2023 Rd.4 蘭越 ニセコ

ラリーチャレンジ 第4戦 蘭越 ニセコ

    ラリーチャレンジ 第4戦 蘭越 ニセコ 大会情報

    ラリチャレならではの安心と各種優遇措置で、
    北海道本格グラベル林道ラリーに参戦!!

    6/3(土)~6/4(日)、北海道磯谷郡の蘭越町役場をメイン会場としてTOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge Cup in 蘭越 ニセコが開催される。今回で通算4回目の開催となる蘭越 ニセコラウンドは、初夏の北海道の爽やかな空気と本格グラベル(未舗装路)ラリーを体感できるラリーとして人気のラウンドだ。シリーズ唯一のグラベル主体のステージとなるが、JAF北海道ラリー選手権 「2023 ARK スプリント 300」にクラス編入しての開催ということもあり、全日本ラリー選手権でも使用される国内屈指の良質グラベル林道コースを使用しての攻めごたえのあるコース設定となる。本戦開催の一ヶ月後に「2023 ARK ラリー・カムイ」、そして「RALLY HOKKAIDO」を控えラリー熱が高まる北海道での1戦を、ぜひ選手としても体感してほしい。

    ※2023年4月28日時点の情報です。変更の場合があります。

    ランキング争いにおいて重要な1戦。
    ここでのポイントが後々の勝負を左右する。

    本戦は、合計6本のSS(スペシャルステージ/タイムアタック区間)で競われる。距離こそ短くなるが、全日本ラリー選手権のARKラリー・カムイと同じグラベル林道を2本使用する。一言にグラベル林道と言ってもSUN-RISE(2.82km)とMAGNORIA REVERSE SHORT(3.4km)では路面のフィーリングやコーナーのリズムが異なり、いずれも一筋縄では行かないハイレベルなコースとなる。そして、河畔公園を使用したギャラリーSSは例年のコースから延長しての設定となる。舗装路面と未舗装路面のミックスSSとなるので、短距離とはいえ気の抜けないステージとなることが予想される。

    ラリー文化が地域に定着している蘭越町では、例年多くのギャラリーの方々が応援に駆けつけ暖かく迎え入れてくれる。公園でのSSはもとより、セレモニアルスタートやフィニッシュ会場、移動区間であるリエゾンにおいても地元の方々が応援してくれる姿がある思われるので、エントラントのみなさんにはぜひ手を振って応えてほしい。またリエゾンでは、雄大な姿を見せる羊蹄山の麓や一面の穀倉地帯の中を走り抜ける爽快感を経験していただきたい。
    なお本戦は、競技エントリーに際して立地的観点から様々な優遇措置が受けられる。通常の優勝ポイントが12ポイントのところ15ポイント獲得できる特別ポイント制度や、参戦費用のキャッシュバック制度※。さらにはラリチャレ参戦者はフェリー輸送の割引も受けられることとなる(FAXでの申込みが必要)。北海道でのラリーに憧れながらも遠地だからと諦めていたクルーも、この機会にぜひ参戦を検討してみてはどうだろうか。
    初めてラリーに参戦するクルーに向けての初心者講習も毎戦実施している。競技の大まかな流れや、注意すべき点についても事前に講習を受けられるので、安心して参加してほしい。
    ※キャッシュバック対象者には条件があります。詳しくは2023シリーズ規則書等をご参照ください。

    ラリーの舞台となる蘭越町およびニセコ町は、「蝦夷富士(えぞふじ)」とも呼ばれ親しまれている羊蹄山をのぞむ地域。北海道らしい広大な景色に羊蹄山の優美な姿がよく映えるシチュエーションは本ラウンドのリエゾンの名物シーンといえる。また開催時期の6月は、本州では梅雨入り時期と重なるが、北海道では一年で最もさわやかな、いよいよ初夏本番の時節となる。
    ラリーの舞台となる蘭越町およびニセコ町は、「蝦夷富士(えぞふじ)」とも呼ばれ親しまれている羊蹄山をのぞむ地域。北海道らしい広大な景色に羊蹄山の優美な姿がよく映えるシチュエーションは本ラウンドのリエゾンの名物シーンといえる。また開催時期の6月は、本州では梅雨入り時期と重なるが、北海道では一年で最もさわやかな、いよいよ初夏本番の時節となる。

    ※2023年4月28日時点の情報です。変更の場合があります。

    参戦ポイント

    リエゾンの広大な風景から一転、白樺やクマザサがうっそうとしげるグラベルコースで例年、砂塵を舞い上げて疾走する熱いバトルが展開される。道幅がせまく、見通しもよくない箇所も多く、ドライビングテクニックはもちろんペースノート(コースの各種詳細情報を記載したノート)の精度が重要となる。
    リエゾンの広大な風景から一転、白樺やクマザサがうっそうとしげるグラベルコースで例年、砂塵を舞い上げて疾走する熱いバトルが展開される。道幅がせまく、見通しもよくない箇所も多く、ドライビングテクニックはもちろんペースノート(コースの各種詳細情報を記載したノート)の精度が重要となる。

    グラベルラリーが好きなラリーストにとって憧れの北海道ラリー。主に全日本ラリー選手権で使われるエリアとして十勝・陸別エリアと蘭越・ニセコエリアがあるが、同じ北海道とはいえ路面コンディションは大きく異なる。ちなみに今回のステージとなる蘭越ニセコエリアのほうが硬いグラベル路面と言われている。そのため、走行を重ねても路面は掘られにくく午前と午後での路面コンディションの変化は小さい印象だ。しかし、細かい砂利が浮き砂状態となり、スリッパリーになりやすい。いずれも高速SSで長いストレート区間も多いため、ストレートエンドからのコーナリングでマシンの挙動を乱しがちなので注意が必要だ。ジャンピングスポットこそないが、大きく浮き沈みするマシンをコントロール下に置きトラクションを的確に伝える走行をすることが重要だ。

    使用される林道は走行ラインのように砂利の道が露出しているため無意識にその上を沿って走りたくなるが、例年の上位ランカー選手は路幅を目一杯使用し、路肩の雑草の上も上手にインカットして走行することがある。ただし、溝やギャップで危険なこともあるので、そこが安全に走行できるラインかどうかは、レキでしっかり確認しなければならない。
    また本ステージでは天候にも留意すべきだろう。降雨での路面コンディションの変化はもちろんだが、完全にドライ路面の場合は砂煙に注意が必要となる。風が吹いていなければ、前走車が巻き上げた砂煙がコース上に留まり視界が遮られることもある。その状況において有視界での全開走行を続けることは相当の集中力を必要とするので、ペースノートをしっかり活用して走りたい。昨シーズンから始まった前日レキ制度を使えば土曜の午後にレキを行うことができるので、残った時間はレキ時の車載動画を使っての読み合わせやペースノートの清書などを余裕持って行える。また、当日朝も早朝のレキに参加しなくて良いことから、ゆっくり睡眠をとれるのでお勧めしたい。
    通常よりも多くのポイント獲得のチャンスがある蘭越ニセコラウンド。今後のシリーズランキング争いで優位に立つためにも、押さえておきたい1戦だ。

    ○サービスパーク
    蘭越町役場 駐車場
    北海道磯谷郡蘭越町蘭越町 258 番地 5

    ※2023年4月28日時点の情報です。変更の場合があります。

    関連トピックス