレジットカードどちらも使える。
ちなみにドイツには日本のようなコンビニはない。そのためガソリンスタンドがその役目を担っており、店内にはカー用品以外に飲み物や食料品はもちろん、雑誌や雑貨など、様々な物が販売されているため、困ったらガソリンスタンドへ行くべし!!
ちなみにニュルブルクリンクに最も近いガソリンスタンド(ニュルブルクリンリンク北コースのストレート「ドッティンガー・ホーエー」沿いにある)には、ニュルブルクリンクのグッズやステッカー、ウエアなどもたくさん販売されている上に、何とミニカーショップまで併設されているので、長居したくなってしまう(笑)。
このガソリンスタンドは、ニュルブルクリンク北コースで開発テストを行なっているテストカーが燃料補給のために立ち寄ることでも有名で、タイミングが合えば世紀のスクープ写真(!?)も撮影することも可能である。
Vol.3を読む